奈良・猿沢池の畔の小さな謎めいた神社から(中略)采女の謎を解くとき、壬申の乱から奈良朝へ至る歴史が大胆に塗り替えられる。

先月の奈良旅で国立博物館への道中で眺めていた猿沢池に、私の大好きテーマ壬申の乱と来て、手に取りました。


大半が様々な学者、松本清張井沢元彦ら作家の諸説の紹介の上に、天智天武非兄弟説、大友皇子即位説など私の推し説と同じなのもあって自説が”大胆に塗り替えられる”ことはありませんでした。

大友皇子生き延びた説は全く出てきませんでしたが汗

 

しかし、采女神社にまつわる悲しい伝説(聖武天皇頃)と壬申の乱時の采女とを上手く絡ませられていました拍手

芝居の語源がここにあるとかの蘊蓄もグッ

壬申の乱ファンとしてはこうした新しい小説が出てくるのはとても嬉しいことですニコニコ

 

そして、猿沢池周辺ならまちの魅力も!

春日大社始めここら一帯はゆっくり巡らねばなりません。もちろん采女神社もニヤリ