最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!! -23ページ目

米国株、ダウ続落し60ドル安 金融株に利益確定売り ナスダック17ポイント安

米国株、ダウ続落し60ドル安 金融株に利益確定売り ナスダック17ポイント安


最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!!-ダウ続落し60ドル安 金融株に利益確定売り


【NQNニューヨーク=川内資子】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比60ドル09セント(0.5%)安の1万1346ドル75セントで終えた。約2年2カ月ぶりの高値を付けた前週に上昇が目立った金融株を中心に利益確定売りが出た。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落し、同17.07ポイント(0.7%)安の2562.98で終えた。


 米連邦準備理事会(FRB)による追加金融緩和などを手掛かりに相場上昇が続いた後とあって、目先の利益を確定する動きが優勢だった。ドル高などを背景に金や原油など商品先物相場が午後に急速に水準を切り下げると、エネルギーや素材株に売りが出て、米株相場を押し下げた。ダウ平均の下げ幅は引け前に100ドル余りに達する場面があった。


 午前中は前日終値付近でもみ合う場面が目立った。欧州株式相場の上昇や、商品先物相場に買いが先行したことが相場を下支えした。緩和的な金融環境が長引き、余剰資金が株式市場に流入するとの見方も依然根強いという。


 業種別S&P500種株価指数では全10種が下落。「金融」や「素材」の下げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億1000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約20億9000万株だった。


 天然ガスのアトラス・エナジーを総額約43億ドルで買収すると発表した石油大手シェブロンは下落。米銀大手バンク・オブ・アメリカが2%超下げ、ダウ平均構成銘柄で下落率首位だった。


 前日夕に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した金融保証会社(モノライン)のアムバック・ファイナンシャル・グループについては、上場先のNYSEが取引停止を発表した。


 一方、アトラスは急騰。ベーカリー事業をメキシコ企業に売却すると発表した食品・飲料大手のサラ・リーも上昇。決算や業績見通しが市場予想を上回ったオンライン旅行会社プライスライン・ドットコムは急伸。1~9月期の純利益が前年同期比で小幅減となった英銀大手バークレイズは上昇した。 (11/10 8:45) NIKKEI NET

東証大引け、5日ぶり反落 利益確定売り、好業績株には買いも

東証大引け、5日ぶり反落 利益確定売り、好業績株には買いも

平成22年11月9日

9,694.49

▼ -38.43 (-0.395%)

始値 9,667.44
高値 9,726.60
安値 9,659.86

東証大引け、5日ぶり反落 利益確定売り、好業績株には買いも

 9日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、大引けは前日比38円43銭(0.39%)安の9694円49銭だった。日経平均は前日までの4日続伸で578円(6.3%)上げていた。急ピッチな上昇に伴う短期的な過熱感から利益確定売りが優勢だった。外国為替市場で円相場が対ドルで1ドル=80円台後半に上昇したほか、対ユーロで続伸したことも売りにつながった。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が弱含んで推移しており、9日の米国市場の動向を見極めたいとの雰囲気も買い手控え気分を誘ったという。


 ただ日経平均の下げ幅が最大で73円にとどまるなど、売り急ぐ動きは限られた。日米の金融緩和に伴う株式市場への資金流入期待が根強いことが背景にある。市場では「円高など厳しい事業環境にもかかわらず、日経平均採用銘柄の8日時点の予想1株利益が今期最高となるなど企業業績も良好で、出遅れ感が意識される日本株は評価される余地がある」(立花証券の平野憲一執行役員)との声があった。前日に2011年3月期の利益見通しを引き上げたいすゞが買われたほか、9日の取引時間中に業績予想を引き上げたハウスは後場一段高となった。


 東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落した。業種別TOPIX(全33業種)は25業種が下げた。鉱業や精密機器、非鉄金属の下げが目立った。


 東証1部の売買代金は概算で1兆2795億円、売買高は17億3675万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の47%にあたる784、値上がりは697、変わらずは171だった。


 キヤノン、京セラ、オリンパス、ニコン、シチズンHDが安い。住友鉱、三菱マ、国際石開帝石、三井物が売られた。取引時間中に11年3月期業績予想の下方修正を発表した大林組は大幅安。前場から高い場面が目立っていた郵船、商船三井は下げて終えた。半面、増資計画を受けて大きく下げていたりそなHDが3営業日ぶりに反発した。前日に11年3月期の経常利益見通しを従来の減益予想から増益見通しに引き上げた電通が高い。ソフトバンクが大幅高となり年初来高値を更新。富士重は4日続伸し連日で高値を付けた。


 東証2部株価指数は3日続伸した。ソディック、アーレスティが高く、稀元素が安い。〔日経QUICKニュース〕 (11/9 15:33) NIKKEI NET


外為17時 円、反発し80円台後半 対ユーロは111円台後半に急伸

2010/11/10 7:49現在(単位:円)
81.67 - 81.70
▲ + 0.84 ( + 1.039% )


最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!!-円、反発し80円台後半

 9日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点では前日の同時点に比べ37銭の円高・ドル安の1ドル=80円82~85銭近辺で推移している。欧州不安の再燃に加え、上海株の下落により投資家心理が悪化。低金利の円は、ユーロなど相対的に金利の高い通貨に対して買われ、対ドルでも円を買う動きが強まった。円は一時80円71銭近辺まで上げ幅を広げた。


 中国国家外貨管理局は9日、投機的な資金流入を防ぐために流入規制を強化すると発表した。金融引き締め観測もくすぶり、上海株は下落、円買いにつながった。


 前日の海外市場では、大規模な財政赤字を抱えるアイルランドやポルトガルと、ドイツの国債利回り格差(スプレッド)が過去最大規模に拡大した。改めて欧州の財政問題に対する懸念が広がり、円やドルに対してのユーロ売りが膨らんだ。


 朝方には米国での追加緩和決定や米雇用情勢の改善による材料出尽くし感から、ドルを買い戻す動きが広がり、円は一時81円23銭近辺と下落に転じる場面もあった。


 財務省が9日発表した9月の国際収支(速報値)によると、中国からの9月の対日証券投資は巨額の売り越しとなった8月に続いて7692億円の売り越しだった。円相場への反応は限られた。9~17時時点の円の値幅は52銭程度だった。


 円は対ユーロで大幅に続伸した。17時時点では同1円48銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=111円94~97銭近辺で推移している。ユーロ圏の財政問題を手掛かりにした円買い・ユーロ売りが広がった。17時過ぎには欧州勢を中心に一段とユーロ売りが出たため、円は一時111円78銭近辺と10月29日以来およそ1週間半ぶりの高値を付けた。


 ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0120ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.3849~52ドル近辺で推移している。欧州の財政問題に再び注目され、ユーロ売り・ドル買いが加速した。17時過ぎにユーロは一時1.3833ドル近辺と10月28日以来約1週間半ぶりの安値を付けた。〔日経QUICKニュース〕 (11/9 17:24) NIKKEI NET



米国株、ダウ反落37ドル安 金融株に利益確定売り ナスダック続伸

米国株、ダウ反落37ドル安 金融株に利益確定売り ナスダック続伸

【NQNニューヨーク=滝口朋史】8日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落した。終値は前週末に比べ37ドル24セント(0.3%)安の1万1406ドル84セントだった。前週末に2年2カ月ぶりの高値を連日で更新していたため、上昇の目立った金融株中心に当面の利益を確定する目的の売りが出た。アイルランドの財政不安の高まりなどから、欧州株が全般に軟調だったことも買い手控えにつながった。


 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に5日続伸し、同1.07ポイント(0.0%)高の2580.05と08年1月3日以来2年10カ月ぶりの高値で終えた。業界再編の思惑が浮上したインターネット検索大手ヤフーや子ども用品通販会社の買収を発表したインターネット通販大手アマゾン・ドット・コムなど、個別に買い材料の出た銘柄の上昇が指数を支えた。


 朝方は対ユーロなどでのドル高を背景に商品先物相場が下落し、エネルギー株や素材株に売りが先行した。ダウ平均の下げ幅は80ドルを超える場面があった。


 その後は金先物市場で中心限月の12月物が初めて1400ドルの大台を上回ったことなどから商品相場が持ち直した。エネルギー・素材株も上げに転じ、株式相場全体の下げ幅も縮小した。


 業種別S&P500種株価指数は全10業種中7業種が下落。「金融」や「公益」、「一般産業」などが売られた。一方、「エネルギー」や「素材」、「情報技術(IT)」が上昇した。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約9億1000万株(速報値)、ナスダック市場が約17億5000万株(同)だった。


 新中型ジェット旅客機「787」の納期が再び遅延すると伝わった航空機大手ボーイングが下落した。ダウ平均採用銘柄では保険大手トラベラーズが下落率首位。ホームセンターのホーム・デポや米銀大手JPモルガン・チェースも下げが目立った。アナリストが投資判断と目標株価を引き上げた半導体大手インテルは小幅安で終えた。欧州市場でのアイルランド国債の保証料率の上昇を受け、アイルランド銀行も安い。


 一方、10月の世界の既存店売上高が堅調な伸びを示したマクドナルドは小幅高。アナリストが目標株価を引き上げたパソコン大手ヒューレット・パッカードも買われた。インターネット検索大手AOLとの合併の可能性が報じられたヤフーが上昇。AOLも大幅高となった。 (11/9 9:48) NIKKEI NET