長男を出産後、授乳がうまくいかないことと睡眠不足による産後うつ的な症状に見舞われるも、プロや家族の手を借りて授乳をクリアし、子育てが少しずつ軌道に乗ってきました。
とはいえ、24時間格闘したお産と授乳につまづいたダメージは大きく、また目の前の赤ちゃんのお世話に明け暮れ、生後2ヶ月くらいまでは仕事のことをほとんど考えることができませんでした。
ただ、抱っこによる腕の痛みや体の冷えにアロマで対処したり、精神面が少し落ち着いてからはセルフでカラーセラピーをしてみたりと、仕事で使うツールには触れていましたので、そういう意味で仕事から離れたわけではなかったのが救い。
むしろ、この経験も今後お迎えするお客様に活かせる!と思い、半ば人体実験のつもりで自分にいろいろ試していた感じです。
話は変わりますが、仕事について検討の必要があったことといえば、この3つ。
・そもそもサロンを続けるかどうか→体調が回復して子どもを預けられる目処がついたら再開したい。
・続ける場合のサロンの営業形態→アロマクラフト作りやカラーセラピーなど、無理なくできることから再開。
・保育園に子どもを入れられるか→働けるかどうかは実質ここで決まる……市役所で聞いてみなきゃ。
幸い、徒歩圏内の保育園に空きがあり、長男が生後6ヶ月を過ぎた4月から預けられることになりました。
さて、お客様や友人知人からよく聞かれたのが、保育園に0歳児を預ける決断について。
早く仕事復帰したい私の中では揺るぎない部分だったのですが、やはり『まだ早くない?』『子育てって今しかできないんだよ』という声はありました。
ただ、自分一人で子育てがうまくいきそうにないのは授乳の件で身に染みていたので、保育士さんの力を借りたいというのが正直なところでもありました。
せっかく好きな仕事をしていたのだから、できる限り早く復帰した方がメンタルも健やかに保てるし、その方が子どもにとってもプラスになると考えたんです。
実際のところ、子どもが保育園に入園する前にサロンを少しずつ再開し、赤ちゃんがいても大丈夫というお客様にお越しいただきました。
子どもと家でゆっくり過ごし、その成長をじっくり見守る選択肢もあったのかもしれないけど、やっぱりそれより大好きな仕事がしたいという気持ちの方が強かった私。
仕事と育児をどこまで両立できるか、ここから長く果てしない自分との闘いが始まるのでした……
〜⑤につづく〜
【香りと色の癒し処 ふわりあん】
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