レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -98ページ目

電話機閑話

ふとガラケーはいつまで使えるのか?と、思った。

僕が仕事用に使っているキャリアは2022年(来年やがな!)に3Gが終了だとか。

自分のを見てみると4Gとあるのでもう少し使えるのかな。


ところで、ガラケーが普及し出した頃の事。

仕事帰りの電車でうつらうつらしていた。

夜も遅かったのか、車内は皆がゆったり座れる程空いていた(と思う)。

と、突然僕の携帯が鳴り出した。バイブにし忘れていた。

もう大慌てで着信を切ろうとしたのだけど、うまく操作できない。

着信音は、鉄腕アトム。

まわりから怪訝な顔をされると思いきや、お向かいに座っていた女学生が、一緒に小声で歌い出した。

世代が違うだろうに、アトムはすごい・・・いや、違う。はやく切らなくては・・・

まわりの人たちもクスクス笑っていた。

ガラケーの話になると、いつもその時の事を思い出す。

今にしてみると、長閑な時代だったのだと思う。

SNSといった言葉さえない時代。

携帯電話をまじまじながめ「こんな便利なものが世に出るとは思いもしなかった」と、感心したものだ。

先日、うちの店でダイヤル式の電話をみていた中学生らしき子は、「これ電話機ですよね?」と。

「そうだよ」と答えると、「どうやって使うものですか?」と、不思議そうに言う。

掛け方を教えると、「これを回すと繋がるなんて信じられない」と。

僕からすると、スマホの液晶画面をタッチするだけで、通話が出来る方が信じられない。

しかもスマホが持つ電話機能は、その機器のごく一部の機能でしかない。

えらい時代になったものだ。

仕事をする上でも、PCもスマホもなくてはならないものになってしまったけど、

その分、ゆっくりと過ぎゆくはずの時間を代償にしているのかも知れない。

要は使い方なのだろうなあ。