カワイイ子には海外旅行をさせよ! | イタリア専門の旅行会社発、世界遺産に触れる海外旅行

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イタリアの世界遺産、人、文化、自然に触れるあなたならではの海外旅行をお手伝いする南イタリア、プーリア州の旅行会社です。観光ガイド他、ツアーや旅行プランのコーディネート、宿泊や送迎手配等してます。ブログで世界遺産のアルベロベッロやマテーラ情報等を綴ってます。

● カワイイ子には海外旅行をさせよ!

こんにちは。内山奈美です。

前々回、日本のパスポートが世界最強で、194もの国にビザなしで渡航できることをお便りしました。



でも日本人の旅券保有率は17%、たった2割なのですね。

ちなみに同じG7の国を見てみると、アメリカは人口の約5割、カナダは7割、イギリスは9割もの保有率だそう。


日本の保有率の低さが特徴的です。



世界最強のパスポートを持てるのに持たない=海外に行く気がないって単純に、もったいないなーと思う私。

もちろん中には、金銭面や身体面、仕事やご家庭等の事情で行けない人もいるでしょうし、日常生活に支障をきたしてまで行く必要も全くないですが。

学生の頃〜旅行会社を運営する今も、お金と時間ができるたびに国内外を旅し続けている私には、衝撃の低さでした。



でもさすがに若者は広い世界を見たがるのでは?と思ったら

「そうでもないのですよー 日本が1番!日本が快適!と思っていて出たがらない若いかたが増えている気がします。

むしろ最近は、定年等でまとまった時間ができた年配のかたの、イタリア語レッスン受講や留学斡旋の方が多いです」

とコロナ前ですが、プーリア情報寄稿等でお付き合いある、日伊協会の職員さんがおっしゃってたのを思い出しました。



そういえばイタリアの甥っ子(20代、大学生)も全く旅行欲はなく。でも、持物や服は有名ブランドものでビシッとしているので、お金がカツカツというわけではなさそうです。



私の体験では、多くの方々に親切にしていただいたり、逆に痛い目にあったりもした、若い時のビンボー旅行も留学も全て今につながっていますし、いい思い出となっています。

それに、東南アジアの片田舎に到着後、料金交渉しながら宿探し・・・なんて旅は若くなきゃできない^^; 



学校で何となく習った英語も歴史も地理も、実際に旅して、現地の方々やガイドさんのお話を聞いて、あ〜そういうことだったのか、と初めて合点することも多かった。

体験で覚えた事柄や出会いはその後もずっと忘れません。

コロナ後、オンラインでできることも増えましたが。やはり実体験とは異なります。



観光名所やお店の詳細はうろ覚えのところも多いですが^^; 旅先で出会ったステキな人、おもしろい人、よくも悪くもキョーレツな人のことは、今でも心にありありと思い出せて。

旅した地域のニュースを耳にするたび、あの人が元気にされているといいな、と思い出します。

自国以外に気になる国や大切に思う国がある人が増えれば、世界はもっと平和になるのでは、とシンプルに思うことも。



こう書くと、旅行業だからそんなこと言うんでしょ、みたいなひねくれた捉え方をされるかたが時々おられますが。旅先はイタリア以外でも、弊社をご利用いただかずとも結構で。

(それぞれのかたが幸福を感じることに、お金や時間を使えばいいのはもちろんですし、若い頃も今も旅を楽しめる環境にある、自分が恵まれていることも承知しています。)



国内でも北から南まで文化習慣、人のキャラクターや方言等、様々なことが違う。その違いは海外では更に大きくなり、日本の常識が他国では通用しない時もあります。



私自身は若い時も今も、その時々のスタイルで旅をしておいて本当によかった、と思ってますし、普段と違う環境に身を置くことは、ものの見方を広げるのに何より役立ちました。



日本を出ることで、日本が1番!日本が快適!と改めて感謝したこともたくさんありますし、その逆もあります。

だからやっぱり、8割以上もの人がパスポートを持たない=海外に行く気がないのは、もったいないなーと思うのです。


6/29(土)東京、7/6(土)名古屋で開催のランチ会は、イタリア以外の旅の話題も飛び出すかも^^


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