今日は、10月29日。手術の日から、2ヶ月が過ぎました。

 

先月の今頃(手術後1ヶ月頃)、温泉旅行について話していた時は、漠然と、”温泉旅行、行けたらいいな...”という感じだったのですが、お遍路で何度も訪れた香川県に主人が所用で出かける予定が入り、できれば前日に車で近くまで行っておきたいということになり...。

 

主人の持病の関係で、遠くに車で出かける時は、できるだけ助手席に同乗して私も一緒に出かけています。

さすがに、現在の私の体調を考えると、主人が電車利用でひとりで行くことも検討していましたが、それでは現地での行動に自由がききにくいということで、今回も、やはり、ついていこうという結論になりました。

 

そして今月に入ってから、具体的にいろいろなことが決まってくると、やはり、楽しみと同時にいろいろ不安に思うこともあり...。

 

 

前泊地を琴平に決めたのは、2015年2月の香川旅行や、2016年から2017年春にかけてのお遍路で、こんぴらさんの麓やすぐ近くまで訪れていたのに、こんぴら詣でが出来ていなかったことと、琴平温泉があることから。

 

主人の所用先とは少し離れていますが、翌朝、ホテルで朝食を済ませてから移動しても予定時間に間にあう距離なので、私はその途中のJRの駅で降ろしてもらい、のんびりローカル線の旅を楽しみながら移動して、夕方に、瀬戸大橋に近い宇多津付近で主人と合流することになりました。

 

だからこそ、事前準備の段階でいろいろ調べていても、きちんとしたスケジュールを決めてしまうことは避けようと思っていました。

 

 

前日の移動日は、とにかく、自宅から琴平へ向かい、金刀比羅宮のお参りをして、ホテルに入り、のんびり過ごす。

 

翌日は、降ろしてもらったJRの駅から電車に乗ってJR宇多津駅にむかい、駅から徒歩圏内にカラオケ店がいろいろあるので、もし疲れていたらカラオケをしなくてもそこでのんびり休憩することも出来るし、付近のイオンタウンには映画館があるようなので映画を観たり買い物をしたりして過ごしてもいいし、もし、元気があればうたづ海ホタルまで瀬戸内海を見に行くことも出来る。

 

そんな漠然とした、でも、できるだけ体調にあわせて行動できるように、のんびり休憩できる場所だけは考えていた旅の予定でした。

 

 

 

金刀比羅宮のお参りでは、まさかの奥社まで1368段を登りきるという、事前にスケジュールを組んでいたら絶対に考えなかったであろう結果になったことは、すごく自信につながりました。おねがい

 

 

一番楽しみにしていた、そして心配していた温泉は、午後3時のチェックイン開始時間すぐにホテルに入り、部屋に案内されてすぐに大浴場にむかうと、くつにとめるクリップ札が2番目の状態で...。

 

広々とした大浴場に、私と先客1名の2人きり。露天温泉は、ひとりで貸し切り状態で、まったく何も気にすることなくのびのびと過ごすことが出来ました。ニコニコ

 

徐々に人が増えてきたので、浴場を出て着替える際も、場所を選べば人目を気にする前にタンクトップタイプの下着を身につけることが出来て、後は、のんびり着替えたり、髪を乾かしたり、ふつうに過ごすことが出来ました。

 

翌朝も、大浴場の開始時間までに起床して、行ってみたところ、前日よりは人がおられましたが、それでも広い大浴場に10名足らず。

湯船に入るまで、肩からタオルをかけて移動すれば胸の傷跡をかくせますし、洗い場は6名ほどで区切られていくつもブースがあったので、人の少ない場所を選べば、そんなに気にせずにすみました。

 

 

”案ずるより、産むがやすし”

 

こんぴらさん詣でも、温泉も、まさしく、その言葉を実感していましたが...。

 

 

 

むしろ、私の現在の体調や状況に全く関係のない、JR四国の架線損傷トラブルにより、午前中いっぱい電車が運休し、無人駅で身動きできなくなるというアクシデントや、その後、無事に宇多津付近へ移動した後、(いろいろ情報を問い合わせたり、検索したりしたためか)スマホの電池容量が少なくなったのに、念のため持っていた充電池(バッテリー)の調子が悪くて充電できなくて、夕方主人と合流するための連絡が取れるか不安になったりするという事態などの方に、焦ったり、困ったり、していた香川旅行の2日目だったのでした。あせる