ちょっと前の 『映画大好きバトン』 で、好きな映画を選ぶのが楽しくって楽しくって
それに、観た直後より、少し時間が経って評価がぐっと上がる映画もあったり
定期的に紹介した映画を、振り返るのも大事ですね。
ということで、毎月月末に、その月に紹介した映画の中から
お気に入りの映画、監督、俳優さんを選んでみたいと思います。
今月だけで終わってしまうかも(笑)
では、いってみましょう~
女優賞
フランソワーズ・ドルレアック 『柔らかい肌』 『ロシュフォールの恋人たち』
カトリーヌ・ドヌーヴの実姉
ドヌーヴをスタイリッシュにした感じでしょうか。
今、私の中では、アンナ・カリーナか、この人です。
男優賞
香川照之 『ゆれる』
この人、TVドラマ出ないで、映画オンリーでいったほうがいいと思います。
“ゆれる” 心を見事に演じてました。
この笑み、忘れられません。
監督賞
ミヒャエル・ハネケ 『コード・アンノウン』
ベルイマン、溝口、トリュフォー、ポランスキーなどなど・・・悩んだのですが
ワンシーン・ワンカット、真横からの長回し
シーンの間に挟み込まれるブラックアウト
この挑戦的な映像で、ハネケさんに決定!!
銀兎賞
『フェリーニのローマ』 フェデリコ・フェリーニ監督
フェリーニの魂の故郷でもある古都 “ローマ”
「これが本当のローマだ!」 と言わんばかりの映像です。
終盤の “教会のファッションショー” は、開いた口がふさがりません。
金兎賞
『2001年宇宙の旅』 スタンリー・キューブリック監督
神がかった映像に感動するか
「美しく青きドナウ」♪ で眠ってしまうか(笑)
SF映画というジャンルの枠を超えたベストムービーです。
では、また来月・・・・