Bianco Gentille NV, Domaine Clos Canarelli
この日はコルシカワイン。ドメーヌ・クロ・カナレリのビアンコ・ジャンティーユ・ノン・ヴィンテージを開けました。
いつものように伊勢丹のグランドカーヴに行くと、店頭で人だかりしていて、その中央でタイプの異なる二人のラテン系の紳士が楽しそうに話していました。どうやら、生産者が来日してプロモーションをしているようでした。そのお二人とはコルシカ島からやってきたAnoine ArenaさんとYves Canarelliさん。Arenaさんは超有名生産者ですが、このとき初めて日本に来られたとのことでした。お二人と楽しいおしゃべりを少々した後、それぞれの白を一本ずつ購入してみました。もちろん、例によってサインをいただきましたよ。
まずはカナレリさんの白から。先に生産者についての情報をかいつまんでおきます。
輸入元の情報によると、コルシカ島の最南端のAOCフィガリ(紀元前5世紀からブドウ栽培)にあるドメーヌ。最南端ながら朝晩の気温が下がる地域。小石が多めの粘土花崗岩質土壌。1993年再建。2006年ビオディナミ認定。100%徐梗。造ったワインは成分分析、数値化して管理。
最新の醸造設備を備え、ワインのタイプにより使い分けるとのこと。
・ロゼ(シャカレロ50%、ニエルッキオ30%、グルナッシュ20%):ステンレスタンク
・白:大樽(フランス産とオーストリア産の1500L、1700L)
・赤(ニエルッキオ80%、シラー15%、シャカレロ5%):小樽(700L)と大樽両方
・ビアンコ・ジャンティーユ:セメントタンク
・新キュヴェ:アンフォラ(陶器)
今回開けたのは、土着品種ビアンコ・ジャンティーユの白。セメントタンク醸造。土着品種のためAOCが付かず、Vin de France(ヴァン・ド・フランス)としてリリース。ワインにしては珍しくNVです。
中くらいの濃さのストロー・イエロー。粘性高く、脚長し。
黄桃、タンジェリン(蜜柑)。黄色い花。ミルキーというかクリーミー。蜂蜜🍯。楽しくなるような香り。
口に含むと、甘みを感じる半辛口。酸が穏やかなこともあり、まろやかな口当たり。密度が高く、とろりとした粘性。相応の苦みを感じるので、一瞬ミネラルなのかと思いましたが、むしろ厚い果皮に由来するものだろうと思います。舌をぐいっと押し付けるような印象があります。その苦みも、甘さでやさしく包まれて、むしろ心地良い感じ。口中の位置は下位で、横に広がるイメージ。
うん。なかなか美味しい。
イヴ・カナレリさんにいただいたサイン。
ラ・フランス
地元のスーパーで購入したラ・フランス。結構美味しいです。しかし、これをワインと合わせてみると・・・。
マリアージュ点4/10。ワインの苦味が強調されてしまいました。
原木椎茸のマヨネーズ焼き
原木椎茸は奈良宇陀産。美味しい椎茸です。
ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。
グリーンオリーブ
スーパーで購入したオリーブ。
ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。
鰤の刺身
天草産の養殖鰤。部位は背中側なのでさっぱりとした味わい。青柚子胡椒で。
ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。
タジン鍋
久しぶりのタジン鍋。
豚肉と白菜の重ね焼き
豚肉はエゴマポークのロース薄切り。白菜はお取り寄せの奈良産。
ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。口中の位置が下位で合っているのがポイントの一つだろうと思います。
飲んだ日:2015.11.8
入手日:2015.10.24
購入店:伊勢丹グランドカーヴ
輸入者:君嶋屋
容量:750ml
購入価格:\5,184
品種:Bianco Gentille 100%
アルコール度数:13.5%
甘さ:半辛口
私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)
飲み頃度:今美味しい。
Rebuy:Yes
Condensed and viscous. Its bitterness is covered by its sweetness.
Saint-Aubin En Remilly 2011 Domaine Larue
サン=トーバン・プルミエ・クリュ・アン・レミリー2011を開けました。造り手は、ドメーヌ・ラリュー。
生産者のWeb Site によると、
サン=トーバンを本拠地とし、ピュリニーとシャサーニュを合わせて15haを所有する生産者。
このサン=トーバンのアン・レミリーは、ピュリニー村の非耕作地(Mont-Rachet)とシャサーニュ村の非耕作地(Dent de Chien)を挟んで、それぞれシュヴァリエ=モンラッシェとル・モンラッシェと隣接する、ある意味凄いリュー=ディです(面積も大きい)。シャサーニュ=モンラッシェに属するアン・レミリーもありますが、こちらはピュリニー・シャサーニュ村境界でヘソのように突起してシュヴァリエと接する小区画。
南東~南向きのル・モンラッシェから丘の反対側に回り込んだ南西向きの斜面。石灰質の豊富な土壌で、表面を白い小石で覆われているとのこと。今年モンラッシェ、ル・モンラッシェの畑をさんざん回りましたが、隣接するサン=トーバンには全く足を踏み入れませんでした。次回は寄ろうと思います。
この造り手が所有するアン・レミリーは0.36haで、シャルドネの植樹年は1989年。発酵時の新樽は20%(アリエ産の228L)。10か月のエレヴァージュ。その間に時折バトナージュを実施。年間生産本数は2400本。
やや薄めのイエロー。脚は長め。
香りはシトラス系フルーツ。青~赤リンゴ。レモンクリーム。緑色のハーブ。チョークの香り。石っぽいミネラル香。オーク香。
口に含むと、ふっくらと厚みのある果実の衣。'11らしく酸は高くはないものの、サクサクとして強靭なミネラルからは冷涼さと厳格さを感じます。ほどほどの樽のニュアンス。口中の位置は中位。味わいは非局在。
ヴィンテージ由来の適度な緩さがあるので、今飲んで丁度良いという印象。
大根のサラダ 梅ドレッシング
大根はお取り寄せの奈良産。梅干しの汁や紫蘇を使ったドレッシングはさっぱりとしてアペリティフに最適。
ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。
さつまバター
奈良産のさつまいもをグリルで焼いて焼き芋に。これにバターを乗せて。
ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。
ビーフパイ的なもの
サン=トーバンのミネラル感に合わせようと思って。普通のビーフパイはパイ生地の量が半端でなく多いので、家で作るパイは最小限に。そのため、こんな変形になりました。牛肉は山形牛のミンチ。ニンジンは熊本上益城産。玉ねぎは奈良産。見た目の通り、極めてあっさりとしたビーフパイ(的なもの)。
ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。
飲んだ日:2015.11.7
入手日:2014.9.27
購入店:伊勢丹グランドカーヴ
輸入者:ファインズ
容量:750ml
購入価格:\6,480
品種:Chardonnay 100%
アルコール度数:13%
甘さ:辛口
私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)
飲み頃度:今美味しい。あと5年くらいでしょうか?
Rebuy:Yes
Good balance now due to the vintage characteristics.
Dai-Ichi-Gakusho 2012 Coco Farm & Winery
ココ・ファーム・ワイナリーの第一楽章2012を開けました。
先日に続いて、栃木・足利のココ・ファーム・ワイナリーのワイン。こちらは、主に足利で生産されたマスカット・ベイリーAを使って造られたワインです。
まずは先日ワイナリーに伺って撮影した写真から。
ワイナリー向かいの畑(山)
この山頂辺りにマスカット・ベイリーAが植樹されています。手前には白ブドウのプティ・マンサンや、赤ブドウのノートンなどが植えられています。
時間があったので、この小さな山を登ってみました。9月も後半でしたが、汗だくになりました。
山頂からワイナリーを望む
山頂にはパラソルがあり、比較的広めなところでした。ここから見下ろすとかなりの急斜面です。ここで、こころみ学園の園生の皆さんも働くんですね。所々に白いものが見えますが、これはブドウの房一つひとつに掛けた傘なんです。こういうことをやるのが園生だそうです。手間がかかっています。鳥害のために網を張ってみたり、一部の年配の園生はカラスが寝床に帰る日暮れまで缶を棒でたたき続けたりしているのです。この山頂で、そんなお爺さんとお会いしました。朝、車で山頂まで送り届けてもらい、お弁当を食べ、日没後また迎えに来てもらう毎日のようです。その間、ずっとこの畑を見守っているとのことでした。11月の収穫祭のことを楽しみにされていました。
熟成庫
醸造所内のセラー。年間を通して15℃程度と言っていたような記憶。今回のようなプレステージクラスのワインはここで熟成されているのでしょうか。
さて、開けてみます。
ロブマイヤーのブルゴーニュグラスで。
濃いめのルビー。紫色が十分に残っています。リムは薄めのルビー。
ザクロ、ブルーベリー、ラズベリー。あずきの甘い香り。エステル香。甘くややトーンの高い香り。明るいイメージです。
口に含むと、柔らか。痕跡程度の微発泡。酸は中程度で優しく、タンニン少なめ。ボディは軽めです。苦味を感じる程の重いコアがあり、その周りをふわっと柔らかい果実の衣が覆っているイメージ。
しかし・・・。味わいが抜けないのです。もやもやした霧の中に入ったら、そのまま黒い壁に当たって通り抜けられないイメージと言ったら、わかりやすいでしょうか?
たぶん、閉じているだけなのだろうと思いますが、そもそもマスカット・ベイリーAという品種は熟成させるワインなのかもわかっておらず、ちょっと困ってしまいました。
手間暇を掛けた自社畑ブドウということで期待していたのですが、真価を見ることはできなかったようです。ごめんなさいm(..)m
ミニトマトとリーフレタスとルッコラのスプラウト
いつものサラダ。ドレッシングもいつもの手作り。
ワインとの相性は・・・何も起こらず(マリアージュ点5/10)。
肉じゃが
牛肉は佐賀牛の切り落とし。じゃがいもはお取り寄せの北海道産。調味料は、日本酒、砂糖大さじ2、みりん大さじ1、醤油大さじ1.
ワインとの相性はまあまあレベル(マリアージュ点6/10)。
飲んだ日:2015.11.3
入手日:2015.9.20
購入店:ワイナリーにて
輸入者:-
容量:750ml
購入価格:\5,300
品種:Mascat Bailey A 100%
アルコール度数:12.0%
甘さ:辛口
私達のお好み度: B+ (最高A++、最低C)
飲み頃度:今閉じている。3年くらい待つべきか・・・。
Rebuy:Mmmm
Closed. It's a pity I couldn't see its actual shape...

























