何か出来事が起きた時、
「どうせ～」と思った後は
「やるよね？」と思う？
それとも
「やらないよね。」と思う？
出来事は1つなのに
何を思うかで安心感が変わってくるよ～。
そんなことを思った話です。
長期休暇前に
学校から宿題を持って帰ってきた時のこと。
たくさんの宿題を、
一週間にどれをやるか目安が書いてあるプリントがありました。
そのプリントには、
その日にやる宿題チェック表がついています。
そのチェックは毎日親が書くのですが
３週間分かあ…
毎日チェックするのかあ…
ちょっと面倒だなあ…
何とかラクにならないかなあ…
と考えていると…
私は閃きました！
思いついた！！
私は
「そうか！！
もう先に全部 『やりました』にチェック しちゃえばいいか！
だって、どうせ宿題全部やるんでしょ？」
と思ったんです。
その話をママ友だちにしたら
「え？！ どうせやらない じゃなくて？！」
と驚かれたのです。
マジっすか！
私は、
宿題をやらずに学校に行ったらどうなるか
ってことは
その場にいる子どもが一番知っているハズだと思っているんですよね。
クラスの雰囲気や
先生に言いそうな子
慰めてくれそうな子
内緒にしてくれそうな子
などなど
その場にいない私よりも
うんと細かく想像できるはずなんですよ。
だから
先生から何かを言われるかも知れないし
友達から笑われるかも知れないけれど、
それでも宿題をやらないで行くのなら
その後どうなるかまで
引き受ける覚悟がある
ということだと思っているんです。
つまり、
それはそれで、勇気ある決断だと思っているんですよね。
でも、ウチの子の場合
きっとそこまでの勇気はないだろうから
なんだかんだとブツブツ文句言っても、
泣きながらだとしても
どうせやるよね。
と思っているんです。
一方、ママ友だちは
☑宿題は言わないとやらないし
☑もしやらないで学校へ行っても何とも思わないだろうし
☑親がやらせないで行かせるわけにはいかないし
☑放っておいたら、ゲームばかりするし
どうせやらないよね。
と思っていたんですよ。
だから
毎回確認しておかないとダメ！
だと思っていたんです。
これは、どちらが良い悪いの話ではなくて
人は信じている方の答えを
たくさん見つけるクセがある
んですよね。
例えば、
いつも品物が安いスーパーに行くと
「あれも安い！これも安い！」
「やっぱりこのスーパーは安いよね～」
と思いますよね。
本当は
他のお店のよりも高い品物もあったり
自分がいつも買う品物が安いだけの可能性もあるのですが
自分は「このスーパーは安い！」と思っているので
安い品物を注目するセンサーが作動します。
もし、
たまたま高い品物を見つけた時には
「あれ？どうした？このお店らしくないな…。」
と違和感として感じるんですよね。
こうやって人は
イメージしているもの意外のことが起きると
違和感を感じるので
イメージ通りの情報を集めて
安心するクセがあるんです。
つまり、
どうせやるよね、と思えば、やる情報を集めるし
どうせやらない、と思えば やらない情報を集めるんです。
どうせ寝るよね、と思えば、やっぱり寝るし。
どうせ寝ないよね、と思えば、やっぱり寝ない。
どうせ食べないよね、と思えば、やっぱり食べないし
どうせ食べるよね、と思えば、やっぱり食べる。
ホント長女は寝ない子だったなあ…
次女は寝る子だったけど…
んもぅ～
なんだかんだ言ったって どうせ私のことが一番好きよね～
だから、自分の中で「どうせ」という言葉が出たら
自分はどんなイメージで相手を見ているのかがわかるサイン。
もし、
そのイメージを変えたいと思う場合は
これから信じたい方の答えをたくさん集めると
だんだんイメージが変わってきますよ～♪
《関連記事》
自分はどんな人に見られている？無意識にイメージ通りになろうとする話
それってこういう意味だよね？！ は大体ハズレ。