犬用ヒーター | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

テーマ:5.電気工作
2016年11月26日 22時05分
 前に探していたものが偶々出てきた。
何時だったか彼是かなり昔に買ったハムスター用のヒーター。
チェリーもすっかりおばあちゃんになり、この前の冬はかなり寒そうにしていたので使おうかと思ってた。
定格見ると2.5W…少ない?
 
 
 折角なので懐炉の熱量をググるとあちこちで出て来るのが「ハクキンカイロは使い捨てカイロの13倍の熱量」と言うもの…ホンマか?
と言うか天邪鬼な私はすぐに「また阿呆がエエ加減なことぬかしやがって…」とか思う訳ですね(笑)
使い捨てカイロって大小様々なのに、どれを特定しているのかが不明。
それにハクキンカイロの場合はほぼ燃料が尽きる直前(と言っても数十分前)まで安定した熱量を発生するのに対して、使い捨てカイロの場合は右下がりで熱量が落ちる筈なので何処を指しているのかも不明。
日常でも数字が独り歩きするのに、ネットの無責任な世界で何の検証もされず疑問も無くオーソライズされるのは怖いね。
ここに書いてるのも実は間違いかも知れないけど(笑)
 
 さてハクキンカイロの発生熱量は下記に詳しいけれど、何か間違ってる気がする…比重だ!
http://kamo.pos.to/dpoke/c/UW3/UW3690.html
公式には12.5mlで12時間保温とある。
ここでハクキンベンジンのデータが無いので上記HP同様ZIPPOのイソパラフィン≒ヘキサンと見做して(そうなの?とか思うけど、これ以上調べられないので信用する)
(4,163KJ/mol)/(86g/12.5ml×比重0.73)×0.239g・cal/J=109Kcal/12h
=9,083cal/h
じゃないの?
 
 対して使い捨てカイロの熱量はと探すと、ここが一番信用できそうかな?
http://www.palmetrics.co.jp/_userdata/Technical%20note%20TN-41.pdf
これも誤記が多く、ホカロンなのかホッカイロなのかはたまたホッカロン(?)なのか特定できない…多分ホカロン?
これに拠ると使い捨てカイロの総発熱量は29kJ/10g=6,931cal/10g
これはロッテのホカロンだけど思うけど、重量が見つからないのでホッカイロにする…ここでかなり怪しくなってくるけど(笑)、どれも大差ないでしょ。
何時もの通り当たらずとも遠からずの数字が出て、自分が納得すれば良いのでこのまま進む。
 
 ホッカイロの重量はは1,857g/箱(30個入り)なので、包装重量を57gとすると発熱剤は60g/個。
6,931cal/10g×60g=41,586cal/20h(←カタログ値)
=2,079cal/h(但し平均値)
なので、9,083/2,079=4.4倍がそれらしい数字。
 
 では我が家のハムちゃん用はどうかと言うと、
2.5W×0.239cal×3,600Sec=2,151cal/h
ほぼ使い捨てカイロ1個分…やはり心許ないか。。。
けどまあ取り敢えず付けてみよう。
…と言う事で閑話休題、本題の方が短いけど(笑)
 
 先ずはコンセントの増設。
一つは人感センサー照明に常用しているのでね。
 
 
 部品は30年前の新築時に、父親が電気工事した残りがまだある。。。
まだ幾つもあるんだけど…Nationalブランドが(笑)
 
 
 増設なのでプレート交換なんだけど、自分で加工。
買っても100円程度なんだけど、買いに行くことが既に面倒臭い。
ちょっと失敗して0.5mm程抉れたけど、気にしない。
 
 
 犬小屋には電線引き込む穴を追加。
楽に掃除できるよう、セパレートにしておいて良かった。
突然小屋が無くなったので、チェリーは悲しげだったけど(笑)
 
 
 思い付きなのでカバーとかも無いから、取り敢えず軍手でヒーターを包む。
これだと更に体感温度が下がるかな?
 
 
 制御はデイリータイマーで夕方から翌朝までに設定。
捨てようかと思っていた百均のプラ箱があったので、これに納める。
軒下とは言え、屋外だら。
 
 
 21時頃に見に行ったけど、殆ど暖かくない(笑)
チェリーも気が付いていないみたい…やはり熱量不足だね。
体重が何百倍も違うのに、同じもので行けると思ったのが浅はかだったか。。。
調べてみるとちゃんと犬用のヒーターも売ってる。
夕方野暮用の序にホームセンターに寄って調べたら、12乃至15Wで3~4,000円と言う所。
やはりこれくらいは欲しいよねぇ。。。
なので厳寒期までには購入するつもり。
と言う事で次へ続く。