先週火曜の夜、元夫がLINEで「いろいろあって婚約は破棄した」と言ってきました。
十分予想できてたことなのに、自分でもびっくりするくらい落ち込みました。
自分は、彼の行く末を遠くから(勝手に)案じる叔母さんのようなもんだなとあらためて自覚しました。
LINEに気づいたのが夜遅くで、
「何で?」と聞きたくて思わず電話しましたが、
寝ぼけた声で「何や~?」と出たので、「ごめん、また今度でいいわ」と言って切りました。
その後、詳しく聞くとよけいに落ち込みそうだったので、電話してません。
婚約破棄とは直接関係ない件でやり取りはしていますが、今の心情はうかがい知れず。
例によって「落ち込む」とか自省とかとはほど遠く、能天気に暮らしてるんだろうけど。
「秋に結婚する」という報告を受けたのは、わずか2カ月前。
淋しさを感じた後、「これが一番いいことなんだ。本人にとっても私たち母子にとっても」と思い、
息子と2人、心から祝福する気持ちになっていました。
私が眉のアートメイクをしたくなったり、
服や靴、バッグなどにがぜん興味が沸いてきたりしたのも、
元夫に関する心配がかなり軽減され、
自分の幸福感、充足感がそれまでより1段上がったおかげだと自覚していました。
それなのに…
いくら何でもこんなに早い展開になるとは思わず、
婚約関連の続きを書きそびれてましたが、
私の信頼する梨田さん(障害の当事者・家族の会の代表)は当初から懐疑的でした。
いわく、「自分の知っている当事者で、ああいう年齢で結婚できた例は皆無。
元夫さん本人と身近に接し、いろいろ話を聞いていると、
申し訳ないけど、彼と生活・人生を共にしたいという人がいるとは思えない。
明るくてすごく魅力的な人だけど、一緒に暮らすのは全然次元の違う話だからね」。
相手の女性は障害のことも聞いていて、勉強して理解したいという姿勢らしいですよ、と私が言っても
「んなこと言ったって、ちょっとお付き合いするくらいじゃ、この障害の大変さは到底わからないって
Daisyさんはよーく知ってるし、そのことにも苦労するよねって私たちいつも愚痴り合ってるわけじゃない?
障害のことを軽く考えていて、本気の覚悟なんてできてないと思うわよ」
…いやもうおっしゃる通り💦
梨田さんは、相手の方と2人で自分たちの会に通うのがいいと思う、
元夫の状態(多分、「僕の周りの介護従事者のように天使みたいな人と結婚したい」などのアホ言動含め)
をよく知ってるメンバーが、それとなくそれを客観的な立場から伝えることによって、
相手の方の認識と覚悟も深まるだろうから、と言ってたんです。
梨田さんのアドバイスをさりげなく彼に伝えようと思ってたのに、この展開の早さ💦
息子に「おやじ、結婚しないことになったらしい」と伝えたら、
私と同じくしばらく言葉が出ない。
そして、同じように落ち込んでました。
「もう絶対無理じゃん。結婚したいって言ってくれる人、一生現れないよ」。
完全同意。
「いつか、彼の孤独死の知らせを受ける日が来るかも」という不安が
再び私の胸にやどりました。
下手すると、あのサイテー義妹の手で墓に入れられた後に聞くかも。
これが、元夫の婚約破棄をめぐる私の落ち込みの最大の部分。
でも、本当に、独りぼっちではなく、穏やかに少しでも健康的に生きてほしいと思っています。
こんなジェットコースターみたいに、私たちの感情をかき乱されるなら、
婚約の話なんて聞かない方がよかった。
でも、そういうことも含めて、”脳がイカれた元夫”からの被害なんだな。
離婚しても、そこから解放されることは永遠にないのか?
他人になり切る潔さがなく、”叔母さん”である以上は…
息子がお小遣いで買って渡した「ケッコン祝い」のバームクーヘンの代金、
返してやれや。