試験が近づくと よMの家に皆 寄っていた。
だが数人集まっても その誰もが教科書を持ってはいなかった。
みな学校のロッカー内に置いたままなのだ。
まず 教科書を持っているものを探していた。 Kが持っていた。
ところがこいつがまた 頭がザルな上に 抜けていた。
「テストの範囲は?」の問いに「知らん。」といった。
おまけに「明日は 数学のテストあったか?」と
きた。 範囲も知らない上に 試験日のことも忘れていた。
なす術もなく 各自 後は彼女談議や エロ本を観て朝を迎えた。
答案用紙が配られ 問題を読み始めるころから眠くなってきていた。
「5分だけ寝よ。」と双眸を閉じると 気持ちよかった。
双眸を開けると 試験時間は残り5分になっていた様な記憶がある。