こんにちは!aikoです。
本日もブログにお越しくださり
ありがとうございます![]()
阿蘇旅の続きです。
前回のブログはこちら![]()
旅のきっかけとなった
阿蘇神社でのミッションを終え
次に向かったのは『国造神社』でした。
この国造神社、阿蘇で開催されている
トレイルランニング大会の休憩所になっているので
以前から知っている場所だったんですよ。
阿蘇に行く事になった時に
その存在を思い出したものの
当初はバイクで行くつもりだったので
バイクで走るルートを考えた時に
時間が足りなそうだったので
まあ行かなくていいか…と思っていました。
なのですが…
旅の前に情報を拾っていてたら
前のブログでチラリと書いた
阿蘇の伝説に出て来る大鯰が関連している
神社だという事が分かりました。
~~阿蘇の蹴破り伝説~~
阿蘇の地を開くにあたり
阿蘇山のカルデラに溜まっていた水を抜くため
健磐龍命が山を蹴破り水を流した。
そこに大鯰が現れ水の流れをせき止めていたので
健磐龍命は大鯰を退治し国を造った。
その後、健磐龍命は阿蘇都比売命を娶って
阿蘇に土着したとされる。
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この伝説を読んだ時に
鯰は古くから阿蘇にいた民を表していて
大鯰はそのトップの方だったのかも?
大鯰は退治された存在で悪者の様になっているけど
本当は違うのではないかな?
阿蘇の地をめぐる攻防があったのかもなぁ…
と思ったんです。
ちなみに、九州には鯰を神として崇めていた民が存在していて
今でもなまず様として祀っている神社もあるみたいです。
そしてこの国造神社の主祭神には
速瓶玉命(はやみかたまのみこと) と
蒲池姫(かまちひめ)がいます。
こちらの二柱は夫婦なのですが
速瓶玉命は阿蘇神社の祭神である健磐龍命の子で
親子で阿蘇の国を造ったとされています。
そして、蒲池姫は阿蘇に古くからいた民の血筋らしく
「阿蘇の神々の母」とされているそうです。
この蒲池姫について調べて行くと
神功皇后に仕えていたという話も出て来たりで
そこと繋がる?と非常に気になる存在でした。
さらに気になるポイントとして
この国造神社は阿蘇の伝説で退治された
大鯰を祀るために建てられており
鯰を祀る『鯰宮』もあると。
祀るっていうか鎮める為なのだとは思いますが…
一度ルートから外した場所でしたが
旅立ち前にこの情報を知ってしまったので
これは行くべきなのだろうな~と思いました。
幸いな事にバイクじゃなくて車で行く事になりましたしね。
バイクはまだ慣れていないのであまり長距離は走れないし山道も怖いのですが、
車だったら運転に慣れているので安心して走れるのです~。
というかブログを書いてて気づきましたが
旅に行く前から神社の存在を知っていた時点で何かあるじゃん…!!と思いました。笑
*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:+・゚*:.。..。.:+・゚
阿蘇神社から移動して国造神社へ向かい
駐車場に車を停めたのですが…
着いた途端にバケツをひっくり返したみたいな
大雨が降って来ました![]()
しかも、カーナビの音声が
「目的地は右、み、み、みみみ、右です、右です」
と「右です」を繰り返すようになってしまい。
DJかな?と突っ込みを入れながらも
まあまあ怖かったので慌ててエンジンを切りました。
ナビもおかしいし突然の大雨だし
これはヤバいか…?と思ったんですけど
数分したらバケツ雨から大雨に変わったので
意を決して車の外へ出ました。
これは帰り道に撮った写真です
雨が少し弱まっていたので案外明るく見えるかも?
鳥居から本殿に向かう道です
本殿を引きで撮影した図
この辺りの写真は帰り際に撮ったものなので
大分明るく見えるのですが
当時はもっと暗く重たい雰囲気で
神社に入った瞬間からめっちゃ怖くて![]()
ちょうど同じタイミングで
家族連れの方々が来られたので
その後ろをついて行く感じで境内へ入りました。
家族連れの方がいなかったら引き返していたかも…という怖さだったので本当にありがたかったです。
ちなみに、怖い怖いと書いていますが、雨が凄くて暗かったのと、私の個人的な感覚が絶妙に入り混じっで感じた事ですので、その点ご了承くださいね〜。
雨の中ドキドキしながら参道を歩き
本殿に到着しました。
まあまあな雨が降っていました
境内には「手野のスギ」という
速瓶玉命が手植えをしたと伝わる
大きなスギの木がありました。
樹齢1000年とも2000年とも言われていたそうです
ただ、こちらのスギの木は
1991年の台風被害で幹が折れて枯れてしまったので
根本の部分だけが保存されていました。
この辺りをウロウロしていたら
家族連れの方々がお帰りになりまして
境内に一人になったので
さて、どうしたものか…と。
本殿の横に大鯰を祀っている
「鯰宮」があるのはチェックしたものの
ちょっと怖すぎて近寄れず。
よく見たら本殿と繋がっている感じがしたので
ダイレクトじゃなくてもいいか!と思い
本殿で参拝をしました。
私のルーツ的には阿蘇に後から入って来た側の血が
多分入ってるんだよなあ…
そんな私がここへ来て良かったのでしょうか…
とか思っていましたら
須くどちらの血も受け継いでいるのだ。
皆混ざっているのだよ。
でも、かわいそうな事をしてしまった。
みたいな事を言われたような?
※「須く(すべからく)」=「当然のこととして」という意味
確かに、数えきれない程のご先祖様から
この血を受け継いでいるのだから
混ざっているのは当たり前の事だった。
世間的にはルーツがどうのこうのあるかもだけど
結局は同じなのだし
そこで分ける必要はないんだよなあ、と。
かわいそうな事をした云々は
ちょっとよく分かりませんでしたが![]()
(私に対してと言う感じではなかった気はします)
これは個人的な話になりますが…
ここ数年旅をしていると
どうも日本という国が造られた時の
歴史に触れることが多くて。
元々は縄文の人達が生活していた所にヤマト民族が入って来て
そこで色々な迫害があったり、智慧が失われて行った…みたいなやつですね。
過去世的には多分両サイド共に経験していて
何ならヤマト側でヤバい事をやっていた
自覚もあるのですが![]()
でも、何故それをしたかを知った時に
私にそれを咎める資格なんて
これっぽっちもないと思ったんです。
その後もその点について考えれば考える程
自分の枠が無くなって行くというか
どちら側にも寄れない自分がいて。
今回も神八井耳命という
ヤマト側のルーツ強めで阿蘇入りをしたのですが
呼ばれているのは土着の女神さまだったりして
一体これはどういう事なのかしら…と考えていた所に
須く〜という言葉をもらったもので。
混ざった血を受け継いできた結果として
ここに存在しているのが『私』なのであって
どちらの要素も持っているのが当然で。
ただ、それはそうなのであって
それ以上でもそれ以下でもないのだ。
当たり前の事なんだよ。
という感覚がバシーン!!と伝わって来て
ああ!そりゃそうだよなあ!!
と物凄く腹落ちしました。
と、これを書いていて思い出したのですが…
旅に行く事が決まった時に
今回の旅のテーマは何だろう?と探ったら
『種族の統合』と来たんですよね。
は??種族!?とその時は思ったのですが。笑
今思えばそれっぽい気付きがあったので
案外勘違いではなかったのかもしれません![]()
こんな感じで国造神社での参拝を終えまして
次なる目的地へ向かう事にしました。
長くなって来たので続きます。
それでは本日もお付き合いくださり
ありがとうございました![]()




