
2006年中国ベトナムの旅(2026Mix)その6
前回からの続きです。
5月4日から7日まで陽朔に滞在。
朝はカフェーで朝食を取り、昼間は観光、夜は飲み屋で酒、という素晴らしい日々やった。
というわけで観光したところを紹介。
①興坪(シンピン)
レトロな町並みの味わいあるこの地域は陽朔中心部から北へ30キロほど行ったところにあります。
20元札の風景のある場所としても有名らしい。
レンタサイクルでわざわざ行ったわけですが、わざわざ行ってきたかいがありました。
初めて来たのにどこか懐かしい佇まいで、ノスタルジーを掻き立てられるのです。
途中、地元のクソガキたちに遭遇。
ちょうど昼どきだったので安くて美味しい飯屋を教えてもらい(とは言え方向を指さし「あっちのほうになんかあったで」という程度だったが)、そのお礼にクソガキたちに缶コーラを買ってあげました。
②高田郷(こうでんきょう)
こちらはのどかで牧歌的な田園風景を堪能できるところ。
山の真ん中に穴が空いてる月亮山が有名らしい。
花を摘む少女。
遠くに見える穴の開いた山が月亮山。
月亮(ユエリャン)は月のこと。
テレサテンの曲に「月亮代表我的心」というのがありますね、誰も知らんかもしれんが。
③漓江(リージャン)下り
山水画に出てくるような幽玄な風景の中をゆったりと川下り。
あちこちに見える岩々はまさに自然が作った芸術作品よ。
ちなみに山水画と水墨画の違いというのは(以下略)。
最高の三日間でした。
そして5月7日、夜9時40分のバスに乗り陽朔を離れ広州に向かいます。
行きつけのカフェーでいつものようにビールを飲み、すっかり顔なじみになったマスター及びウェイトレスの女の子に別れを告げ、待っていたのは9時間の夜行バスの旅。
再見陽朔。
広州に着いたのは翌5月8日の朝6時半でした。
あちこち周って再び広州に戻ってきたで。
駅の近くにあるちょっと高そうなホテルを覗いたらば、本日割引で部屋代が198元!とか書いてあったのでそこに泊まることにする。
デポジットで400元とられて手持ちの中国元は残り80元。
昨晩はバスの中であまり眠れなかったので部屋に着いてベッドで横になると爆睡。
昼過ぎに起きて駅の近くのメシ屋で昼飯を食べ、部屋に戻って本を読んでたら眠たくなったので再び爆睡。
夕方再び駅の近くのメシ屋で晩飯を食べて、
広州駅前を散策。
暮れなずむ広州駅をパチリ。
これがこの旅の最後の写真となりました。
いよいよ明日帰国です。
再見広州、再見中国。
5月9日。
昼過ぎの飛行機に乗り夕方に無事故国に帰国しまっすぐ帰宅。
我ながら素晴らしい一人旅やったと思うが、20年後の今思い返してもやはり素晴らしい旅やったな、と自画自賛。
今回の旅での唯一の土産はネタTシャツ。
20年前からネタTシャツを着ているのです。
没有銭
没有愛
没工作
没問題
直訳すると
お金はない
愛もない
仕事もない
問題ない
なお20年後の今もこれ着てます。
そして書かれている内容もいまだ有効なのである。
問題ない。
20年前のタイムスリップ的リミックス改訂版旅行記はこれにて終了。
お疲れ様でした。
2006年中国ベトナムの旅(2026Mix)その5
前回からの続きです。
5月1日。
一日中ハノイのあちこちを散策。
途中に立ち寄ったカフェーでは猫が寝てました、と。
そしてなんとなくハノイはもうええかなとなり、どうするか身の振り方を考えた。
南下してホーチミンに行こうとも考えてたが遠いので却下。
かといって他に行きたい所があるでもなく、中国に戻ることにします。
5月2日。
朝7時に起きてホテルをチェックアウトして、
ザーラム・バス・ステーション
↓
ランソン
↓
ドンダン
↓
国境
と移動していきます。
国境を越えて中国入りしたのは1時過ぎ。
さよならベトナム、そして再びニーハオ中国。
友誼関で南寧行きのバスがあったのでそれに乗り、
さてどこへ行こうか?
バスに揺られながら行先をぼんやり考えます。
よし決めた。
陽朔(ヤンショウ)へ行こう、と。
桂林から南へ約50km下ったところにある陽朔という隠れ家的穴場的名所があるのですよ。
陽朔は南寧からは北東の位置にあるのでとりあえず北に向かえばええやろ、というわけでまずは柳州を目指します。
今日は行けるところまで行くつもりです。
南寧のバスターミナルに着くと今度は柳州へのバスの切符を購入。
バスは夕方5時に出発。
バス代60元。
バスに揺られてる途中、外を見たら大粒の雨。
気持ちいいくらいの土砂降りです。
柳州に到着したのは夜の8時前。
まあ今日はここまでやな、と柳州で宿泊することにする。
雨はすっかり上がっていました。
とりあえず「柳州賓館」というホテルへ行ってくれ、とタクシーに乗り込みます。
「地名+賓館」って告げれば間違いなくあるし、だいたいそのロケーションは街の中心地やからな。
部屋代は258元とこれまで泊まった中では最も高級なホテル。
しかも部屋は17階で夜景が綺麗・・・かどうかは知らん。
柳州は大きな街で、めっちゃ賑わってます。
ハノイの喧騒とはまた違った賑わいでワイはこっちのほうがなぜか落ち着くのです。
なんか女の子二人がミニライヴを行っておりました。
そしてその辺の安食堂でビール&メシ(画像なし)。
それにしてもただでさえ写真が少ないのにどうでもええ写真ばっかり撮ってるのはなぜなのか?
マクドとか日本料理店があると都会って感じがするのです。
そして5月3日。
バスターミナルから陽朔へ向かいます。
直行便はなく一旦桂林で乗り換え。
桂林でバスを乗り換え陽朔に到着したのは午後2時過ぎ。
とりあえず部屋を確保しようとその辺のホテルに入ったらば、GW中で部屋代がべらぼうに高くなっていました。
数軒ホテルを回って聞いたのですが、どこもシングルルームは大体400元と前後でとてもじゃないが手が出せん。
ちゅうわけで7人部屋のドミトリーにしました。
一泊60元。
陽朔は別世界のようなところでした。
町自体は小さいのですが山水画のような風景に囲まれていてとても綺麗なのです。
町のメインストリートである西街は終日歩行者天国で人は多いものの、うるさい車のクラクションもなければ危ないバイクも走っていません。
またアジアを旅するバックパッカー達が集う町としても有名で、カフェやゲストハウスがたくさんあり、欧米人の旅行者も非常に多いです。
「中国旅行の最終到達地がこの陽朔である」
と何かの本に書いてありましたが、確かにめちゃくちゃいい場所やった。
この陽朔をチョイスした自分を激褒めしてやりたいわ。
非常に居心地がよくて結果的にここに三日間滞在することとなりました。
以下写真大量貼り付け↓
西街メインストリート。
三日間行きつけてたカフェー。
似顔絵屋。
小泉首相!
もしかして「アメリカの犬」とか言いたいのか?
イタリアンジェラート。
羊肉串。
これもめちゃ旨よ。
笛を吹く人。
胡弓で物憂げな調べを奏でる人。
「没有(メイヨウ)」は「ない」という意味。
温いビールも適当な料理もぼったくりとかもないですよ、という看板。
鵜飼いのおっさん。
写真撮ったら「撮影料5元よこせ」とか言われた。
海外の観光地あるあるやな。
お札に落書き&お札ボロボロ。
中国あるあるアルよ。
筆談は楽しいコミュニケーション作業です。
~その6へ続く~
2006年中国ベトナムの旅(2026Mix)その4
前回からの続きです。
4月30日。
この日はドンダンから首都ハノイへ向かいます。
ハノイへは列車で行く予定だったので、朝9時にホテルをチェックアウトしてドンダン駅へ向かうことにしました。
その辺にいるバイクタクシーを捕まえてドンダン駅に到着・・・するはずだったのですが着いたのは全然違う別の場所で、駅ですらない。
ここはどこや?
「いやドンダン駅へ行ってくれと言ったんだが?」
と文句を言うも、どうやらこの兄ちゃんは全く英語を理解していない様子よ。
というわけで、しゃあないので二人で英語のわかりそうな見た目の人(?)に声をかけていくことにしました。
異国の地で朝っぱらから何やってんねん、と。
なんという珍道中。
何人目かに声をかけた若い女の子が英語のわかる子だったので、その子を介しての伝言ゲーム。
5分ほど走ってようやくドンダン駅に到着しました。
で、そのドンダン駅ですが誰もおらん。
駅の構内や窓口には駅員の姿すらありません。
改札も閉まったままで静まり返ってます。
どういうことや?
次から次へとハプニングですよ。
どないしたもんかと駅前で思案していると一人のおっさんがワイに近寄ってきて、
「ノー・トレイン。トゥデイ、ノー・トレイン。」
とか言ってきました。
今日は列車がない・・・だと?
休みなのか?
いや鉄道に休日とかあるんか?
ひょっとして日曜日やからか?
メーデーのストライキにしては一日早いしな。
おっさんに理由を聞くも「ノー・トレイン」を繰り返すばかりです。
ハノイに行きたいという旨をおっさんに伝えると、
「ランソンからハノイ行きのバスが出てる。ランソンまではオレがバイクで送ってやる。」
と言います。
結局そのおっさんもバイクタクシーの運ちゃんでしたとさ。
ランソンのバスターミナルまでは20分くらいかかりました。
移動途中の風景は水田が広がり遠くにはさほど高くない山が続いておりなんだか日本の田舎のようです。
ターミナルに着くなり何人かがわらわらと近づいて来て、ワイがハノイに行きたいというとおっさんが
「わかった。じゃあこれに乗れ。」
とバスに乗せられました。
どこにもハノイ行きとは書いておらず、
料金がいくらなのかもわからず、
いつ出発するのかもわからず。
でっかい駐車場みたいなところにバスが十数台停車しているだけで案内板とかも特になく、係員ぽい人も見当たらずの謎過ぎるバスターミナル。
そしてバスがやけにボロボロなんやけど大丈夫か?
不安になったワイは何人かの乗客に話しかけ、筆談で何とかこのバスはハノイ行きだということ、10時半に出発すること、料金は50,000ドンということがわかりました。
なぜかバイクもバスに乗ってます。
いろいろ適当過ぎるんやけど、だがそれがいい。
バスに揺られること約3時間、1時半頃に何の感動もなくハノイに到着。
思えば遠くへ来たもんや。
バイクタクシーでハノイの中心街まで行ってもらい、適当にその辺のホテルにチェックインしたあと街をふらつきました。
あちこち歩き回ったんやけど、ハノイは騒々しいな。
さすが首都・・・なんか?
街を歩いているだけでいろんな人が声をかけてきます。
店先の人、バイクタクシーの運ちゃん、果物売りのおばちゃん等々。
特にバイクタクシーの運ちゃんは本当に鬱陶しいです。
目が合うと後部シートをポンポンと叩いて乗れという仕草を見せて声をかけ、時にはクラクションを鳴らしたり大声を出したりして観光者の注意を引こうとします。
そのくせいざ乗ろうとすると値段を吹っかけてくるし、簡単な英語が通じなかったりするので始末に終えません。
夜はオープンテーブルの店でラーメンを食べます。
フォーを食べようと思ったのですが、他の客が食ってるラーメンがおいしそうだったのです。
その辺を適当に散歩してハノイの夜は更けてゆくのでしたとさ。
~その5へ続く~



























































