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喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。

マイシステム紹介④ ~マッドでステロイドな電源まわり~

自分の想像よりも結構な文量になり、ちょっと書くのが面倒になってきましたが今回は電源です。
他の紹介は下記のとおり。
①プレーヤー②アンプ③スピーカー④電源

電源に関しては対策すればするほど純粋に音が良くなるという説があり、私も「そっか~」と思い対策をはじめましたが、
「やってみると~そうでもない!」って思いますね。

これは全くやらない方が音が良いって意味ではなくて、電源こそ相性・個性問題がシビアな領域だと思います。
ウチでは効くのが他所では効かないなんてことはザラにあると思います。推測ですが「ノイズの量・種類や原因によって効き方が変わるから」とか、「そもそもその装置の音が好きか?」とかだと思います。

私の拙い経験から言うと「2回に1回は入れる必要がない」もしくは「費用対効果が悪すぎ」と思います。
だから、お金に制限がある中堅マニアだと難しいですよね。アンプのグレード上げる方が良いシチュエーションも往々にしてありそうです。

前置き長くなりましたが、そうは言っても東京の住宅地である我が家の電源環境は悪いし対策も必要です。
現在借家ですので、大袈裟な電源工事は行っておらず(お金もないですしね。)通常の100Vです。
壁コン以降から手を入れてます。


①壁コン オヤイデのSWO-XXX ULTIMO
喰らうオーディオ!!!-SWO-XXX ULTIMO

某巨匠が開発したことで有名な壁コンプレートはノーブランドの木材とステンレスのハイブリッドをあてがってます。
カバーはJ1プロジェクトです。

正直、交換前と後では違いがよくわかりませんでした(笑)
聞き比べしにくいじゃないですか。多分良くなっているはずです。
どちらかと言うと3Pになることが重要なんですよね。

ここから現在2系統に分かれてます。


②メーカー不明のステップアップトランス
喰らうオーディオ!!!-ステップアップトランス
超ごちゃごちゃしてます。

CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆


ここからマトリックス用アンプ以外の全てに供給しています。
もちろん音質面でも大きく貢献してます。購入価格もヤフオクで1万しなかったので超ハイCPの買い物でした。

入力100Vに対して117Vが2口と100Vが1口になってます。
構成は下記のとおりです。
117V ①パワーアンプ向け
117V ②省電力・前段向け
110V サブウーファー用


なぜ117Vなのか?ですが、元々プリが北米仕様だったのが事の始まりです。思いつきで他の機器にも使ってみたらエネルギッシュで好みのサウンドになったのでそのまま使ってます。

一応100Vとも比較してますが、フロントのパワーとDACは117Vの方が確実に良いです。アンプの発熱量とトランスの唸りも確実に向上してますが技術知識ゼロの素人発想で「壊れていないのでとりあえずヨシ!」としてます。

ちなみに中村製作所の製品は出力を数V上げて設計しているようです。


この時点で既に掟破りですが、さらに我が家では直列でトランスが続いています。


③中村製作所 AVT-82SP
喰らうオーディオ!!!-中村製作所 AVT-82SP
喰らうオーディオ!!!-中村製作所 AVT-82SP 後
CP(新品)   ★★★★★
CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆


同社の入門用のトランスです。使い勝手に優れ馬車馬の働きが期待できる良い製品です。
定価は9万程度ですが同社の戦略商品らしくCPメチャ高いです。100VAの前段用コンセント×2と800VAのアンプ用に分かれています。全体で1000VA ですので大型のパワーアンプは厳しいです。
電源は環境により効き方が違うため一概に言えませんが、これは素晴らしい製品だと思います。

効き方はノイズフロアが下がり聴感上のSN比が露骨に上がりました。ちょっとやりすぎ感が有り全てのシステムの給電をここから行うのはまずそうです。
この手の商品にありがちな音がなまる要素がほとんど無いため現在フロントのパワーアンプにあてがってます。流石に容量が苦しいので将来的にはもう少し上のランクの製品にしたいですが現状大きな不満はないです。

ちなみにトランスのインシュはfeet of silenceです。
価格の割りにあまり仕事をしないインシュだと私は思いますが、激しく振動している電源トランスだからなのでしょうか?かなりいい感じに効いてます。


④CAMELOT TECHNOLOGY(キャメロットテクノロジー)TAP6

実際のパワーアンプ接続はAVT-82SPではなくて、キャメロットテクノロジーのTAP6を介してパワーアンプに接続してます。
そもそも使いこなしとして斉藤先生からアドバイスをもらってやってみたのですが、やってみると不思議と有効な使いこなしです。
理由は定かではありませんが、一番振動が発生しやすいところなのでタップが介在することによって相互の振動の影響が抑えられるのかもしれません。

タップはほとんど使った経験が無いのでいくつか聞き比べたいですね。

次にステップアップトランスにつながっていくのがこれまた別の製品です。

④オーディオFSK MG-V1
喰らうオーディオ!!!-オーディオFSK MG-V1
CP(新品)   ★★★★
CP(中古)   ★★★
デザイン   
手放せない度 ☆☆☆☆☆


私が知る限り「見た目で買いたく無いオーディオ製品」の日本代表ですが、コレは大変良い商品でした。
ヤフオクで稀に出品されて結構な値段が付いてますがネタではないようです。

見た目はダサい手造りの電源タップですが中に回路が入っているらしい。こちらの製品は前段用です。
定価で10万円程度ですが、私が今までに使った10~数十万クラスの電源機器と比較すると圧倒的に良いです。
とにかく音楽に躍動感が出て気持ち良い!(見た目からするとちょっと悔しいですが)手放せないと感じる製品です。

ただし、購入するには相当の勇気が要る製品だと思います。色んな意味で・・・

このオーディオFSKからCDプレーヤーとプリ・DACがつながってますが、プリ・DACにはさらにさらに電源トランスが入ってます。


⑤PSオーディオ Ultimate Output(ハイカレント)
喰らうオーディオ!!!-PSaudio ultimate output
喰らうオーディオ!!!-PSaudio ultimate output2
CP(中古)   ★★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆


アンプやプレーヤーも作ってますが電源系の製品で有名なアメリカのメーカーです。
かつて、同社のP300という高価なジェネレーターも持っていましたがコッチの方が使い勝手良いです。

現在プリとDACに使ってますが、入れるとほんの少し音に深みが出るというか電源の効き方とはちょっと違う印象です。
単にこの製品のトランスの音が好きなのかもしれませんね。

この製品は大出力OKなのですがより電源の川上に持っていくと駄目ですね。露骨に音がしぼんでなまります。

どうでも良いですけど凄い商品名ですね。日本語にすると『究極出力』ですよ。
あと当時の雑誌の広告で「ウルチメットアウトプット」とあったのが印象的です。


⑦春日無線 UL-600UP
喰らうオーディオ!!!-ステップアップトランス2
CP(新品)   ★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆☆


元々、プリを買った際に付いてきたステップアップトランスです。
現在はマトリックスSP用アンプのSS-A180の電源です。

100Vでも気になりませんが、117Vにすると音に混濁が無く、音の出だしも含めより一層一体感が良いです。
特にギターで気になっていた定位の肥大が上手くまとまりました。


こうして書くと電源色々やってますね(笑)いつの間にって感じなんですけど。
本当はルームチューニングも含めて触れるつもりだったんですけど・・・長かった。


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なお、視聴の希望者いらっしゃいましたらいつでもウェルカムです。(東京都内在住です。)
PS3をトラポにしてみました。

きっかけは有名なソニーの技術者かないまるさんのサイトを見ていてですね。
きちんと対策するとPS3は優秀なプレーヤーらしい(厳密にはパソコンですけどね)。


まぁDCD-S1ぐらい出るんだったら、嫁に出してDACでも買いたいですし。

電源は一応クリプトンのPB-100経由で。光出力でDACへ。

聴いてみると、ムムッ!
意外と良いというか、メインとあんまり変わらない(汗)。


きちんと聞き比べると差があるけど僅差。

こりゃ本当に嫁に出そうかと思いつつも。おかしいな~ということで、
PS3の電源をオフにして聴いてみるとDCD-S1の音が心地良い。


どうやら、ファンの音とノイズで音が悪くなっていたらしい・・・

かないまるさんのサイトに技術的に詳しい説明がありますが、
PS3は絶縁トランスを使うと良いとのこと。

どうやらスイッチング電源が悪さしており、アースを分離したほうが良いとの事。


その必要性があることを体験した訳ですが、そうして考えてみるとPCも当然スイッチング電源ですので一度導入しないとまずそうですね。
EAR(エアー)834L ラインプリ 
喰らうオーディオ!!!-EAR 834L

CP(中古)   ★★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆


真空管アンプ設計の鬼才と言われるパラビッチーニ氏によるもの。
定価は29万円程度、同社の中では比較的安価な製品。
非常に艶やかで聴かせるアンプと云われており、思わず購入。


高いSN比で見通しの良い現代的なサウンドです。定位も良好で、うん。艶やかなサウンドです。
でも、そこまで艶があるとは思えなかったですね。コッテコテで強烈な個性的な音を想像していた部分もありますが、真っ当なバランスだと思います。
個人的にはもう少し空気感のあるサウンドが好きですけどね。

それよりも個性として感じたのは音のキレですね。これは117Vで使ったからかもしれませんが、今だかつて聞いたことない凄いキレです。
ベースの弓をはじく様子とふくよかな低音が一つの聴き所だと思いました。

デザインはちょっと私は無いと思いますね。
同社の他のアンプは結構いけてますけど。金のズングリしたノブはこのサイズのラインプリだとバランス悪いですね。

パラビッチーニ氏の真価はまだ理解できていないと思ってるので、プリメインとか折を見て聞いてみたいですね。
ダブルウーファーズ会員 TADSHINさん宅の訪問
喰らうオーディオ!!!-TAD全景
重量 ★★★   
年式 ★★★★ 
凄み ☆☆☆

※基本ざっくばらんですが、星のつけ方はこちら


昼過ぎの恵比寿駅で待ち合わせ。
手を振って私を招く人がセレブだったらと期待しましたが、オジサンでした。(←そら、セレブとは待ち合わせてないんで、そうなんですけどね。)
ということで恵比寿近郊にあるダブルウーファーズの会員TADSHINさんのオーディオルームへ訪問して参りました。

元々ダブルウーファーズの会長の懇親会で知り合いになり、その際に私がブックシェルフですと発言していたところ、
「2ウェイと違って(12インチは)床が見えるんだよ。」
と聞き、私は思わず「このオッサンやるな!」(←お前は何様だ。)と思い、かつその表現がカッコイイなと思いパクろうと感じてました。

さらにココだけの話ですが、遂には言っても立ってもいられずサブウーファーを導入してしまった顛末があります。


そんなどうでもいい経緯はともかく、今回お伺いしたシステム構成ですが。
入り口はソニーのSCD-1がSACD兼CDトラポです。サブでパイオニアのプレーヤーがトラポになってます。
喰らうオーディオ!!!-SCD-1

アナログはマイクロのRX-5000で、フォノイコは2筐体の自作です。
喰らうオーディオ!!!-micro RX-5000

DACも自作でfujiwaraDACです。
私のDACもfujiwara氏設計です兄弟にあたりますが、同じ兄弟でもラオウとジャギぐらいの差がありますね。
喰らうオーディオ!!!-TADdac
アコリバのケーブルなんかで有名なDSIX回路を搭載、クロックも高精度にのせかえているとの事。ビシェイなど高級パーツも盛りだくさんらしいです。

プリはアキュのC-2400で、アキュのデジチャン。
喰らうオーディオ!!!-アキュC2400 デジチャン

パワーアンプはモノラルバイアンプで自作です。
回路の設計はできないとのことですが、素人目に見ても見事なアンプですね。配線が綺麗です。
喰らうオーディオ!!!-amp
喰らうオーディオ!!!-amp3

SPは38センチのダブルウーファー、中域ホーンを挟んでツィーターがシンメトリーに並んでます。
喰らうオーディオ!!!-TADsp
JBLのユニットらしいです。詳細聞いてくるの忘れたため不明です(笑)。まぁ聞いてもユニット詳しくないんで良くわからない可能性も大ですけど。
肝心なのは出てくる音ということにしておきましょう!

ケーブルも自作中心、TUNAMI NIGOとフルテックのハイエンドプラグを中核に色々工夫しているそうです。喰らうオーディオ!!!-ケーブル
このあたり次回ちょっと聞いてみたいですね。

インシュはフィニッテ エレメンテのCerabaseが相当なお気に入りでほぼ全てのコンポーネントを固めてます。喰らうオーディオ!!!-インシュレーター
私も一度使いたいですがめちゃ高いんで、我が家に導入には至らなさそうですけど。人工大理石のコーリンアンなども多用されている模様。こちらも使ったこと無いので一回やってみよう。

電源系は200Vを二つのトランスで供給しているとのこと。電源系は後はタップのみです。
喰らうオーディオ!!!-200V電源


TADSHINさんのテーマは「ワイドレンジ、高解像度」とのこと、私は不肖モノなのでその辺きちんと感覚として理解していない部分もあるため自分の言葉で語ってしまいます。
(さらに完全に言い訳ですが)当日は風邪気味で耳のコンディションが悪く、もう一回元気な時に行かないとわかってないかもですが感想を述べますと。

音全体の印象としてはスッキリしてます。もちろん音の密度が薄いという意味ではなく、見通しが良く爽快な音調です。爆音でもっと重い音をイメージしていましたので意外でした。
大型システムだけあって音場が広く、一方で分解能が高い音です。

アナログとCDだと双方良さを感じるバランスのシステム構成でした。メインのDACはSACDのSCD-1より一聴してわかるぐらい音が良いです。滑らかでより音楽性が高いと思いました。
低音は腹に来るタイプではありませんが、音の立ち上がりが綺麗で締まった良質な音だと思います。我が家ではそこまで出てませんが低音の好みで言うと私も近いです。
定位もきっちりしています、指向性が強くシビアに追い込んでいるようで首を動かすと定位がころころ動きます。

TADSHINさんは基本的にはPOPSメインで比較的年代を問わずロック、フュージョン、AORとJPOPが中心のようです。オーディオマニアとしては珍しいですね。貴重なロックのモービル盤CDがある辺りに音楽の好みが私と合ってる印象です。

エリック・クラプトンの「Chenge the world」を何年振りに聴いたでしょうか。
カラオケでも歌える一曲ですが(←どうでも良い情報ですが。)こんなに良い曲だったとは!思わず身震いする名演でした。ベースの厚みといい、音場感やサビでのコーラスといい、クラプトン侮ってました。

ちなみに家で同じ曲を聴いてみました。ちょっとがっかりました。(実際は相当がっかりしました・・・・orz)
分解能の次元が違いますね。残念。


また、グラスCDの比較も実演していただきました。
CDの表面をコーティングして音質を上げよう!というマニアやってると一度は耳にする類の製品です。
詳細はここ見てください。http://www.sec-audio.com/

変化は微細な表現が向上し、音にメリハリがつくと共に、クリアになる印象です。
本当にメリットだけなのかは自宅できっちりやらないとなんともですがベースの解像度や音の沈み込み、ライブにおける空気感や拍手のリアリティは上がったと思いました。


AVもちょっと堪能して来ました。
喰らうオーディオ!!!-AV
マニア宅での本格的なホームシアターは実は初体験なのですが良いですね。
ライブものは思わず画面をのぞきこんで小さい画面だなと錯覚するぐらいですね。
実際は決して小さい画面なのではないんですけどね。


お土産に自作コンピCDを6枚もいただいてしまいました。
喰らうオーディオ!!!-グラスCD
このCDはアナログをADコンバーターに通して焼いたものをグラスCD化したのもです。
ケースのジャケットなども自作で、フォントやグラフィックデザインも行っているなどこだわってます。

基本的な音質は中域が厚く、艶がありながら滑らかな文字通りのアナログの香りのするCDです。
不思議ですね。こういう音をCDで出せるんだな~という新発見がありました。
こういうリマスターのCDが合っても良いと思います。それぐらい個性的ながら良い音です。
詳しい話を聞きそびれましたが、色々小技を駆使してそうな予感がします。

Eagles の「Hotel Carifolnia」がたまりません。
決してハイファイではないんですけど、音に粘りがあるというか。
この曲の背景にある当時のアメリカの退廃感というか、出したかったであろう雰囲気にマッチしてます。

行ってみると3時間強があっという間でした。(あとコーギーが可愛かった。)
年明けぐらいにまたお伺いしたいと考えてます。

キャッチーに越したことはない!
ということで本ブログでは製品レビューやマニア訪問時に☆をつけてレビューしてます。

ことさらに客観性を出したい訳でもマッタクないのですが、自分が読者の場合見ていて面白いですし、定量化すると後で自分が見ても面白いと思い始めました。
書きながら軌道修正するかもですが、こうして書いてみると一貫して『主観』なので基準を述べる必要があったのか・・・orz
と思いつつも、私のブログ内&脳内で整合性が取れていればとりあえずOK!と思ってますのでヨシとしましょう。

<2011年1月 追記>
【PCオーディオ】
PCオーディオも評価をはじめようと思います。
ソフトウェアは基準がさっぱり自分の中でなかったのでパスしたのですが、ハード側のつかいこなしに関しては比較がしやすくなったので。

項目はとりあえず。『改善度』と『費用』の2つを考えました。
未開拓分野なので「どれだけ変化した?」と「いくらかかったの?」が重要かなと思った次第です。
ソフトの場合は導入の手間とか利便性も考えられるんですけど暫定で。


①改善度
☆     変わらない。
☆☆    集中して比較してようやくわかる差。お金を掛けてまでやる必要性を感じない。
☆☆☆   明らかにわかる変化量。インシュぐらいの差。
☆☆☆☆  ランクが上がる改善。ケーブル換えた時ぐらいの差。お金を掛けてでも対策すべき。
☆☆☆☆☆ 激変。コンポの買換えぐらいの差。


②費用
★     タダ
★★    5000円未満
★★★   1万円未満
★★★★  3万円未満
★★★★★ 3万円以上




【オーディオマニア訪問】
もちろん音質評価を目的とした内容ではないです。
さりとて感想を面面書いただけでも面白くもないため☆を導入しました。

①重量
超マニアのシステムをイメージしやすい要素って何かなと考えて決めました。
(手前味噌ですが)スケール感が出て面白い指標だと思ってます。
またカウントする重量は稼動システムのみ、ケーブル・ラック・ボード・ルームチューニングを除いてます。
そして計測方法は私の視認によるどんぶり勘定です(笑)

ちなみに他に考えていたのは「ユニット数・口径」「コンポ数」「ケーブル長」「発熱量」などです。
「価格」は気になるポイントですが露骨で不躾なので却下しました。

 ★5個 3t以上
 ★4個 1t以上
 ★3個 500kg~1t
 ★2個 100kg~500kg
 ★1個 100kg未満


②年式
そのマニアがいつごろの年式を中心に構成しているかは、そのマニアの志向も色濃く反映される部分なので入れてみました。必ずしも新しければ良いわけではないオーディオにとってわかりやすい指標だと思います。
例によって計測方法は私の感覚によるどんぶり勘定です(汗)、基軸となるコンポーネントの年式をざっくり平均として表現してます。複数のシステムがある場合はメインもしくは象徴的な年式と考えてます。

 ★5個 直近5年以内
 ★4個 00年代
 ★3個 90年代
 ★2個 70年~80年代
 ★1個 60年代以前


ヴィンテージマニアが怒りそうな区分けですが、まぁこれこそ適当です。


③凄み
要は主観なのですが、星が増えるほど良い音だったと感じたとかではないです。
システム構成・オーディオへの取り組み・音質・思想・人格を含めて、より総体的に熱意・狂気・個性やインパクトをどれだけ感じたか?と言ってもいいかもしれません。
自分が感じた部分を一つの要素に押し込んでいるので足し算引き算の結果だったりします。

最初「キチガイ度」にしようかなと思ったんですけど(笑)誤解を招きますし、流石に怒られるかなと思って変更しました。

普通の人を☆1個と考えてます。マイ電柱立てると+1個ですね。


【オーディオ製品レビューの基準】
amazonのレビューぐらいにいい加減ですが、私なりに考えてつくりました。

①コストパフォーマンス(CP)
CPって随分都合の良い言葉ですが、現実として無尽蔵にお金が無い以上私は重視してます。
誤解を恐れず言えば、高くて良いのは当たり前だと思います。コストのメリハリつけてシステムの音質を上げるのが中級オーディオ使いこなしの要点であると考えているからです。

コストパフォーマンスは新品と中古でつけてます。
理由は入手方法が中古に限られている場合があることと、そもそも私が中古で入手するため新品(定価として)評価しにくいという事情からです。
中古の場合は必然的に年式を問わず横断的に判断してます。中古ビイキのため新品は評価が辛くなると思います。

基準は下記のとおりモロ主観です(笑)基本音質ですがデザイン以外の要素をエイヤッ!で決めてます。

 ★5個 即買い!推奨。コレじゃないと無理な音質。
 ★4個 思わず薦めたくなるお買い得感!個人的にGOOD!
 ★3個 一般的にお買い得!買って損した気分にならない。
 ★2個 無難。好きであれば買っても良いと思う。
 ★1個 別にコレである必要はないと思う。


減点要素は、「故障のしやすさ」「操作性」「サイズ過多」「消費電力」ぐらいですかね。
特に故障は某ハイエンドみたいに数年後ごとに数十万の修理費用の発生が掛かるようだと本末転倒なので重視します。
消費電力も同様ですね。純A級でマルチはちょっと電気代的にしんどいですね。


②デザイン
これはCPのくくりで漏れてくるのはデザインかな~と思ったため入れました。

当然主観です。
 ☆5個 エクセレント。洗練された個性がある。女性にも見せられるデザイン。
 ☆4個 カッコいい。挑戦的内容。個人的にGOOD!
 ☆3個 無難。万人向け。
 ☆2個 いけてないと思う。
 ☆1個 ダ、ダセェ・・・。


③手放せない度
これは文字通り私の主観です。
「主観」や「好み」と書くと味気無いので、より心情に近い『手放せない』という言葉にしました。

 ☆5個 お金があるわけではないが・・・我が家に導入。文字通り手放せない。
 ☆4個 将来もう一度買うかも。正直、放出は口惜しい。
 ☆3個 余裕があれば手元に置きたい。目下のところ納得。
 ☆2個 コレより次が聴きたい。そのうち嫁に出す。
 ☆1個 代わりはいくらでもいるなぁ