基準となる練習 | パット上達ブログ

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桑木志帆のパターの悩みに、ベテラン・藤田寛之がアドバイス! 「緩み」はどう直す? 勝負所で決めるためにどんな練習をする?」から一部を引用させていただきます。

 

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藤田 入る、入らないというのはあくまでも結果なので、そこで何をしたかというのは極論すると関係ありません。ただ、それが入る人と入らない人は確実にいます。その差は「普段からそのときのために何をしてきたか」というのが大事になるのだと思うんです。

桑木 準備…練習ですか?

藤田 そう。そのうえで「何をするか」が大切です。たとえば色々とやっていると、これをやらないといけないというのが徐々に出てくると思うんですが、たとえばタイガーはティーを刺して練習するでしょ? あるプロはミラーを使ったり、そういった“自分の基準となる練習”というのが「そのための準備」であって、それを日々やっている人は、決めなきゃいけない場面で入りやすいと思うんですよ。

桑木 藤田さんはどういう練習をしているのですか?

藤田 僕はパターマット。毎日その基礎練習だけはやって、練習グリーン上で応用問題をやっている感じです。

編集部 練習グリーンは基礎練の場ではないのですか?

藤田 突き詰めていくと、若干の傾斜や芝目、風の影響などあるじゃないですか。だから毎回同じ転がりをする室内でのパターマットが良いのです。だから、練習グリーンでは“応用問題”をやる感じになるんです。

桑木 なるほど、その練習はどこでやるんですか?

藤田 自宅にもあるし、試合のときはホテルにも持っていって毎日。今はそんなにたくさんやりませんが、高校時代はずっとやっていました。もう1つ、目的は明確なほうが良くて、僕の場合は「狙ったところに狙った強さで常に打てる」ようにしたい。打ち方ってその時々で色々違うけれど、カップがあってボールがあって、道具を使って入れていくわけですよね。そのときにココ(打ち出し)が大事だと思ってて。

桑木 打ち出した瞬間ということですか?

藤田 そう。目安でいったらボール4個分くらい。自分はパッと打った瞬間にそこへ出ればいいわけで。でもそれが日によって右へ行ったり左へ行ったりするわけじゃないですか。だから常にパターマットで“ここへ打つ”ということを日々やっています。

桑木 ストロークとかはあまり気にしないということですよね?

藤田 そう。狙ったところに狙った強さで常に打てるようにするだけ。パターってそれだけじゃないですか。

 

この記事は長いので

・初優勝を目指す桑木、最大の悩みは「緩み」

・ショットと同じイメージで軌道修正できる

・道具はあまり変えない方がいい

という節は割愛させていただきました。

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この記事は2月の対談をもとに書かれています。

こうした藤田のアドバイスが桑木の初V(先週の→「資生堂レディスオープン2024」)に貢献したのでしょうね。

 

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