駆動バッテリーについて/アクア | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

 リクエストがあったので書きます。
トヨタのアクア(NHP10)は補機バッテリーと駆動バッテリーの2つを持ってます。
補機バッテリーは鉛蓄電池で、通常のガソリン車と同じ用途。
駆動バッテリーはニッケル水素電池で、発電機や回生制動から得られた電気を駆動に使用するもの。
何れも後部座席下に設置されています。
駆動バッテリーの画像は下記です。(ネットより転載)


 バッテリーモジュールは20個。
2個を1セットとして、10個のセンサーで常時電圧をモニター。
電圧差が大きくなると異常が出る仕組みです。
こちらの記事が解かり易いです。

 


 電池容量は計算では144V×6.5Ah=936Wh。

電気自動車は概ね110W/Km程度(私個人の計算による)ですが、それだとアクアは8Kmは走る筈。
でも先に買った人に2Km程度と聞いたので、かなりユルユルの領域で使用してます。
それなら私が想定している12,000Km/年×11年=132,000Kmは余裕でクリア出来る筈。
当時一般に「ハイブリッドシステムによるコスト上昇分のペイラインは10万Km」と言われていました。
私はモデルチェンジ前の少し燃費の悪いVitzと高くなったガソリン150円/L、エコカー減税も含めて8.5万Kmでペイする計算でした。
そんなこんなの下らない事をあれこれ考えて購入しました。

 


 当時プリウスの駆動バッテリーの交換費用は30万円程度とは聞いていましたが、上記を踏まえて交換することは無いだろうという算段でした。
今現在ネットで見ると早ければ8万Kmから出るけど、概ね15万Km以上とあるので私のは少し当たりが悪かったか?
今回約20万円の見積もり中9割以上が部品代なので、ほぼ想定価格の上に良心的と思いました。
安く上げたいのであればリビルド(rebuild  :再生)品もあり、交換を自分でやればほぼ1/4です。

街の車屋さんに相談しても、ディーラーでの新品交換の半値以下になるでしょう。

趣味ならどちらかをやりますね。

 


 でも私にとっての主用途は通勤車両、つまり商売道具です。
そして車にはなんの興味も趣味も無いので「新しいの買って、寿命が来たら買い替える」が基本。
車は町内の遠縁が務めているトヨタカローラ店で買うと決めているので、選択肢は少ない。
駐車位置の関係もあり候補のアクア、ヤリス、パッソを現在乗っている旧型アクアとカタログ比較。

 



 「明日の14時に試乗車来るからね!」と言う電話で本日またお店まで行きました。
フロントが遠く窓が小さく圧迫感があって、一回り大きい車に乗っている感覚。
今の方がカジュアルで気楽で開放的なんだけど、まあ乗っとりゃ慣れるかな?
20年乗って終ぞ慣れなかったセンターメーターでないのは嬉しいね。

 



 爺ィなので電子式のシフトレバーと足踏み式のサイドブレーキが不安。
個人的にはプリウスで高齢者の誤発進事故が多いのはこれなんじゃないかと思ってます。
咄嗟の時には今でも若い頃に慣れたフロアシフトにハンドブレーキの癖が出てしまい、ノアの時にはヒヤリハットが結構ありました。
でも買っちゃいました、商売道具だから躊躇したって仕方が無い。
それでも来年3月までの減税期間に間に合うかギリギリ。

 



 定年退職したら自転車で通える所に再就職のつもりで、目途も付けてました。
そうなったら自分の車も不要かな?と思ってたのですが、そうは行かないようです。
まだ貰えてもいない退職金を、早くも使い込むことになってしまいました。。。