その1

娘が言っていた。

「お父さんがいると 柿の種のピーナッツがのこらない。ニキビが出なくていいわ。」

頷いてはいたが 本当は柿の種のほうが好きなのだ。

ただ ピーナッツはコレステロールを下げるというから 食べきっているのであって

アーモンドやマカダミアナッツほど 好きではないのだ。



その2

「うちの犬 柿をやったら 柿の種だけ残して あと上手に食べる。」

それを聞いていた子。犬に柿の種をやってみたという。

だが 犬は食べない。臭うだけで 物足りささそうな視線を返すだけ。

その子は 柿とお菓子の柿の種をまちがえてやっただけ。

ただ それだけの話だったが 笑うことができた。

こどもは 本当にかわいい存在である。

病気の質もそうだが 自身の甘さもあって何度も再発をした。

急性腎炎になり血尿が出て入院。「急性だから 治りは早いでしょ。」

が ネフローゼ症候群となり 45年。57歳になっている。

この間 ステロイド 利尿剤 抗生物質等いかほど 体内に入ったのだろうか・・・?。


若い頃は 力任せにボトルを空け 就労。

「どのくらい自分の腎臓が快復したのか?!。」

何とか無事就労できたことを 自分の中で誇っていた頃もあった。

だが 疲労も重なり再発。その度に暗転。経済力も右肩下がり。投げやりになった。だが自暴自棄になっても救われることはなかった。


日々の就労管理(疲労を溜めない) 食事管理(節塩 節蛋白)等があって 初めて生計が営める、そんな

ささやか過ぎる腎臓レベルからの再スタートだった。。

勢いがあった頃は そんなささやかさが女々しくも 情けなくも思えて仕方なかった。自身の社会的可能性を全面否定するようで 決して受容したくはなかった。いつもどこか とげとげしくもあった。


だが 日々の就労による疲労 繰り返す再発 加齢等せいか そのうち自身のネフローゼ腎による腎機能を 受容していったように思う。受容している今はもちろん自身の許容力の狭いネフローゼ腎を いたわっている。


あらためて 

病状の程度 再発の回数 投げやりの回数 治療 自己管理等が 将来のご自身の腎機能の

許容力を決するのではないかと思う。


思い出してもらえばいいと思う。

入院時 食べていた量と その味付け。

退院すると どうしても量は増える。味付けも 健常な人の嗜好へと向かっていく。

入院時は 供されていた量で 満足していても 退院後はそうはいかない。

就労 学業 家事 育児等のため 安静というわけにはいかなくなってしまうからだ。


それらに耐えうると医師が判断した上での退院だったのなら 再入院をかわすべく

食べる量 味付けも 自己管理するのが とるべき第1の判断か!。


夏 ネフローゼ 再発のときは スイカを食べていた。利尿効果を期待してのことだった。

だが 私のネフローゼにはスイカよりステロイドだった。

スイカは スイカ糖となったり またスイカに戻ったりしていたが 冷蔵庫の中でとこをとるため疎遠になっていった。

変わりに食べだしたのが桃だった。桃やサツマイモ 野菜等には食物センイがある。

これが コレステロールを体外に排泄してくれる。

桃は皮をむいたところが 甘みがあっておいしい。種の部分になると甘みが減る。

だが 種に近づくと センイ部分が増えてくる。この部分が 食物センイそのものなのか否かを私は知らない。だが、上記の作用を知ったときから 私の桃を食べるスタンスは 変わった。

歯と歯の間にセンイがはさがっても 種に近いところまで食べるようになった。 こだわりを持って食べるようになった。ただ それだけの話である。


正月 同様 親戚の人々のではいり 外食等が多くなる。

自身の病んだ腎臓に対して心配りを怠らないようにしてください。