九月は秀山祭。

連休のどこかで午前の部に行くことは決まっていて、8月末は「早く9月にならんかな~」と考えていた。その日が待ち遠しいのはもちろんなのだが、実はもっと楽しみにしていたのが、夜の部の「連獅子」を会社帰りに幕見で観ること。

6月に復帰された片岡仁左衛門さんが、孫の千之助くんと踊るというもの。6月の復帰舞台「お祭り」を観られなかった私には、久しぶりの仁左衛門さんなのだ。

で、昨日の初日からあわよくば…と思っていたのだが、意に反して仕事が立て込んで、久しぶりの午前様( T_T)
なので、今日はスカッと定時5分過ぎには会社を出させて頂きましたにひひ

いつものように早足で、向かうは歌舞伎座。
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はい!間に合いました!上手側奥の席に陣取ることができました。ワクワクするな~。おっと、一応ヨメにメールしとくか(←コレが届いていなかった…)。

幕が上がって、まずは長唄からスタート。そして下手から仁左衛門さんと千之助くん登場。久しぶりの私は、お祭りじゃないが「待ってました!」という気分だ。声に出せたらどんなによいか。

パンフレットの解説によると、最初の踊りは、狂言師の右近と左近が、石橋(しゃっきょう)の謂れや、いわゆる千尋の谷の話などを表したものとのこと。ふむふむ。でも何より、仁左衛門さんがカッコいい。

つなぎ(2人が獅子の姿にお着替え中)に、2人の僧の掛け合い狂言があり、又五郎さんと錦之助さんが滑稽に、でもやり過ぎずにちょうどよい感じ。

そして、いよいよ祖父と孫による連獅子の舞。演奏もグングンと激しくなり、最後の毛振りへ。何度も拍手が起きる。千之助くんの赤い毛がシャープに回転する。仁左衛門さんはゆっくり大きく。ああ、こういう時に大向こうの方は「松嶋屋!」って声掛けできて羨ましい。

よかった。先週から引きずっている体調不良や、昨日からの疲れもいっぺんに吹き飛んだニコニコ こういう時間が持てて本当に幸せだ。さて、次は「御所五郎蔵」の幕見にくるぞ。
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昼の歌舞伎座
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夜の歌舞伎座
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せがれを塾のテスト&講義に送った後、さて、お迎えまで6時間あるわい。何をして時間を潰そうか? 一旦、家に帰って待機する手もあるが、往復で2時間近く使うのは如何にももったいない。

アイディアとしては、六本木まで足を延ばして、オルセー美術館展を観るか、池袋辺りの漫画喫茶で、ゴルゴやジョジョなんかを1巻からコンプするか。

茶店でモーニングを食べながら、しばし考えて、結局オルセー展に行くことに決めた。

途中、渋谷で途中下車して、所縁のお寺に30分ほどお参りした後、近くのローソンでオルセー展のチケットを購入。恵比寿経由で六本木の国立新美術館へ向かった。
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どれくらい混んでるかなあと思ってたけど、入ってみたら余裕を持って好きな絵を観られる感じニコニコ

おひとり様だから、誰に憚ることなく、行きつ戻りつしながら、気に入った作品を、何度も、好きなだけ時間を掛けて観たのだが、素晴らしい作品ばかりだ。

特に印象派の部屋では、水辺と田園の2つの風景に大別し、春の青、夏の緑、秋から冬の淡い茶と赤、冬の白。春夏秋冬が光と色の捉え方が楽しめる。特に、シスレーの「洪水のなかの小舟」、同じシスレーの「ルーヴシエンヌの道」の春~夏、「ルーヴシエンヌのゆき」の白と対比して展示してあってよい。

それから気に入ったのがフレデリック・バジール、入口すぐの【マネ、新しい絵画】の「バジールのアトリエ、ラ・コンダミンヌ通り」と、【肖像】の部屋の「家族の集い」、どちらも印象に残っている。

それと言うのも、先週まで読んでいた、伊集院静さん「美の旅人」で彼の人生に触れていたから。こうやって多少なりとも知識を頭にいれてくと、絵画鑑賞ってグンと楽しくなるんだなあ。

他にも素晴らしい作品があり過ぎてキリがないが、展示の仕方もよかったです。例えば、【近代生活】と名付けられた部屋では、ど真ん中のモネの「草上の昼食」の大作を挟んで、ドガの「バレエの舞台稽古」と「競馬場~」、モネも「アパルトマンの一隅」と「サン=ラザール駅」と対象的な作品を見比べることができる。

後、もう一つだけ。【レアリスムの諸相】の「干し草」「羊の群れのいる風景」なんかは絵画とは思えないリアルさ。でも、何より描かれている対象がいいからこそ心に残るんだと思う。

気が付けば2時間半、4往復くらい、いや、もっとかな。体調が悪いのも忘れて夢中になってました。最後は腰が痛くて出てきた感じかお

いや~ホント楽しかった。時間を作ってまた来たいなあ。
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嬉しくて図録と絵ハガキ買っちゃったにひひ 図録は2冊、1冊は実家の父親に送ってあげよう。愉しんでくれるといいな。
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7月は結局観劇しなかったので、今週八月納涼歌舞伎が始まった火曜日から夕方になると、どうもウズウズして落ち着かないことこの上ないσ(^_^;)

で、今日は珍しく外出から戻って、残務整理していたら、ん⁉これはイケるんじゃないかと思ったらもうダメ。サクサク動いて19:00に退勤打刻→歌舞伎座へ。どうかな~と思って覗いてみたら、「発売中」の札が。ヨッシャグッド!迷わずそのままエレベーターに乗って4階へ。

1ヶ月振りの歌舞伎観劇。嬉しくてニヤニヤが止まらないにひひ

さて、八月納涼歌舞伎、夜の部最後の演目は「怪談 乳房榎」。
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幕開き、お茶汲みの老女が茶屋から出てくる。瞬間「小山三!」と大向こうのかけ声。この納涼歌舞伎興行中に94歳になられるのに、元気に脇を務めている。素晴らしいなあ。

さて、序盤を手堅く、わかりやすくストーリーを進めると、中盤からは勘九郎の早替り、獅童との立ち回り、だんまりなど、一気にペースアップ。後半は本水を使った滝のシーンなど見どころたくさん、というより、後半は目が離せないところばかり目 早替りの度に拍手喝采だ。

でも、それだけじゃなく、勘九郎の演技が、どの役も丁寧で、だからこそ早替りも活きてくるんだなあと納得。

幕外で若い衆が英語で掛け合いするなど、楽しませようという気持ちが伝わってくる。そんな雰囲気に思わず「中村屋っ!」と声が出てしまう。控え目にだけどw 本当に楽しい芝居でした。

時間があれば、ヨメとせがれにも見せたいと思う。
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それにしても、勘三郎さんに声そっくりだなあ。もっと観ておくんだったと後悔。

さて、明日一日頑張るか。
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