5月も半ばとなりすでに夏のような強い日差しですね。
今から熱中症対策と言われても気持ちが追いつきませんが、
体調を崩す人が周りに多く、気を付けています。
さて、直前期は点が伸びないと心配かもしれませんが、
たまたま点につながってないだけかもしれません。
◆スランプは誤解かも
勉強しているのに点数が出ないと不安になりますよね。
直前期では残り日数によるプレッシャーも感じてくるので、
点数が出ないと余計不安になりやすいと思います。
ただ、この時期の答練では広範囲の出題になります。
自分が特に力を入れて対策していたところが出なかった、
ということはよくあることでもあります。
自分が力を入れていることは、たいていの場合は
自分の苦手としている論点だったり、改正論点だったり、
暗記が回ってないところだったり、という個人テーマ。
取り組んだ箇所が出れば点数になったとも言えます。
点数は絶対値なのでつい目を奪われがちなのですが、
たまたま点になってない部分で努力していることも
あるはずなので、見逃さないようにしておきたいところです。
無駄に自信をなくして、スランプのように感じると
プレッシャーからますます方向性が狂いかねません。
◆点につながるときが来る
目指す本試験で点が取れればよいので、
今点につながってなくてもまだ大丈夫なはずです。
できなかったところを分析して復習したり、
間違いの癖に気付いて対策したり、をしておき、
後は自分のテーマに取り組んでいくスタンスに
収束していくものと思います。
いずれにしても、本試験で出たら点取れるようにする、
ために勉強しているようなものなので、
今それが点につながらなくても後で点になる可能性が
十分にあると思います。
ただ、出題されにくいようなマイナーなところを詰めすぎると
今の取り組みが正しい戦略ではない可能性があるので、
何に取り組むかは優先順位を考える必要はありますね。
マイナー論点に執着していなければ、
今の勉強が点にならなくても慌てる必要はなく、
本番で出たらできるにしておこう、
と思っておけばよいのではないでしょうか。
期限があるからこそ本気で取り組むようになる半面、
プレッシャーで自分を見失うことも起きやすい時期です。
虎視眈々と本試験を見据えて、答練の点に囚われず
自分がやるべきことを見抜いて取り組んでいきましょう。