多分、最初のTV放送で1度見たキリでした。

そのときに、ただただカッコいいケビン・コスナーを愛でるだけのお伽話で2回目見る価値はないと思いました。前記事でアラン・リックマンを調べていたら悪役で出ていることを見つけ彼を愛でるために観てみました照れ

 

 

アラン・リックマン(の役)、ただただ悪い奴でした。

悪役が映えると作品が引き立ちますグッ

初登場シーン

フードをかぶった出で立ちは、「ダイ・ハード」のハンス+後のスネイプ先生を足して2で割ったとも言えますニヤリ

せめてその最期は窓から落ちて欲しかったですが、それは叶わず笑

 

フードと言えば、、、ロビン・フッドのフッドはHoodなのでフードのこと。

この作品ちょいちょいギャグを挟んでいたので、もしかしたらここも『お前がフードかぶるんかい!』と突っ込みネタだったのかも。

 

もう一つ特筆すべきは、モーガン・フリーマンが大活躍。

これは全く記憶に残ってませんでした。初見のときはまだ彼を認識していなかったのかも。

アクション満載。そういう意味で貴重でしたグッ

日本人が苦手と言われている「トロッコ問題」をテロリスト殺害の軍事行動に置き換えた物語、と言えば矮小化されるか・・・

 

ケニアに数十人の犠牲が出るテロをしようとしているテロリストが集まっている。それを阻止しようとすると1人の幼気な少女が犠牲になる。。。さてどうする。

 

 

原題を残しつつ、邦題を副題にしたところがグッ

 

上空のドローン(無人攻撃機)により、遠隔でターゲットをクリアに視認して進める作戦。

命令を下す側だけではなく、命令を実行する兵隊も遠く離れた安全な自国の会議室の中。危険な現地に居るのは米英人ではなく現地人エージェントのみ。

米英共同作戦の中、米英の対比もポイントでした。

リスクを数値化して決められた線で決断の米、

ウジウジ考える英。

 

これが2016年の作品。

今ではもっと進んでいることでしょう。人が苦悩しながら被害を想定し決断するところはAIになってるかも真顔

 

私的にこの映画のもう1つの意味は、アラン・リックマンの遺作となったこと。

特に最後、評論家的な批判(これを言う人が一番安全な場所に居る)に対し、ピシャリと言い放つ所は彼にふさわしい良いシーンでした。

歳を経たとは言え変わらぬいい味でした拍手

気付いたら約1年半空いてしまっていた青山美智子作品。

それもありますが、「赤と青とエスキース」で衝撃的な初読みをしてからちょうど3年で彼女のデビュー作にたどり着いた感じです照れ

 

 

薄めの本に12編の短編。ということで1つ1つは短いですが、中身はしっかりある、と言うか彼女の原点がしっかり詰め込まれた連作短編集でした。

 

サブキャラが次の主役という風にバトンパスして行く連作。

そして、最初に登場した”ココアさん”は・・・素敵過ぎましたキューン