イタリア、バジリカータ州で山の幸の郷土料理ランチ

●　イタリア、バジリカータ州で山の幸の郷土料理ランチ

こんにちは。内山奈美です。

前回の続き、プーリア州のお隣、バジリカータ州への日帰りグループ旅行で出会った、南イタリアの春をお便りします。

お天気に恵まれ、暑いくらいの陽気の中、山に詳しい友人のガイドで色々な滝や絶景ポイントを見学。お腹も空いてきました。予約してくれたランチは山の幸の郷土料理店。

山のレストランの休日はたいてい統一メニュー。アラカルトはなく全員同じコースメニューをいただきます。まずはチーズやハム類、酢漬けやオイル漬け野菜等がどんどんきます。

その後は温かい前菜。写真は一部です。お豆の煮込みやサラダ、ピーマンの詰めもの、焼きチーズ等々。ここで張りきると後が続かないので、少しづついただきましょう。

食べさしの写真もあって汚くてスミマセン！　しかも、この後、いつものように２種パスタをいただいたのに全く写真がない・・・私、グルメブログとか絶対できないタイプだわ。

幾分お料理写真がマシな昨春のランチ、リンク貼りますね。

というわけでいきなり主菜に飛んで子羊グリル。写真ではおいしそうに見えませんが^^;　名物だけあり、実際はすごくおいしかったです！　コップで飲む素朴なワインと合う合う〜

全体的に野菜や豆料理が多い南イタリア伝統料理は「クチーナ・ポーヴェラ」直訳すると「貧しい料理」と呼ばれます。

昔は貧しい小作農が多かった南イタリア。安い材料や簡単に入手できる材料で、無駄なくおいしくいただくための、生活の知恵から生まれた家庭料理です。

でも、今は飽食の時代。我が家のような一般庶民でもお肉も食べれば、デザートも食べちゃいますけれどね^^

〆は親戚のおばあちゃんが作るような素朴なレモンケーキ。手作りレモンリキュールと共においしくいただきました。

ところで、こちらのレストランはアグリツーリズモ（農園滞在型宿泊施設）も併設。様々な動物もいます。次回はキレイな自然豊かな敷地内の様子をお便りしますね・・・続く

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