6月もわずかとなりました。
雨の日が多くなってなんとなく体が重い感じがします。
気圧の低下は体調に影響を与えると聞きますが、
私の場合もそれとなく体調に影響していると感じます。
体にプラスになることを心がけるようにしています。
さて、本試験特有の緊張感には対策が必要です。
あらかじめ試験中の立ち回りを身に着けておきましょう。
◆脳内で避難訓練する
避難訓練は災害が起きたときに体がすぐ反応するよう、
イメージを作り感覚に落とすことに意味があります。
本試験も体の感覚からすれば非日常的な状況なので、
勝手に緊張して思考が鈍りやすくなります。
そんな状況でもあらかじめイメージができていれば
頭が真っ白になることなく対応することができます。
なので、イメージを作っておくことが大事になります。
学校では時間配分や難しい問題は飛ばす、ぐらいしか
言われず、受験生に委ねられているのではと思います。
試験までに脳内で避難訓練をしておき、
当日試験中に慌てないよう準備しておくようにしましょう。
◆ルーチン化しておく
時間配分は意識してやっている方が多いと思いますが
試験では見たことのないような問題・解答欄や、
読みづらい問題文、時間内に終わらないボリューム、
といった初見ならではのプレッシャーにさらされます。
ただでさえ緊張しやすい場面で冷静に対応できるかは
同じようなレベルにある受験生でも差がつくところです。
本試験でのこうした場面に対応できるように、
いまのうちからいろいろな場面を想像しておきます。
会場に着いたときに教室へ入る前にしておくことは?
教室に入ってから問題が配られる前にすることは?
当日試験会場へ持ち込むものは?
解答用紙が配られて解答欄を見たときは?
問題が配られてから開始までの時間ですることは?
理論と計算どちらのどこから解くか?
見たことのない問題や解答欄に出会ったときは?
計算のために必要な要素が見つからないときは?
問題を飛ばすとき後で戻るための印のつけ方は?
残り10分になったときにすることは?
時間がなくて理論が書ききれないときの端折り方は?
想像して対処の仕方を考えたら、
それを普段の答練で実践していきます。
答練を利用して感覚になじませていくようにします。
通信生も本番のつもりで答練を受けるようにします。
イメージトレーニングの機会だと意識付けします。
本試験当日のイメージを意識に落としておき、
緊張する場面でも力を出せるように整えましょう。