試験が近づくと よMの家に皆 寄っていた。


だが数人集まっても その誰もが教科書を持ってはいなかった。


みな学校のロッカー内に置いたままなのだ。


まず 教科書を持っているものを探していた。 Kが持っていた。


ところがこいつがまた 頭がザルな上に 抜けていた。


「テストの範囲は?」の問いに「知らん。」といった。

おまけに「明日は 数学のテストあったか?」と

きた。 範囲も知らない上に 試験日のことも忘れていた。


なす術もなく 各自 後は彼女談議や エロ本を観て朝を迎えた。


答案用紙が配られ 問題を読み始めるころから眠くなってきていた。

「5分だけ寝よ。」と双眸を閉じると 気持ちよかった。

双眸を開けると 試験時間は残り5分になっていた様な記憶がある。


友人Mに 何も見えなかったと話したら 「Nの部屋からよその家の風呂が見えるとか聞いたことがある」との情報。

これは一大事!。

隣のクラス。 Nのところいった。

「自分ばっかり見るな のぞくな。わしにも見せろ。」そういうと だったら部屋にこいと言う。

浮き足だって 双眼鏡を持っていくと 確かに見えた。

だが 風呂の換気扇の隙間からしか見えなかった。そして見えたのはタイルのみ。がっくりだった。


「やっぱり のぞきはいかん!。ここは生々堂々 ストリップにしよう。」

そういうと 皆 納得した。





冬休みは 皆バイトをやっていた。すし屋バイトにいっていたAから 「B銀行に別嬪の行員がいた。」と聞くと

用もないのに顔を見に行った。「女子大生が喫茶店でバイトをしている。美人だったぞ。」と聞くと居ても立ってもいられなくなってコーヒーを飲みにいった。

だがどうも 綺麗だとは思わなかった。


そんななか文句なしの美形が居た。級友Fの姉だった。

Fの姉は 進学高校卒業後 某社へ就職していた。ここにも 時おり用もないのに顔を見に行っては手を振っていた。おばか丸出しの私たちだった。だが眼の保養にはなった。


Fは 地元の公立高校定員割れのところを なぜか落ちて私立にきていた。

「お前は 頭はザルだし 顔も悪いのに おねえちゃんのほうは なんで頭もいいし 別嬪なんだ?」

こんな言葉にも慣れれしまったのか 反発もしなくなってきていた。逆に自慢のほうが多かった。

「・・・小町とよく言われる。先日なんかは 風呂をのぞきにきた奴がいたらしい。」

「なにー・・・!。そんなことは許せん。お姉ちゃんが風呂にはいっている間は わしがパトロールしてやる。」

私が言うと「そのほうが危ない」とFは ズバリ賞を言った。


だが少しでものぞいてみたい私は 「エロ本3冊でみせろ」と言うと Fは頷いた。

天にも昇る想いで 夜 Fの家に行った。私は双眼鏡を持っていった。

Eは 水中眼鏡を持ってきた。「なぜ?」と問うと「一緒に風呂にはいらせてもらったら 潜って見ようと思って持ってきた。」 Eの感覚には負けたと感じた。


結局 湯気意外に何も見えなかった