ワイン好き夫婦のおうちワイン日記 -15ページ目

Alsace G.C. Pinot Gris Hengst 2012 Albert Mann

Albert Mann (アルベール・マン)のAlsace Grand Cru Pinot Gris Hengst (アルザス・グラン・クリュ・ピノ・グリ・ヘングスト)2012を開けました。


アルザスはあまり守備範囲に入っていない地域で、我が家のストックもないのですが、時折飲むといいワインだと思います。特にグラン・クリュ。リースリングではなくて、ゲヴュルツ・トラミネールやピノ・グリ、ミュスカが好きで、造り手はZind-Humbrecht(ツィント=ウンブレヒト)、そしてこのAlbert Mann(アルベール・マン)が好みです。



生産者のWeb Site によると、


アルベール・マンはWettolsheim(ヴェットルスハイム)に拠点を置く家族経営のドメーヌ。17世紀初頭からワイン造りをしていたマン家と1654年から続くバルテルメ家の統合によってできたドメーヌ。現在はモーリスとジャッキー・バルテルメ兄弟とその妻たち(マリー=クレールとマリー=テレーズ)が運営しています。現時点21haを有する大ドメーヌであり、有機農法、そしてビオディナミ農法を推進。2000年にEcocert認証を受け、2010年以降はBiodyvinのビオディナミ認証を受ける過程にあるとのこと。


生産する品種は下記。

・ Pinot Blanc Auxerrois 19 %

・ Riesling 29 %

・ Pinot Gris 17 %

・ Gewurztraminer 20 %

・ Pinot Noir 11 %

・ Muscat 3 %


所有するグラン・クリュは5つ(輸入業者のページとは異なるので注意)。

・ Hengst(Wintzenheim):石灰=泥灰=砂質土壌。ピノ・グリ、ピノ・ノワール

・ Schlossberg(Kientzheim):花崗岩土壌。リースリング

・ Furstentum(Kientzheim):石灰質土壌。リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール

・ Steingrubler(Wettolsheim):石灰=泥灰=砂質土壌。ゲヴュルツトラミネール

・ Pfersigberg(Eguisheim):石灰質、砂質土壌。ピノ・グリ、ピノ・ノワール

全部で7ha。()内は畑が位置する村の名前。



たまたま行った三越のフランス展で試飲させてもらったこの石灰=泥灰=砂質土壌のピノ・グリが気に入ったので、久しぶりにアルザスを購入してみました。






中程度の濃度のストロー・イエロー。粘性のある液質のため脚が長いです。


熟したストーン・フルーツ、そしてそれらのコンポートを想わせる香り。生姜やコリアンダーのようなスパイス香。香りのトーンは中低音。


口に含むと、もの凄い凝縮感。しかし、ちょっと閉じています。高アルコールでありながら糖度があり、とろみを感じさせる液質。果皮から来ると思われるほろ苦さにより、口中が麻痺するような感覚があります。舌の上にのしかかる粒径の小さめなミネラル。口中の位置は下位。


この畑は石灰=泥灰=砂質土壌な訳ですが、ピノ種にはやはり石灰、泥灰が宜しいのと、砂が混じっていないと、どろっとした液質になってしまうのだろうと推察。


グラスに注いでから30分も経つとちょっと開いてきたように思いました。巨大なエネルギーを感じます。


ヴァキュヴァンしないで6日間。しばらく振りに飲んでみましたが、甘さが前面に出てきた以外はほぼ変化がなく、味わいの構成がダレることなくしっかり維持されていました。相当な熟成ポテンシャルがあるのでしょう。



  • 裏エチケットには23haと書かれていますが、Web Siteだと21haです。どちらが正しいのかな?普通はWeb Siteかと思いますが、多いほうが正しいかも。

  • しかし、相変わらず情報量の少ない紙でオリジナルを被せることをやめないですね、ここは(苦笑)。





    ミニトマトとルッコラ・スプラウト

    先日と同じ千葉産のミニトマト。ルッコラのスプラウトは自家製。

    ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。




    アヴォカド

    地元のスーパーのアヴォカド。まずまずの状態。

    ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。やはり、ブルゴーニュのシャルドネとの相性とまでは行きません。




    豚ロースとメークインの重ね焼き

    豚ロースは地元のスーパーで買ったもの。ジャガイモは好きなメークイン。ニンニクや胡椒、塩で味付け。

    ワインとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。豚肉もジャガイモも口中の位置が低い食材ということで、ワインとうまく混じり合います。



    豚肉をよく食べる我々に必要なフランスワインの一つであることは間違いありません。他と言えば、ロワールのシュナン・ブランを筆頭に、北ローヌのヴィオニエ、シャルドネならマコネー。その意味では、アルザスにはこのピノ・グリだけでなくゲヴュルツもあるので本来なら守備範囲に入れておくべき地域なんですよね。やはり、アルザスのラインナップ増やそうかなシラー




    飲んだ日:2015.10.18、24

    入手日:2015.10.11

    購入店:日本橋三越フランス展

    輸入者:モトックス

    容量:750ml

    購入価格:\5,508

    品種:Pinot Gris 100%

    アルコール度数:14%

    甘さ:中辛口~中甘口

    私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

    飲み頃度:今美味しい。10年は熟成しそう。

    Rebuy:Yes


    Viscous liquid. Huge energy inside. Long term aging potential expected.

    Savigny-les-Beaune 2013 Domaine de Bellene

    Domaine de BelleneのSavigny-les-Beaune Blanc (サヴィニー・レ・ボーヌ・ブラン)2013を開けました。


    先日のSaint-Romain Vieilles Vignesと同時に開けましたが、実に対照的な味わいでした。





    色は薄めのゴールデン・イエロー。


    香りは洋梨、赤リンゴ。黄色い花のニュアンスがあり、ハーブ、そしてコリアンダー的なスパイスもあります。オークの香りはやや少なく、まあるい香りがします。Saint-Romainはシャープな香りでした。


    味わいは、Saint-Romainに比べるとやはり丸みを帯びています。ギュッと締まった凝縮感と、エッジのぼやけた輪郭。Saint-Romainが「キリッ」とした味わいなら、こちらのSavigny-les-Beauneは「ぽちょん」とした味わい。


    造り手のの常である透明感と奥行きのある味わい。口中の位置は中位(Saint-Romainは上位委)。アフターにローストが出てきます。


    ヴァキュヴァンした翌日、味わいの変化は小さく、Saint-Romainに比べて熟成ポテンシャルがありそうです。




    標高は318m。Saint-Romainは376mでした。樹齢は40年(Saint-Romainは55年)。収穫日は2013年10月6日(Saint-Romainは11日)。ボトリングは2014年12月17日(Saint-Romainは16日)でした。生産本数は2255本(Saint-Romainは6242本)。





    左がSavigny-les-Beauneです。





    すべてのキュヴェに蝋キャップ。これは自動で封をしているのかな?ジェロボアムはSylvain本人が手作業でやっていましたが・・・。



                ミニトマト


    千葉産のミニトマトに手作りドレッシング。

    ワインとの相性はまあまあレベル(マリアージュ点6/10)。Saint-Romainのときと同じくらいの相性。



    アヴォカド


    100円アヴォカド。青さを除いても、まったり系のブル白に合わない訳がありません。

    ワインとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。Saint-Romainのときは別の意味でよく合いました。




    ナスのソテー バルサミコ風味


    地元産のナス。濃厚バルサミコ。

    ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。少しオリーブオイルを吸ったナスには、少しオイリーさのあるSavigny-les-Beauneの方が合いました。




    真鯛のカルパッチョ シークワーサー風味


    宇和島産。沖縄産のシークワーサーの汁と皮。

    ワインとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。要因分析できていませんが、引き締まった真鯛とオリーブオイル、まろやかな酸味のシークワーサーの絶妙なマッチングだったのかもしれません。 


    Saint-Romainとの比較はとても面白いものでした。両方とも良いワインですが、飲む季節、合わせる料理、そしてその日の飲む人の気分によって上手にワインを選ぶのに、最適な教材だったかもしれません。



    飲んだ日:2015.10.17、18

    入手日:2015.9.17

    購入店:マルシェ・ド・ヴァン銀座

    輸入者:豊通食料

    容量:750ml

    購入価格:\4,193(定価\5,184)

    品種:Chardonnay 100%

    アルコール度数:12.5%

    甘さ:辛口

    私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

    飲み頃度:今美味しい。3~5年は熟成しそう。

    Rebuy:Yes


    Concentration and rounness with blurred edges.


    Saint-Romain V.V. 2013 Domaine de Bellene

    Domaine de BelleneのSaint-Romain Vieilles Vignes (サン=ロマン・ヴィエイユ・ヴィーニュ) 2013を開けました。


    毎年訪問させて頂いているドメーヌ。4月の訪問時は2013年が完売しており、樽からの2014年とボトルの2011年を試飲させて頂きました。


    そして、完売していた2013年は日本に沢山ありました(笑) 日本で購入した赤白取り混ぜた2013年6本のうち、白のヴィラージュ2本を飲み比べてみました。これはそのうちの1本。







    いつもながら、この詳細データが素晴らしい。標高はなんと376m(サン=ロマンですから・・・)。樹齢55年のVV。収穫日は2013年10月11日。ボトリングは2014年12月16日。生産本数は6242本(約20樽分)。




    もう一本とは、同ヴィンテージのSavigny-les-Beaune Blanc。こちらは、次回の記事で。






    右が今回のSaint-Romain。両者の色合いはほぼ同じです。


    薄めのゴールデン・イエロー。


    シトラス系フルーツに、青りんごの香り。白い花を連想させる香り。グリーン・ハーブ。青野菜。樽由来のヴァニラ、オーク香。石っぽいミネラル香。全体的にシャープな香りです。


    口に含むと、優しく滑らかな印象ながら、輪郭のエッジが立っていてシャープな味筋。青々とした清涼感のある味わいと、軽めの新樽の香味がバランス。透明感と奥行きのある、このドメーヌらしい味わい。口中の位置は明確に上位であり、標高の高さを瞬時に認識できます。


    ブルゴーニュ白のレンジのなかで、最も端っこに位置していると思います。


    ヴァキュヴァンして翌日。口中の位置がさらに上に寄ってしまったようです。当日に飲み切るべきだったかもしれません。



                ミニトマト


    千葉県産。ドレッシングは、赤ワインビネガー、オリーブオイル、塩コショウにバジル。

    ワインとの相性はまあまあレベル(マリアージュ点6/10)。




    アヴォカド

    スーパーで100円だったアヴォカド。でも、見た目の通り素晴らしいアヴォカドでした。若干青さがありましたが、そこが却ってSaint-Romainと良好な相性でした(マリアージュ点7.5/10)。ブルゴーニュ白とアヴォカドの相性は幅が広いと思います。




    ナスのソテー バルサミコ風味

    ナスは地元産。スライスしてからフライパンでソテー。濃厚バルサミコ酢を一滴ずつかけました。

    ワインとの相性はまあまあレベル(マリアージュ点6/10)。




    真鯛のカルパッチョ シークワーサー風味

    愛媛宇和島の真鯛。これをカルパッチョにしてみました。無農薬レモンがなかったので、沖縄産のシークワーサーを使いまいした。汁を絞って、さらに緑色がかった皮を削りかけます。レモンほど刺すような酸味ではなく、まろやかな味わいです。皮のほろ苦さが加わり、なかなかのカルパッチョとなりました。

    ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




    飲んだ日:2015.10.17、18

    入手日:2015.9.17

    購入店:マルシェ・ド・ヴァン銀座

    輸入者:豊通食料

    容量:750ml

    購入価格:\3,843(定価\4,752)

    品種:Chardonnay 100%

    アルコール度数:12.5%

    甘さ:辛口

    私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

    飲み頃度:今美味しい。3年以内くらい。開けたら当日に飲みきりたい。

    Rebuy:Yes


    Cool wind from the hills of Bourgogne.