2015年の作品。デ・ニーロ好きとしては知っていたけど、軽すぎる感じがして観るのはパスしてきてました。
約10年、私もそれだけ歳を取っていいタイミングになったといえるような作品でした。
「レナードの朝」で生きていることの素晴らしさを教えてくれたのに続いて、毎日決まった所で決まった仕事があることの幸せを、デ・ニーロさんが教えてくれました。
地味ながらも堅実に勤め上げた男が、イケイケの新興企業で役に立っていく姿は良かった。男を磨いてきたデ・ニーロさんあってのことでもあるので、100万分の一でも近づきたいと思いました
が、ここまでで映画の前半。後半はサイドストーリーと思っていたのがメインであるわ、オチもイマイチだわで
そもそもアン・ハサウェイがあまり好きではないのもあって感情移入できず。
しかし、もう一人のヒロインがレネ・ルッソだったのが救いでした。
「メジャーリーグ」での指輪をしてない仕草での表現、「ザ・シークレット・サービス」での別れてしばらくしてからの振り返り、と名シーンとともに大好きな女優さんです
この時60歳ぐらいでしょうか?変わらずお綺麗で、いい役でした
ということで、総じていい作品でした