電話機閑話
ふとガラケーはいつまで使えるのか?と、思った。
僕が仕事用に使っているキャリアは2022年(来年やがな!)に3Gが終了だとか。
自分のを見てみると4Gとあるのでもう少し使えるのかな。
ところで、ガラケーが普及し出した頃の事。
仕事帰りの電車でうつらうつらしていた。
夜も遅かったのか、車内は皆がゆったり座れる程空いていた(と思う)。
と、突然僕の携帯が鳴り出した。バイブにし忘れていた。
もう大慌てで着信を切ろうとしたのだけど、うまく操作できない。
着信音は、鉄腕アトム。
まわりから怪訝な顔をされると思いきや、お向かいに座っていた女学生が、一緒に小声で歌い出した。
世代が違うだろうに、アトムはすごい・・・いや、違う。はやく切らなくては・・・
まわりの人たちもクスクス笑っていた。
ガラケーの話になると、いつもその時の事を思い出す。
今にしてみると、長閑な時代だったのだと思う。
SNSといった言葉さえない時代。
携帯電話をまじまじながめ「こんな便利なものが世に出るとは思いもしなかった」と、感心したものだ。
先日、うちの店でダイヤル式の電話をみていた中学生らしき子は、「これ電話機ですよね?」と。
「そうだよ」と答えると、「どうやって使うものですか?」と、不思議そうに言う。
掛け方を教えると、「これを回すと繋がるなんて信じられない」と。
僕からすると、スマホの液晶画面をタッチするだけで、通話が出来る方が信じられない。
しかもスマホが持つ電話機能は、その機器のごく一部の機能でしかない。
えらい時代になったものだ。
仕事をする上でも、PCもスマホもなくてはならないものになってしまったけど、
その分、ゆっくりと過ぎゆくはずの時間を代償にしているのかも知れない。
要は使い方なのだろうなあ。