Brut Rosé Millésimé 1999 Charles Heidsieck
シャルル・エドシックのブリュット・ロゼ・ミレジメ1999を開けました。
中くらいの濃さのオレンジ・ピンク・ゴールド。熟成したロゼの色合い。泡は極めて繊細で、量も多くなく、いい感じ。
香りは、チェリー、ラズベリーのフレッシュな赤果実と共に、熟成を印象付ける香り。ブリオッシュ。オーク香。ロースト香も感じます。
口に含むと、まったりとしたトロみを感じる高密度な液質。しっかりとしたミネラル(シャルドネから)と弾力性(ピノ・ノワールから)。厚みのある赤果実と香ばしいローストが一体になっています。若干のタンニンはすっかりと解けて、柔らかな渋みがすっと染み入るように感じられます。熟成による複雑な味わい。飲み飽きしない味わい。'99らしい明朗で余裕感のある味わい。
後述する通り、食事との相性は全て良し。使い勝手のよいシャンパーニュ。シャンパーニュ単独でももちろん美味しいのですが、それ以上に食中酒としての価値が傑出しているシャンパーニュだと思いました。
完璧にマッシュルーム形になっているのは、デゴルジュマン後の時間が相当長いことの証左ですね。
ミニトマト
ドレッシングは、シェリーヴィネガー+白ワインヴィネガー+塩コショウ。オリーブオイルはシチリア産のノヴェッロ。
シャンパーニュとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。
大根のサラダ
奈良産の大根。梅ドレッシングは、梅干し+黒酢+みりん+蜂蜜。
シャンパーニュとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。
アトランティックサーモン刺身のクリームチーズ巻き
好きなアトランティックサーモン。今回はキリーのクリームチーズを巻いてみました。塩はゲランド。もちろんディルも振りました。
シャンパーニュとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。
フレッシュ・フォアグラのポワレ
フレッシュ・フォアグラはハンガリー産。1年のうち、年末だけ手に入れることのできるフレッシュもの。時々冷凍のフォアグラを頂きますが、フレッシュは別格です。小麦粉を塗して軽くポワレ。
今回は、ブリオッシュと一緒に頂いてみました。ブリオッシュはデュヌラルテのものを二種類(キューブとブリオ)、軽く焼いて。フォアグラと合うのはキューブの方。ブリオは卵不使用なので、ヴォリュームが不足したのかも。
シャンパーニュとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。
オリーブオイル(ノヴェッロ)二種
左はトスカーナ産のバルディ(Bardi)で右がシチリア産のラヴィダ(Ravida)。色合いがかなり違います。
ノヴェッロは香りがフレッシュです。色合いから想像もできますが、左のトスカーナは力強い味わいで、右のシチリアは青い清々しさのある味わい。もちろん、左が肉系、右が魚や野菜系に使うのが基本でしょうか。
飲んだ日:2015.12.27
入手日:2015.2.19
購入店:La Vinee
輸入者:恵比寿ワインマート
容量:750ml
セパージュ:Chardonnay~40% Pinot Noir~60% Vins Rouges(Pinot Noir)7%
ヴィンテージ:1999
熟成:12年
MLF:不明
ティラージュ:不明
デゴルジュマン:不明
ドザージュ:不明
アルコール度数:12%
甘さ:辛口
私達のお好み度: B++~A- (最高A++、最低C)
飲み頃度:今まさに飲み頃。
Rebuy:Yes
Truely convenient Champagne especially for food matching.
Rosé des Riceys en Barmont 2009 Olivier Horiot
ロゼ・デ・リセ・アン・バルモン2009を開けました。造り手はオリヴィエ・オリオ。
ロゼ・デ・リセはこの地のアペラシオン名称。アン・バルモンはキンメリッジャン泥灰土を持つ典型的なテロワール。
先日 は、同じ造り手、同じテロワールのブラン・ド・ノワールの2008を開けました。
最近、コート・デ・バールが熱いです。
ロゼとしては濃いめ(赤としては薄め)の夕焼け色(Sunset Orange)。
チェリーにアセロラ。7年目ということもあり、スー=ボワ(Sous-bois)を感じます。生ハムのような香り。明らかにブルゴーニュののピノ・ノワールとは異なる香り。
口に含むと、丸みを帯びたツルンとしたテクスチュア。本当にこの地のワインには「衣」を感じません。酸は切れがよく、グンと伸びていきます。そしてミネラルはきめが細かい。ギュッと引き締まる味わい。色合いからも若干想像しましたが、ロゼにしてはタンニンをしっかりと感じます。それもあってか、「陽」というよりも逆に「陰」なワイン。口中の位置は中位。中央に集中する味わい。
ロゼも数多ありますが、このロゼ一味違います。明るく華やかなロゼではなく、むしろ暗いイメージなのですが、ストイックで引き締まったロゼもまた良いと思います。ロゼの一形態としては一献の価値があると思います。個人的には好きな味わいです。少なくともBdNよりはずっと・・・。
収穫日は2009年9月25日。発酵槽から出してプレスしたのが10月3日。瓶詰めは2010年9月24日。
この2009年の生産数はブテイユが2050本、マグナムが29本とのこと。
グリーンサラダ(by RF-1)
時間がなかったので、RF-1のグリーンサラダ。ふつう。
ワインとの相性は、微妙(マリアージュ点5.5/10)。
ポテトサラダ(by RF-1)
こちらは同じくRF-1のポテトサラダ。こちらも普通ですが・・・。
ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。特に中のエビと合いました。
掛川完熟酵母黒豚の豚トロ
こちらは掛黒の豚トロ。これをささっとフライパンで焼きました(本当は炭火の網焼きが良いんだけどなあ)。脂の質は良いですが、今回はややしつこい感じがしました。
ワインとの相性は何も起こらず(マリアージュ点5/10)。
梅山豚(掛合せ)肩ロースの焼肉
こちらは梅山豚(但し、純粋ではなく掛け合せ)。生姜焼き用のお肉を単にソテー。豚トロに比べると、あっさりとしていて食べ易いと思いました。
ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。
おまけ。
翌朝のブリオッシュと焼き菓子
キャトルカール(by noix de beurre)
定番のバター:卵:砂糖:小麦粉=1:1:1:1。これが一番です。レモンかオレンジの風味があって、さらに表面を薄く砂糖でコーティングされています。これを頼むときはいつも「一番大きいのを」と言うので、うちが買った後はケーキの真ん中がなくなってしまいます(笑)
キャラメルバナナケーキ(by noix de beurre)
いつものキャラメルバナナ。これも好きです。
フィナンシェ・オ・ショコラ(by noix de beurre)
ショコラのフィナンシェ。ピスターシュのクランチがトッピングされています。これも良いけど、普通のフィナンシェの方が好みかな。
ガレットブルトンヌ(by noix de beurre)
定番商品の一つですが、普段はあまり食べてませんでした。このガレットもなかなかでした。
ブリオ(by デュヌ・ラルテ)
こちらは伊勢丹常設ベーカリーのデュヌ・ラルテのブリオッシュ。その名もブリオ。卵不使用とのこと。ふんわりとした食感と比較的さっぱりとした味わい。
飲んだ日:2015.12.26
入手日:2015.9.17
購入店:松澤屋
輸入者:松澤屋
容量:750ml
購入価格:\4,720
RM-22454-01
品種:Pinot Noir 100%
アルコール度数:12.5%
甘さ:辛口
私達のお好み度: B+~B++ (最高A++、最低C)
飲み頃度:今美味しい。寝かせてよくなるかは不明。
Rebuy:Yes
Tight, Round and "Naked" taste. Typical Kimmeridgien for us.
Bourgogne Cuvee Halinard 2008 & 2010 Dugat-Py
やってみました。2008年と2010年の比較。
以前、ブルゴーニュの各ヴィンテージの気温と降水量について記事 を書きました。紆余曲折を経て、収穫開始日を考慮にいれた気温と降水量のチャートを作成しました。そのチャートでは、Cool & Wetなヴィンテージに2008年と2010年が含まれていて、両者は近接しているという結果でした。
しかし、'08は薄くて'10は濃い味わいというのが世の定評。半分分かってはいるのですが、改めてその二つの年を比較してみることにしました。
選んだのは、ドメーヌ・ベルナール・デュガ=ピィのブルゴーニュ・キュヴェ・アリナール2008と2010。
デュガ=ピィでこの若い比較をやるのは本望ではないのですが、両年を比較できるサンプルとして、赤はこれしか見つからなかったのでやむを得ず。実は別の造り手の白サンプルも手に入れていますが、まだ開けていません。
造り手のWeb Site によると、キュヴェ・アリナールはACジュヴレ=シャンベルタン区画(国道74号線の東側らしい)ですが、実はレジオナルにデクラセしているとのこと。粘土石灰質土壌、樹齢は25年~75年、2003年からビオロジック栽培。15~18か月間のオーク樽熟成(新樽比率10%)。年産2500~3500本とのこと。
まずは2008から。
中くらいからやや濃いめのルビー・レッド。
香りは、チェリー、ラズベリーなどの赤果実が中心で、ふんわりと丸いイメージ。また、ナツメグなどのスパイスとダージリン・ティーなども感じられ、幾分熟成感が出ている香り。
口に含むと、デュガ=ピイらしいボーン・ドライ。酸はかなりの高さで、タンニンが分厚い。余韻も短いし、これはかなり深い眠りに入っている状態。また、この後の2010と比べると特に顕著なのが、低粘性で澄まし汁のような薄味。
予想通りのストイックな味わい。楽しく飲むイメージよりも、仕事の前に飲んで覚醒させる、コーヒーのようなワイン(笑)
この硬い酸とタンニンが、時間をかけてほぐれていくと、そこはかとない繊細さを備えたワインに化けるような気がしなくもない・・・。そんな印象。
ヴァキュヴァンで5日後。
やや酸化が進んで熟成感が出てきました。しかし変わらないのが、分厚いタンニンと味わいの薄さ。うーん。これは相当上手く熟成させてあげないと、タンニンだけ残して逝ってしまう、所謂High and Dryになってしまうリスクがありますね。
続いて2010。
かなり濃いめのパープル・ルビー。'08との差(経年も含めて)が色合いにはっきりと表れています。
香りは、チェリー、ラズベリー、ブルーベリー。ジャムを思わせる凝縮感も。菫の花。生き生きとした香り。また、樽由来と思われるコーヒー、チョコレートの風味も感じます。
口に含むと、この造り手らしくドライながらも、若い果実味が豊富でほのかな甘みが感じられ、それほどストイックな味筋ではありません。酸はやや高い程度で、明らかに'08の方が高いです。タンニンの分厚さは同様。やはり熟成を前提にした造りなんですね。ただ、現時点でも柔らかさが感じられるので、早飲みでも結構行けると思います。これが実はジュヴレ=シャンベルタンのコミュナルであることは、'08では感じにくかったのですが、'10でははっきりと感じ取ることができました。
ヴァキュヴァンして5日後。味わいはさらに丸みを帯びて濃厚に変化。
'08と'10。
同様にCool & Wetなヴィンテージながらも、実に異なる味わいでした。その要因、つまり気温と降水量以外の要因と言えば、それは収量なのだろうと思います。
'08は繊細路線。ここの造り手の場合は熟成させて初めて真価を発揮するタイプ。
'10は王道。熟成させるべきであることは言うまでもありませんが、今飲んでも素晴らしい。
こんな印象を持ちました。
ミニトマトとルッコラスプラウトのサラダ
いつもの軽いトマトサラダ。オリーブオイルと白ワインヴィネガー、シェリーヴィネガー。
ワインとの相性は、'10では何も起こらず、'08でまずまず(マリアージュ点6.5/10)。
ヴォリューム感と酸のレベルを考えると当然の結果です。
カボチャとクリームチーズのサラダ
次は重めのサラダ。カボチャはメキシコ産。クリームチーズはキリー。シナモンパウダーを振りました。
ワインとの相性は、'08がまあまあレベル(マリアージュ点6/10)で、'10は宜しいです(マリアージュ点7/10)。これまた順当な結果でした。
和牛もも肉の赤ワイン煮
牛はとちぎ和牛。最近(だと思いますが)牛肉にブランド名を付けるケースが多いですね。こちらは普通の和牛です。もも肉の薄切りを使って、赤ワイン煮に。赤ワインは一応ブルゴーニュ・ルージュを使いました。玉ねぎとマッシュルーム。
ワインとの相性は、やはり'10の圧勝(マリアージュ点7/10)。現段階では、'08はサラダくらいにしか合いませんねえ・・・。
飲んだ日:2015.12.20、25
入手日:2015.9.17
購入店:松澤屋
輸入者:ラックコーポレーション
容量:750ml
購入価格:【'08】\5,618、【'10】¥5,862
品種: Pinot Noir100%
アルコール度数:12.5%
甘さ:辛口
私達のお好み度:【'08】B+ 、【'10】B++ (最高A++、最低C)
飲み頃度:【'08】もう5年から10年寝かせたい、【'10】今でも美味しいけれど5年以上待ちたい。
Rebuy:【'08】Maybe Not、【'10】Yes
'08 and '10: Very close in climate data, but taste so different. Crop yield must be the main cause.







































