4月になりました。
決算真っ只中という方も多いと思います。
受験生は本番モードですね。
さて、直前期の計画は本当に大事です。
やり残しをしないように組むことがポイントです。
とても重要なので、毎年直前期初めに取り上げています。
◆つい前のめりになる
計画を立てるときは、本試験の日から逆算して立てます。
まだ先?と感じるかもしれませんが、
やり残しをしないよう、計画を立てるときは
まず試験前日に何をするかから決めて、
1日ずつ遡って毎日分立てていくようにします。
前日、前々日と遡って計画を立てていきますが、
計画を立てるときはモチベーションが高いので、
つい無理して詰め込んだ予定になりがちです。
計画を立てたら必ず見直すようにします。
そこでポイントなのが本当にできる量かです。
日々の勉強でやっていること以上のことは、
たとえ直前期といえどもこなすことは難しいです。
1日の可処分時間は決まっているので、
直前だからと言って気持ちだけ高まったとしても、
結局やりきれなくなってしまうのです。
最初に立てた計画は無理がある、と見込んで、
8割ぐらいに減らしておくのがちょうどよい量です。
◆中間目標を置く
本番がだいぶ先で長期計画になると、
計画を立ててもあまり実感が湧かないため、
意外とだれた目標設定になりがちです。
そこで中間目標を置くのがお勧めです。
税理士試験であれば全国模試を目標とするのがよいです。
全国模試ならあと2か月ぐらいのところにありますから、
この時期の目標としては最適です。
全国模試までに、1回仕上げるつもりで計画します。
全国模試の日から遡って計画を立てていきます。
これも詰め込みがちになるので、
1回作った計画を見直して少し削ぎ落してみます。
そうすると時間が足りないと思うこともあります。
そうしたらやることの優先順位を決めます。
毎日勉強するごとに達成した目標に○をつけます。
できなかったことがあっても✖はつけなくてよいです。
できなかったことに囚われると気持ちが落ちるので、
できたことに注目していくようにします。
もし計画を早く達成した日があったら、
その日は翌日を先取りするなりして、
その日の計画に書き加えるようにして○をします。
計画倒れになると焦りと不安が増して、
ますます無理な計画を立ててしまって沼にはまったり、
勉強への集中力自体も下がってしまったりします。
現実的にできる量の計画を立てることによって、
計画倒れを防ぎながら、達成感を感じられるようになり、
前向きな気持ちで直前期の勉強ができると思います。
応援しています。