喰らうオーディオ!!! -21ページ目

喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。

マイシステム紹介③ ~マトリックスなスピーカー達~

最近は風邪で寝込んでいたため早くも更新が滞ってますね。
マイシステム紹介の3回目です。
他の紹介は下記のとおり。
①プレーヤー②アンプ③スピーカー④電源

ちょいちょい触れてますが我が家のシステムはスピーカーマトリックスとスーパーツィーター・サブウーファーを取り入れた変則型の4.1chです。
ちなみにサラウンドとAVはやってないです。

はじめた理由は、昔やったときに面白かった事とスピーカーマトリックスをそれなりのシステムでやっている人がいなかったので、その可能性を探って見たかったためです。

結論から言うと、スピーカーマトリックスはそれなりに意義があると思います。
我が家ではサラウンド効果を狙った訳ではなく「音場の拡大」「音の厚み」「音像を前に出す事」を主要な役割として機能してます。
デメリットとして定位が悪くなると良く言われますが、実際はほとんど影響ありません。その辺は調整次第なんだと思います。


REVEL AUDIO ULTIMA GEM
喰らうオーディオ!!!-ultima GEM1

CP(中古)   ★★★★
デザイン    ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆


マークレビンソンなどのハイエンドブランドを所有するマドリガル社のスピーカーブランドです。
2000年ぐらいの製品で、後続機種などは現在でも輸入販売されております。当時レベルオーディオの上位機種はノーチラスキラーとして北米のスタジオのシェアを喰っていったという話も聞いたことがあります。

日本でこのブランドが今ひとつ普及しなかったのは大きな要因はデザインだと思います。
特にシルバーパネルだと近未来感が強すぎて日本のマニアには好まれなかったんだと思います。
マイナーなんで実力の割りに中古の相場は低いためお買い得です。

さて、このシリーズの特徴の一つは背面にツィーターを配置しているところです。
たまにみかける構成ですがコレがメチャ効きます。定位感がグッと向上します。SPの裏側に回るとサーノイズが盛大に聞こえるのですが実に不思議です。
喰らうオーディオ!!!-ultima GEM2

スタンドは現在、純正を辞めてクライナプロのMGT-60Sです。
カーボンスペーサーを挟んで使用し、スパイクはハーモニクスです。
ボードはMEIのセラミックス系の重量ボードです。

SPケーブルは高域側がAETのHINです。現行の一つ前だと思いますが十分高性能です。高域が伸びており情報量が多いです。
低域側はヤフオクで入手した栃木のオジサンによる自作ケーブルです。低域の表現は今ひとつで情報量もまぁまぁですがコレを使うと定位に芯が出て塩梅が良いので中々代えられません。
元々ケーブルにはそれほどお金を掛けてはいませんがシステムの音つくりのポイントの一つがSPケーブルになってます。
あと、アコリバのYラグを使ってますがこれがまた渋い仕事をする製品です。良いプラグ使うと確実に音のレベルが上がりますね。


MURATA ES105
喰らうオーディオ!!!-murata ES105

CP(中古)   ★★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆


言わずと知れたスーパーツィーターの定番。一度使うと外せなくなる魅惑の逸品です。
以前使っていたSPがアコースティックエナジーの銘機AE2でして、この機種は欠点として高域の伸びが悪く導入した際は目からウロコの効きかたでした。
現在のSPはクラスが一つ上かつ比較的新しいので高域が綺麗に伸びてます。それであっても外せないのがこの製品の強みだと思います。
調整すると定位感が高まり艶が軽く乗ります。

SPケーブルはゾノトーンの6NSP-meisterでプラグにテクニカのロジウムメッキのバナナ使ってます。このバナナも良い価格だけあっていいです。

SPとの間にはレクストのRS-SQUAREとフォックのスペーサーを使ってます。
レクストのRS-SQUAREは本来の使い方と違うのですが音作りの一環でここにいます。
素性が良いのかいい響きです。シンバルの質感に華が出ます。そのままだとやり過ぎになるためフォックのスペーサーで少し引いてる格好です。


REVEL AUDIO ULTIMA EMBARACE
喰らうオーディオ!!!-ultima embarace1

CP(中古)   
デザイン    
手放せない度 ☆☆☆☆☆


同社のサラウンド用スピーカーです。日本では未発売のはずですが偶々ヤフオクに出ていたため落としました。
元々の構想ではフロントのGEMをもう1セット揃えてスピーカーマトリックスを行う予定だったのですがちょうど良かったかもです。

ユニットの構成は正面に20センチウーファーがあり、その左右に60度ぐらいの角度で小型のブックシェルフが取り付けられた様な構成です。日本ではあまり見ませんが、海外のサラウンドSPだと見かける形です。
喰らうオーディオ!!!-ultima embarace2
喰らうオーディオ!!!-ultima embarace3

そのSPをさらにウーファーを天井に向けて設置、かつ向かって背面側のツイーターとウーファーをOFFにしてます。

ユニットを上に向けて使っているのは指向性を無くして、つながりと音場の広さを出しやすくするのが目的です。昔、江川先生か誰か忘れましたがユニットを上向きに使うとお手軽に無指向型SPとして使えるという話があったためその使いこなしを応用してます。ロジックは定かではありませんが、サラウンドスピーカーの存在感を極力無くすという意味でも有効だったので使ってます。

スタンドはフロントの純正を流用してます。
インシュは山本音響の黒檀スパイクと桜の受けを使ってますが、設置の安定のために使っているだけです。
ケーブルも適当で三菱電線の安物です。

今のところ一通り調整してSPから音が出ている感じは無くつながりも良好なのですが、実は音の雰囲気などかなり牛耳っているところなのでアンプも含めてもう少し検討が必要ですね。


Velodyne FSR-10W
喰らうオーディオ!!!-velodyne FSR-10W

CP(中古)   ★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆☆


2010年11月に導入しました。
元々低域にあまり興味がなく、部屋も大きくないのでブックシェルフで頑張るつもりだったのですが~どうしても足りない要素がある!と感じ導入しました。
入れて見るとそこまででもないか~という感じでしたが、ライブの空気感や音圧感が加わりリアリティ追求の貢献度では外せないです。

インシュはオルトフォンのMKO-1188という天然石。
ボードはTAOCで設置は暫定です。
現在まだ調整中です。もう少し上手く鳴らせる気がします。


お読みいただきありがとうございました。こんなマイシステムですが面白かったとかんじていただけましたら下記のクリックをお願いします。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村

なお、視聴の希望者いらっしゃいましたらいつでもウェルカムです。(東京都内在住です。)
【メグ・ジャズ・オーディオ愛好会】カートリッジ聞き比べ
喰らうオーディオ!!!-MEG 11月①

先週末に11月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に参加して来ました。
今月はカートリッジの聞き比べ。

私は社会人になってからというもの、20分に一回ひっくり返るレコードにかまってられなくなったためやってません。(←要はめんどくさいだけです。)
反面その音の良さもまざまざと見せ付けられてはいるため、「カートリッジとはいかがなものかなぁ~」といってまいりました。

今回の目玉はMIYABIというブランドのカートリッジで、同ブランドの武田氏はチェロやクレルのようなハイエンドメーカーへカートリッジを供給していた実績のある、まさに匠です。

当日のプレゼンテーターはジグソーの澤田さん。
この方はまだ30歳ですが、かなりのオーディオファイルです。(各言う私は20代ですけどね(藁))
特にビンテージオーディオに対する見聞がすさまじく、同世代の水準はおろかちょっとした研究家レベルです。
当然レコード(PCオーディオも相当詳しいですけどね。)もオリジナル盤以外は音楽にあらずと言わんばかりの蒐集家ということもあり、機会あって人づてに武田氏を紹介いただいたようです。

喰らうオーディオ!!!-MEG 11月②

さてさて、その音ですが・・・まさに天上に昇るような悦楽。
・・・を感じることなく故障して再生不可でした・・・orz

しかしながら、武田氏作成のクレルやチェロのカートリッジもありましたので視聴してみました。

正直クレルのカートリッジはそれほど良いとは思いませんでしたが、チェロはたまらないですね。
マークレビンソン氏は武田氏に「限りなくエロイ音にしてくれ(もちろん英語で)」とざっくばらんな無茶振りオーダーしたらしいですが、
エロイかどうか別にしてよい音楽です。

あと、当日はマニアが持ち込んだカートリッジも比較視聴しました。
持ってきたのは秘密基地の住民jyajyaoさん。

この方は現在レコードはほとんどやってないはずですが、マニアとして確かな方なので期待していたところ、隣で説明をいただく。

「このカートリッジは評論家の菅野さんが作ったもので、奥さんがパイプ屋をやっていて無理やりオーディオで商売にしろ!と言われてできたらしいね。」

私「ふむふむ」

「でも、もう何年も使ってないから、音出ないかもね~(笑)」

私「・・・って、音だしぐらいしてきて下さいヨ~!」


まぁそんなところも含めてjyaojyaoさんらしいのですが、
出てきた音はまさに染み入るような良音で、明らかに会場の雰囲気が変わる銘機でした。
流石のチョイスですね。

引き続きで同氏が持参のオルトフォンSL-15もかけてみました。
こちらは明らかにこじんまりとした音場表現なものの味のある音でした。

まさかここまでカートリッジで音が変わるとは・・・・
スピーカーぐらい音が変わりますね。

これは益々レコードには手が出せませんねww

PCオーディオ フリー再生ソフト 一同8種類おためし

巷ではフーバー2000が良いとか、アマラが良いとか、和田特機が良いとか色々言われてますのでどうせほとんどフローソフトなので知ったかせず、一同に試して見ることにしました。

ウチにはMACが無いのでそちらはテストせず。
PCはONKYOのHDC-1Lです。安価ですが一応静音のPCオーディオとして出ている奴です。
デジタル出力が無いので、DDコンバーターとして同じくONKYOのiPodトランスポートND-S1を利用。
内臓HDDにWAVで入れたソースを利用しました。
ペッパーのミーツザリズムセクションのみで検証。

先にCDで確認してから、
①まずは音の悪いことで有名なウィンドウズメディアプレーヤー
一聴して、ダメ。

音に芯が無く弱い弱しい。オーディオとしては厳しい。
まぁしょうがないか・・・


②早速次にiTunes、どんどん進化しているため最近はバカに出来ないとも聞きます。
一聴して、ちょっと焦るレベルの音。

既にオーディオレベルにある。
ちょっとクールだけど、これはケーブルやその他の要因かもしれないです。

リファレンスと比べて分解能が少し弱く、表情に乏しく艶に欠けるかなと思いますが、
音に力感があり、高域も低音もきっちりしてる。総じてレベルが高い。アップル素晴らしいです。


③次はmedia monkey(メディアモンキー)結構有名ですね。
一聴して、サルレベルの音。二足歩行になってないです。
音はこの上なく弱弱しい。BGMですね~こりゃあかん。


④次はfoober2000(フーバー2000)こちらはオーディオ用として有名ですね。先日のオーディオショーでも使っている海外メーカーがありました。
一聴して、オーディオレベル。

ドラムのキレだとiTunesよりこちらか。ブラシとかの表現が決め細やか。
ベースの存在感がリアルで等身大。
オーディオ的にはiTunesよりハイファイで優等生的な鳴り方だと思う。
力感はiTunesかなと思います。
しかし、これはもう少し真剣に比較しないとなんとも。


⑤次は和田特機のWave File Player(WFP) PCオーディオFANのおまけについているソフトです。
一聴して、ハイファイ。

これまで出にくかった中域の表情も見せる。シンバルが綺麗。
フーバー2000とよりドラムが胴に入った音がする、しかしながら好みの範疇だと思う。


⑥同じく和田特機のWave File Player for Experimental(WFPE、開発者の和田さんの好みで多少色づけしているらしい。
一聴して、いい感じ。

音楽に躍動感があり、モワッとする空気感が出ている。私も好みです。
艶と表情があり音が前に出る感じもある。
もっとも我が家のリファレンスに近い音。CDプレーヤー手放しても惜しくないレベル。


⑦こちらも人気のプレ-ヤーWINAMP
一聴して、軽やか。

音が決して弱弱しい訳ではなく、軽やかに踊るように音楽が気持ちよく流れる。
逆にちょっとひっかかるような音が好きな人だと物足りないかもしれない。
コレはコレでいける。


⑧最後にちょっとマイナーな韓国製のKMPlayer
一聴して、もう一歩。

ややドンシャリ気味で、固めのサウンド。
iTunesより微妙かなというレベル。


今回の私の好みの序列で言うとこんな感じ。
CDP(DCD-S1)=⑥WFPE >> ⑤WFP=⑦WINAMP=④フーバー2000 > ②iTunes > ⑧KMPlayer >>>> ①メディアプレーヤー=③media mokey

今日はボーカルや最近の録音ではチェックしてないので、その辺また比べて見たいと思います。
【DAコンバーター】Soulnote(ソウルノート) dc1.0
喰らうオーディオ!!!-ソウルノート
CP(中古)   ★★★★
デザイン    ☆☆☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆


かの有名な鈴木哲氏が設計したDAC。同社としては高級な部類に入る定価24万の製品です。
最近会社としても完全に左遷じゃなくて・・・独立し、一軒屋のオフィスを構えているようですね。
一般家庭を前提とした視聴室を設けたことは作り手として良心的ですし是非一度伺ってみたいですね。

しかしながら鈴木哲氏のような技術者を手放すというのは、それなりの規模の企業だと難しいかなと思う一方やはり残念だなぁと思いますね。

設計者の名前が知れている人なんて数える程度ですし、必ずしも評論家の評価は高くないですけど
人気のある方です。育成できるタイプの人材でもないのでもったいないなぁと感じます。海外の技術者でも大体自分でブランド創っているのでそんなものかもしれませんが。(←ふわふわした意見ですみません。)

さて肝心の音ですが
我が家のリファレンスよりSN比は高めで、ややクールで静かな印象。
情報量も緻密でよりハイファイ。(悔しいですけど!)ランクが一つ上のDACですかね。

メリハリの利いた音質はジャズに合わせたくなる音です。(←メーカー上、当たり前か。)
特にシンバルが花開く様は美味しい!ライブの拍手もリアルです。ピアノも堂々とした鳴りっぷりです。

バランス接続が結構違う音色なので、好みによって使い分ける場合も有りえそう。
(我が家はバランスを基本採用していないので本当に印象程度の感想ですけど。)
入力は光1の同軸3だがそこまでは普通使わない気がする。どちらかというとUSB入力が欲しい。

デザインはシンプルでありながら質感が高く好印象。
国産にありがちな横並びのオジサンデザインではないのがいいですよね。

天板はピアノフィニッシュでラックに入れると目に付かない部分だし、傷もつきやすい短所がむしろデザインとしてのこだわりを感させますね。
クロムメッキのセレクターがまたカッコイイ!この形は絶妙にデザインされてますよね。
DACのセレクターは基本いじらないはずですがボリュームのようにいじりたくなる存在感です。
喰らうオーディオ!!!-ソウルノブ

個人的にはLEDのカラーは青一色もしくは二色で良かったと思う。
三色使うとメカニカルではありますけど若干チープに見えます。まぁ好みの範疇ですけど。

鈴木哲氏の製品はフィリップスのLHH600やマランツのプロジェクトD-1も自宅で聴いたことありますけど、圧倒的に本機の方が良いと思いますね。(ちょっと昔なのでLHH600は音忘れてしまいました・・・)
プロジェクトD-1はちょっと音が緩いんですよね。ふわっとしていて傾向が全く違いました。
私が聴いた範囲ではそもそものクオリティーが上を行っていると思うので、鈴木哲氏の過去の製品から買換えても概ね満足しそうです。

私的に買いかどうかですが
入力が44.1kのみなのでPCをやらずCDのみのジャズ・ロックメインなら良いDACだと思う。
同価格帯ではノーススターデザインの初代192DACと音質だけ比べると本機かな~と。
ノーススターデザイン192DACは女性ボーカルがとにかく艶やかで良かったので贅沢を言うと2台目として手元に置きたくなるタイプなんですけどね。

自宅に入れるかだと、今後PCオーディオを本格化させる前提なのでやはり24bit192kに対応していないと厳しいですね。(同社の下のランクのDACは対応してますね。)
マイシステム紹介② ~マイナーなアンプ達~

今回はアンプまわりです。
他の紹介は下記のとおり。
①プレーヤー②アンプ③スピーカー④電源


現在アンプはセパレートかつモノパワーですが、スピーカーマトリックス用に一台追加しているため4台構成になってます。アンプ群はやたらにマイナーな製品になってます。

プリアンプ PLINIUS CD-LAD
喰らうオーディオ!!!-PLINIUS

CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆


ニュージーランドの超マイナーなオーディオメーカーです。
一時輸入されていた時期もあるようですが現在は発売されていないと思います。
このプリは日本未発売のため非常に珍しいと思います。ヤフオクで購入しました。
海外の販売価格は確か2~3000ドルぐらいですので中堅プリってところです。

ちなみにコレを買ったのは有名な製品は高いから、マイナーで人気の無いモデルを安価に購入しようとしているだけです。
入手後色々使ってみてわかったのですが、音質も機能も大変好みのアンプでハイエンドに手を出すまでは中々手放せないかなと思ってます。

機能面はシンプルで入力は少なめですが、出力がバランスを含む3系統と充実。
デザインもシンプルかつクールで好みです。

音質はとにかく定位の仕方が濃いです!
『ビシッ!』ではなく、『ブワッ!』って感じです。(←伝わってますかね・・・)

要は存在感が強い音像重視のアンプでして、ややウォームな音調とざらついた感触も相まって非常に強い音像を出してくれます。
かといって基本性能が古臭いアンプではなく、現代的なアンプなのでSN比・高域もしっかり伸びてて良いアンプです。

同社のパワーアンプもかつて所有してましたが、音質面と機能面への配慮がきめ細かく個人的には非常に評価が高いメーカーです。パワーアンプはお金が無かったので手放したのですが是非もう一度ほしいですね。

インシュは神戸音響のニッケルメッキとJ1プロジェクトの青いスペーサーです。
インシュにはそんなに反応しないですね。
電源ケーブルはオーディオFSKです。

パワー間のラインケーブルはオヤイデのNIGOとフルテックのねじ式RCAプラグを使った自作ケーブルです。
無色透明の水のようなバランスの変わらないケーブルです。配置の都合上もあり極力固定して変更しない箇所ですね。
サラウンド用のアンプへはヴァンデンハルの安物で特に吟味してないです。まぁそのうちにでも。

フロントメイン BELL EPOQE TI-02
喰らうオーディオ!!!-TI-02
CP(新品)   ★★
デザイン    ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆


長野県の超マイナーなガレッジメーカーのモノラルパワーアンプです。
http://www.web4beat.com/audio/belle.html

これまた別にこの製品を狙って買ったわけではなく。驚異的に安い価格で手に入ったこともあり他の機器に予算をまわす為使っています。
見た目はかつてのエクスクルーシブなんかのパワーアンプに似てます。100万クラスの堂々としたつくりですが、定価は70万程度で実際に長短含めて価格相応だと思います。
当時はアキュのP-650が手元にあり低音の表現が素晴らしく全体的にも良かったのでそちらにしたかったのですが、お金が無いので嫁に出した経緯があります。

音はウォームな音調です。SN比はまぁまぁですが低域の制動力が甘く、質・量共に今一歩ということかなと思います。
しかし裏技的に117Vで昇圧して使ってあげると中々良いです。発熱は2割り増しですが音の勢いは5割り増しでです。ほんの少し音が荒れますがそこも含めて有りだと思って使ってます。

技術的な部分は私の不勉強で詳細不明ですが、出力段がMOS-FETで片ch20個と結構発熱もします。
後冷却の方式が珍しいタイプ(チムニー型放熱らしい)で電源のオン・オフで3分間ぐらい何かがパチパチと火花が散ったような音を出します。
最初聞いたときはホントびっくりしました。今でも何がパチパチ言っているのかは謎です(笑)
現在片chのトランスが露骨にうなっている上のですが、音出せば気になりませんし。贅沢は敵だ!という事で目をつむってます。

インシュはアルミのスパイクと山本音響の桜のスパイク受けを使ってますが重量が35キロと結構めんどくさいサイズのため吟味はしていないです。
今こうして書いていてスパイク受けに桜はまずかったかなぁ~と思いはじめてきたのでそのうち変更するかもですね。


サラウンドメイン ビクター SS-A180
喰らうオーディオ!!!-SSA180
CP(中古)   ★★★★
デザイン    ☆
手放せない度 ☆☆☆


80年代の定価27万円のPAアンプです。SP端子が小さいのが難点ですが、コレといった特徴のない自然でそこそこの音を出します。厳密に聞き比べたことはありませんが10万台のプリメインよりマシかも?ぐらいだと思います。
スタジオのお下がりを中古で買う分には綺麗で壊れにくいですし、安いので良かったですね。
良く見るRAMSAのアンプなどよりはナチュラルで確実に音が良いです。6年前ぐらいにお金が無いのにセパレートがやりたくて2万ぐらいで買いましたが最初はコレぐらいで全然良かったとしみじみ思います。
一応相島技研でOHと軽く改造を行い端子類などは価格相応の内容に変更してます。

デザインは当時なぜか?グッドデザイン賞を受賞してますが、別にって感じです。
色味がグレーのマット仕上げなんですがコレがバランス悪くて・・まぁダサいですね。黒のマットにすればよかったのに。

現在スピーカーマトリックス用として使ってますが、もう少し吟味したほうが良いかもです。
以前フライングモールをあてがったこともありましたが聴感上のSN比が綺麗すぎてちょっと空気感がクールになり過ぎたため辞めました。邪魔なのでできれば小型のアンプにしたいんですけど。

インシュとケーブルはとりあえずあてがっているだけでテキトーです。
他はインフラノイズのムジカライザーを使っています。アンプにより挟まないほうが良い場合も往々にありますが、このアンプの場合低域の制動力と定位のサイズがアンプを買い換えたぐらい効くので使ってます。
最近また似たような製品をNufaceとムジカが出してますね。ちょっと気になってます。


お読みいただきありがとうございました。こんなマイシステムですが面白かったとかんじていただけましたら下記のクリックをお願いします。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村

なお、視聴の希望者いらっしゃいましたらいつでもウェルカムです。(東京都内在住です。)