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やばい、

風引いた。

一昨日、半そで短パンでサッカー場に入ったのが原因か...。
やはり日の当たらない場所ではかなり涼しい。
その夜は38度くらいの熱が出ていたかな、多分。
次の日は今泊まっている宿のダニに15時からフットサルに誘われていた。
なので15時まで厚着しまくって寝まくって治す気ありまくりで頑張ったが治らんかった。
でもフットサル行ってきた。
もちろんそれで悪化した。

途中で宿に戻り寝まくるも治る気配はない。

終まいには腹も下し始めた。
朝が来るまでトイレは離れられない恋人でした。
薬には頼りたくないのだが、処方しました。

朝になると自然と腹の調子は収まった。
でも未だ本調子ではない。
明日にはサン-ペドロ-ラ-ラグーナを出なきゃいかんのに。

5泊中2泊は宿で寝てた。
ということで、世界で最も美しい湖の一つとされるアティトラン湖の全景を拝むことなくメキシコに戻ることになりそうです。

ばびょーん(泣)。

サパティスタ

みなさま今晩は。
2日連続の更新です。

今日はちょっと前の話。

年を越したサンクリストバル-デ-ラスカサスという町はメキシコのチアパス州にある町です。
チアパス州は先住民が多く住む地域であります。
非常に豊かな土地を持って入るものの、貧しい先住民の方々がたくさんおります。
そしてその立場を改善しようとして1994年1月1日に武装蜂起したゲリラ組織が題名の通り"サパティスタ"です。
この日は同時に北米自由協定(NAFTA)が発行された日でもあり、これによって貿易関税がなくなりアメリカなどの強力な資本を持った相手との競争が生まれ、貧しい農民たちの首を更に絞める形となった。

ゲリラ組織とはいうものの現在はメキシコ政府に対して対話路線に変更しており、現状を知った人たちからの支援もあるようだ。


穴だらけの説明ではあるが、このサパティスタの人たちが暮らす村の一つがサンクリストバル-デ-ラスカサスの近くにあり乗り合いバスで行くことができる。

村はサンクリストバル-デ-ラスカサスよりもさらに高地にあり、村にはモヤがかかり雨が降っていた。
パスポートを提示して、名前や国籍、訪問目的など幾つかの質問に答え中に入る。

村を見学すると同時に二人のサパティスタ兵士と話もすることができた。
彼らのスペイン語はネイティブではないためか非常に聞き取りやすい(とは言っても全てを聞き取れたわけではないが...)。
彼らの主張はやはり"貧しい農民達の立場を改善すること"らしい。そのためにメキシコ政府と闘っているといっていた。政府は貧しい農民たちのことを見て見ぬふりをしてようだ。
貧しさのため税金も払えず与えられる当然の権利も持ち合わせていないとのこと。

"観光客が興味本位で村を訪ねるのは迷惑ではない?"と質問してみたが、それについては"No"だと言っていた。
もちろんサパティスタとしての意見ではないかもしれないが話を聞いた人はそのように答えてくれた。
"ここに来て、私たちのことを知り、そしてメキシコの現場を知り、それをたくさんの人たちに伝えてくれればうれしい"とのことだった。

村の環境も決して良くない、生活も苦しいだろう。
でも、スペインが征服する以前から住んでいる先住民(自分達)の立場を改善しようと日々闘っている彼らを見ると頭が下がる。
そして現在の資本主義は強力な権力を持った人間がおいしい思いをする、利益を搾取する、そんな謝った世界でもあるのだと痛感した。

サンクリストバル-デ-ラスカサスという町に来るまで彼らの存在は全く知らなかったし、ここに来るまではメキシコの良い部分しか見ていない気になった。サパティスタを知って裏の部分、というかメキシコという国が抱える大きな問題を知る機会になりました。

サンクリありがとうー。

サパティスタの兵士のお二人は写真撮影も快諾してくれました(もちろん村の住民は撮れませんが)。

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謹賀新年

皆様、明けましておめでとうござります。
今年もよろしくお願いされたし。
さて、新年を迎えて既に6日が経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか?

わたくしは只今、グアテマラにおります。
アティトラン湖という湖の畔に身を置いておりまする。

初めての国境越えも、サンクリストバル-デ-ラス-カサスから次に向かう目的地がたまたま一緒だった、そして誕生日がたまたま1日違いだった、ほんでもってグアテマラに長いこといたことのある同い年のカズくんというイケてるメンズのお陰で労せず到着いたしました。

年明け後はカンクーン、チチェンイツァーを初めとしたユカタン半島の方を周る予定でしたが、予定を変更しました。
como siempre の予定変更です。
ユカタン半島は新婚旅行にとっておきたいと思います。

そんなことを言う前に、早く彼女を見つけろ...、いや、"彼女を作るために壁を乗り越えろ"というそんな皆様の思いは痛いほど承知しておりますので、どうか各々の胸の奥にそっとしまい置き下さい。

グアテマラの印象はと聞かれますとなかなか難しいですが、小さい村にいるせいか村の住人が気軽に声をかけてくれます。
メキシコよりもその頻度がかなり多くその点は非常にうれしい限りでござります。
湖もきれいで、その周りには3つの3、000m超の火山があります。
きれいな湖の後ろにそびえる山々をバックに見る景色は抜群でござります。

火山が厳しい親父とするならば、湖は慈愛の母といったところでしょうか...。

でも、実は浮気性なお母さんで夫の他に2人の浮気相手がいてしまうわけです。
人間の性とはそんなもんだと、人の心には闇の部分も存在するのだよと、そこまでアティトラン湖はと3つの火山は僕に教えてくれました。

10日にはメキシコシティへと戻り、13日にはアルゼンチンへと飛ぶので、おそらく"僕のグアテマラ=アティトラン湖"ということになります。あともう少しここに滞在する予定なので彼らからもう少し何かを感じ取れるように、平和的な対話路線で進んでいきたいと思います。

もちろん、フレンドリーなグアテマラの人達とも会話をして元気ももらいまっせー。

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