【案内】座標塾京都出張講座(2月1日)
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<09年 冬期>
座┃ 標┃ 塾┃ 京┃ 都┃ 出┃ 張┃ 講┃ 座┃
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大転換期に「新しい正義」を語りだすために
―貧困・温暖化・対テロ戦争をめぐる論点から
<講師> 宮部 彰さん
「政治グループ蒼生(グローカル)」代表
「みどりの未来」副委員長
『グローカル』
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mmr/glocal/
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▽と き 2009年2月1日(日)午後2時~4時
▽ところ 喫茶うずら(黄色いビルの1F)
京都市伏見区深草西浦町6丁目31
電話 075-642-8876
アクセス:京阪藤森駅下車徒歩10分
地図 http://mamoru.fool.jp/blog/uzura.jpg
▽参加費 1000円(コーヒ付き)
■□━━━━━━━案━━━内━━━文━━━━━━━━□■
◎「座標塾」は社会を批判的につかむことを学ぶ場で、
5年前に東京で開設されました。この間は、新自由主
義的グローバリゼイションを批判する思想と論理を紡
ぐ作業を行ってきました。
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/
◎時代は一回りし、世は世界的な金融危機・同時不況で
す。「資本主義」の「欠陥」が誰の目にも明らかにな
り、それにとって替わる、より普遍的な社会、理論、
思想が強く希求されはじめています。それは「新しい
正義」への希求の再来と言えます。しかし「新しい正
義」は、もはやマルクス主義でも社会主義でもないこ
とは明かです。
今年は「69年反乱」から40年。そして「89年
東欧革命」から20年。これらの経験に、新自由主義
との闘いで獲得した思想を重ね合わせて、今、どのよ
うな「新しい正義」を語ることができるのでしょう。
◎講師の宮部彰さんは、市民派・みどり派の選挙や政治
勢力づくりに力を尽くして来ました。その一方で『グ
ローカル』紙上を中心に、混迷する政治・社会・思想
への鋭い批評を展開してきました。緻密かつ骨太のグ
ランドデザイン(企画・政策)は、立場の違いを超え
て高い評価を得ています。
新しい正義=普遍性について(それが必要かどうか
も含めて)宮部さんと一緒に考えてみませんか。
◎◎ 講師プロフィール ◎◎
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宮部 彰(みやべ あきら)
1953年、山口県生まれ。九州大(工)、熊本大(医)
中退。学生時代から三里塚闘争などに参加。90年代以降
「市民派・みどり派の政治勢力」をつくるために様々な
選挙やイベントを企画。現在「自治・連帯・エコロジー
をめざす政治グループ蒼生」(グローカル)代表。
著書に『市民派候補のための選挙必勝マニュアル』など。
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【主催】京都工人社 京都市伏見区納所星柳17-2、
セントラルハイツ淀607号
電話・FAX 075-632-1389 mmr@mxs.mesh.ne.jp
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【案内】生存権―「生きさせろ」と社会保障制度「改革」
グローカル座標塾第5期第3回
【生存権――「生きさせろ」と社会保障制度「改革」】
◆1月23日(金)午後6時30分~9時
◆講師 白川真澄(ピープルズプラン研究所)
◆会場 文京シビックセンター3階(後楽園駅・春日駅・水道橋駅)
◆参加費 1回 1000円 ※要申込
生存と自由。フリーターの若者たちが全国各地で行った元気のよいメーデーのタイトルだが、いまの社会運動が主張している価値や思想を簡潔に表わしている。日本では健康保険証を取り上げられたり、窓口の自己負担が重くなったため病院にかかれない医療「難民」が増えている。介護サービスも制限され、年金制度への不安もさらに高まっている。
このなかで、生存と生存権をめぐって当事者が声を上げると同時に、社会保障制度の改革に関する論争がは政治の重要な争点として浮上してきている。生存権とは何かをあらためて考え、後期高齢者医療制度、地域医療、介護保険、年金制度などの改革をめぐる論争を捉えかえす。
≪グローカル座標塾第Ⅴ期≫
第1回 脱成長社会は可能かーー「低炭素社会」論の問題点 10月17日=終了
第2回 マルクスは甦るかーー「蟹工船」から反資本主義? 11月21日=終了
第3回 生存権ーー「生きさせろ」と社会保障制度「改革」 1月23日(金)
第4回 ポスト・モダン思想の功罪 2月20日(金)
第5回 現代の社会運動ーー制度参加?直接行動?助け合い? 3月20日(金)
※詳しくはホームページをご覧下さい。
◎連絡・申込先
東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社
tel03-3264-4195 fax03-3239-4409
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mmr/glocal
E-mail: im43wj【@】bma.biglobe.ne.jp
(【@】=@ 迷惑メール防止のための表記です)
【案内】講演会「何が「田母神」を生み出したか」
国連・憲法問題研究会講演会
何が「田母神」を生み出したか
自衛隊と歴史修正主義
講師 山田朗さん(明治大学教員、日本軍事史)
日時 1月21日(水)午後6時半~
会場 文京区民センター3階C(春日駅・後楽園駅・水道橋駅)
参加費 700円(会員500円)
主催 国連・憲法問題研究会
10月末、田母神俊雄・前航空幕僚長の「論文問題」が発覚しました。「田母神」は論文「日本は侵略国家であったのか」の中で、「我が国が侵略国家だったというのは濡れ衣だ」「(自衛隊が)集団的自衛権も行使出来ない」「攻撃的兵器の保有も禁止されている(のはおかしい)」などと主張しました。
田母神は自衛隊統合幕僚学校校長だった時、「新しい歴史教科書をつくる会」副会長など、旧日本軍の加害の歴史を否定し侵略戦争を美化する人物を講師に、「大東亜戦争は自存自衛の戦争」として、「憲法や教育基本法の問題点を教える」教育を繰り返し行ってきました。まさに「クーデター」です。
この田母神を空幕長に任命したのは安倍政権であり、福田政権も名古屋高裁のイラク派兵違憲判決(08年4月)に対して「そんなの関係ねぇ」という田母神の憲法無視の放言を容認しました。その結果が論文問題です。
さらに麻生政権は、論文が政府見解に反する点だけを問題として、「田母神」を懲戒免職とせずに定年退職(退職金七千万円!)としました。政治家からは田母神支持発言が相次いでいます。
旧・日本軍とは違うとして存在を正当化してきた自衛隊でなぜこのような人物がトップの座に着くことができたのか。背景には何があるのか。山田朗さんに講演してもらいます。
山田朗 やまだあきら。明治大学教授。日本近現代史、軍事史、天皇制論。自衛隊イラク派遣違憲名古屋訴訟の原告側証人として、航空自衛隊のイラクでの活動実態が違憲・違法であることを証言。著書に『大元帥・昭和天皇』(新日本出版社)、『軍備拡張の近代史――日本軍の膨張と崩壊』(吉川弘文館)、 『歴史修正主義の克服――ゆがめられた<戦争論>を問う』(高文研)、『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房)、『護憲派のための軍事入門』(花伝社) 他
国連・憲法問題研究会
連絡先 東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社気付
(TEL)03-3264-4195 (FAX)03-3239-4409
http://www.winterpalace.net/kkmk/
kkmk@winterpalace.net