元夫が抱える障害の家族会で知り合った当事者の妻・上田さんが、

夫から逃れて家を出ています。

暴力・暴言に耐えて数年来、家庭内別居を続けていましたが、

もう限界で、離婚に向けて動き出すとのこと。

煽るつもりは全くないけれど、決心ついたのならそれだけで大きな一歩だし、

静かに応援して見守ろうと思います。

 

いろんな症状があって、当事者の数だけ辛さも多様。

障害を抱えてなお、一緒に生きていける関係は本当にうらやましいです。

元夫のリアルな様子は世界中で私と息子しかわからないし、

それによる本当の辛さは2人の間でしか分かち合えない。

そういうものだったと今も思っています。

 

 

先週の水曜、再婚のことを聞かされた元夫との電話。

聞けば聞くほど、いい話に思えます。

相手の女性は彼の障害を受け入れ、理解して支えたいと考えている。

 

あのゴミための住まいにも来たらしい…ひええ…彼女にも足の裏消毒させたのか?

飲んでる薬を全部見せたら、「サプリメントは全部やめたら」と言われたとか。

エラい、私と同じこと言ってるじゃないの(笑)

 

 

「結局僕は誰かに管理される運命なんやな」と嬉しげ。

鎮痛剤の服用も、しっかり管理してやってほしい。

 

 

それにしても、いい歳した男女がなぜ、さっさと一緒に暮らすんじゃなく

「婚約」だの「結婚は秋」だのいうことになってるのか?

 

彼「彼女と仲人(見合い斡旋婆のこと)がぐいぐい押してくるけど、

僕が煮え切らないから、しびれをきらして『とりあえず婚約だけでも』って言ってきた」

私「なんで煮え切らなかったの?」

彼「……タイプじゃないから」

  はあ?

私「どうタイプじゃないのよ」

彼「……………………ブスなんや」

  はあああああ?

 

なるほどねー。

去年5月にお見合いしたっていう割には、

秋に私達と一緒に版画展を見に行って、

誘いもしないのに2泊もしていき、

斡旋婆から「まだ前の奥さんと切れてないのか」と叱られてた。

あの頃は「これからもっと可愛いヒトが現れるのでは」と逡巡してたんだね。

 

年末年始は人でなしの妹から帰省を拒まれて

こっちに留め置くための高級お節を送りつけられ、一人で食べるなど、

とてもじゃないけどリア充の生活じゃなかった。

 

連日、私に写真やメッセージ送りつけ

友達の〇〇に会っただの、久々に●●食べただの、どうでもいいこと書いてきて

淋しいのかなと思い、テキトーに返事したりスルーしたり。

「家の前に見事な梅の木がある」と写真送ってきた(だから2月)のを最後に、

ぷっつり連絡が途切れ、その次が4月末の「婚約した」だった(笑)。

 

わかりやすすぎ。

この間に斡旋婆の圧力に屈して一気に進展したわけだ。

何と、私達は最後に知らされ、家族会会長の梨田さんに後から聞いた話によると

家族会では2月に「婚約」を報告していたらしい。

 

騙されて大金巻き上げられる寸前まで行った国際ロマンス詐欺の皆さまはじめ、

これまで夢中になったのは全部、

こっちが赤面するようなセクシー美女(の偽写真)ばかりだったから、

「ブス」に着地するのに背中を押してもらう必要があったんだろうな。

でも、それこそがありがちな現実だし、

こんなダメおやじを支えようとしてくれるその人こそが、

自分が求めさまよってきた「天使」でしょうが。

 

「これまで(2回💦)の結婚と違って、

盛り上がって一気に進む感じじゃないんだよ」と不遜なこと言う馬鹿に、

結婚に猛進させた魅力的なオンナ(だった)の1人として、

負け惜しみも込めたドヤ顔で「ふふふ~んだ」と言っておこう(笑)。