いや~いい映画を教えてもらえました
中村半次郎、後の桐野利秋を描いた作品。
企画、主演が榎木孝明さん。
その名の通り(?)、『榎本武揚を尊敬していてそこから芸名を付けた』と聞いていたのと、
知的で端正な顔立ちから私的なハマり役が、「太平記」での日野俊基、「八代将軍吉宗」での柳沢吉保なのもあって、どっちかというと東日本の洗練された都会人だと思ってました。
この機に調べると、鹿児島出身で示現流の使い手
この映画では手慣れた感じで刀を逆手で抜いてました。これがまた格好良くて
ますますファンになりました
映画的には粗い所はありましたが、榎木さんの熱い想い、幕末薩摩の熱が良く伝わって来ました。
中村半次郎は、決して人斬りではないオシャレさん。
特に、京都での恋人と写真を撮るシーン
この時代に女性と写真を撮るって凄い事なのでは。
しかも、これが実際に残っているんですよね
(Wikipediaより)
もう1つ見所が、なんと中川大志さんのデビュー作!
宮田岩虎(実在した方?)という少年兵役。
面影がないけど男前!いや、銃で撃たれる最後のシーンではしっかり面影ありました。
「長州ファイブ」と同じ五十嵐匠監督でした