【紹介】現場から見た「紛争屋」の平和論
【紹介】
国連・憲法問題研究会報告第43集発行
現場から見た「紛争屋」の平和論
派兵恒久法と憲法九条のはざまで考える
伊勢崎賢治
2008年9月発行
■自衛隊が派兵継続するイラク、アフガニスタンなど、大国による軍事介入が紛争拡大を招いている。同時にルワンダなどの「人道危機」に人類はどう対応すべきなのか。アフガニスタン、シエラレオネ、東ティモールで「武装解除」などの活動をした伊勢崎賢治さんが、国連行政官の経験から自らが負う「十字架」を語り、「保護する責任」「予防する責任」について大胆に提起。B5版48頁
◎目 次
ロメオ・ダレール氏との対話/ルワンダの教訓/「保護する責任」(R2P)とは/R2Pと日本の政局/問われる介入の正当性/正義と平和は両立するのか/アフガン戦争の法的根拠/軍事マンデートとROE/イミュニティと地位協定/「民軍協力」はありえない/派兵恒久法はなぜ危険か/対米軍事協力だった「武装解除」/対米軍事協力の「悲しき共犯者」/失敗だった「武装解除」/守られないODA大綱/紛争をどう解決するか/「予防する責任」が必要
○質疑応答
○資料
◎定価1冊 400円(送料80円)
◎ 購入申し込み
郵便振替[00160-7-48406 工人社]
*通信欄に「講演会報告第43集」と明記してください
・ 国連・憲法問題研究会
東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社気付
・℡03-3264-4195/FAX03-3239-4409
URL http://www.winterpalace.net/kkmk/
kkmk@winterpalace.net
<kkmk@winterpalace.net
>
【転載】9・14 防衛省行動へ
【転載】
★軍需利権より生存権を!
PAC3ミサイルの実射訓練をやめろ!
9・14 防衛省行動
◇9月14日(日) 午後1時30分~2時30分
◇防衛省正門前
(JR・有楽町線・南北線 市ヶ谷駅徒歩5分)
政府防衛省は、米国ニューメキシコ州の演習場に浜松基地のPAC3シ
ステムを持ち込み、9月15日からの週より、現地でミサイルの実射訓練を
行う予定です。訓練後、首都圏4基地に配備されたPAC3は「使用可能」
になります。そのために23億円もの税金が費やされます。PAC3ほかの
「ミサイル防衛」に総額6兆円もの税金が投入されるとの試算さえありま
す。福祉、医療という生活に密着した歳出を次々に削減しながら、利権に
まみれた「防衛」には多額の税金を垂れ流す、こんな政府・防衛省の姿勢
に、主権者、納税者として強く抗議しましょう!
◆防衛大臣あて要請書の提出行動/各地からの発言・アピール
◆個人・団体からの要請書を持ち寄ってください。遠方からのものも
読み上げて提出します。横断幕・プラカードなど持参歓迎。
【主催】PAC3実射訓練に反対する全国実行委員会
【呼びかけ団体】
核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
戦争に協力しない!させない!練馬アクション
横田行動実行委員会
平和の声・行動ネットワーク(入間)
埼玉市民行動
パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会
市民ネットワーク千葉県
船橋憲法を生かす会
イラク戦争に反対する市民と議員の会(千葉)
非核市民宣言運動・ヨコスカ
ヨコスカ平和船団
NO!AWACSの会[浜松]
不戦へのネットワーク[名古屋]
(8月20日現在)
【連絡先】核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
[TEL・FAX] 03-5711-6478
[E-mail] kojis@agate.plala.or.jp
【報告】〈戦争の記憶〉を問い続けよう!8・15反「靖国」行動
【報告】〈戦争の記憶〉を問い続けよう!8・15反「靖国」行動
8月15日、〈戦争の記憶〉を問い続けよう!8・15反「靖国」行動が行われた。
昼間、猛暑の中、200名の参加者は「全国戦没者追悼式反対!」の声をあげつつ
、靖国神社へ向けてデモ。デモ隊は、大きなバルーン、昭和天皇の骸骨パペットな
どで「靖国神社はいらない」とアピール。警察によって包囲・監視され、天皇主義
右翼の妨害を受けたが、靖国神社に向けて抗議の声をつきつけた。
夜の討論集会には150人が参加。今年は基調報告を出さず、4人から問題提起が行
われた。
「人権と反中国ナショナリズム」については太田昌国さん、「死者の追悼をめぐ
って」は日野直近さん、「映画『靖国 YASUKUNI』と表現弾圧」は成澤宗
男さん、「沖縄戦と大江・岩波裁判」は天野恵一さんがそれぞれ問題提起。
太田さんは「五輪開会式の歴史意識は漢民族の歴史で全てを表現しようとしてい
る。社会主義的初心を忘れ去ったところで現在のナショナリズムの高揚がある。資
本主義全面復活のところで沸き起こっている中国ナショナリズムの問題を同時に指
摘し、日本のナショナリズムと闘うのでなければ、拉致問題で負けたように、日本
ナショナリズムの攻勢に勝つことはできない。中国ナショナリズム、韓国ナショナ
リズムの問題を同じような比重で取り上げた上で、国内、国境を越えてナショナリ
ズムをどのように抑制できるのかという共通の課題に向き合わなければならない」
その後、参加者は四つのグループに分かれて問題提起者と進行役を中心に、小さ
な討論会を同時並行で行った。
集会宣言では、今年・来年11月の「天皇即位二十年奉祝」との闘いが提起された。