レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -96ページ目

末っ子は甘え上手というが・・・

もうすぐ三男の入学式かと、思ったのが二週間前。

話はその時のこと。

コロナの感染が広がっている中、

新入生を講堂(今はそんな言葉は使わないのだろうな)に押し込んで、入学式を挙行するのか?

と思ったが、やはり行われるみたいだった。

一つの節目としてこれからを考えるには良いだろうけど、手放しで「行っといで」とも言い難い。



・・・と、三男にスーツを買っていない事に気がついた。

連鎖するのが、カッターシャツ、ネクタイ、ベルト、靴、鞄・・・

要は一式、揃えなくちゃいけないのでは?

いやいや、落ち着け。一揃え買う必要なんてない。

どのみち、今度は成人式まで、そんな畏まったものなんて着ない。

取り敢えず、兄貴たちのものを拝借すれば良い。

という事で、あれこれ試したが、スーツと靴だけは必要なようだ。

それとすっかり忘れていたが、自転車。

三男の自転車は、見た目はそんなでもないが、

実際に乗ると、よくもこんな酷いものに乗っていたなと、感心するほどのものだった。

三男は、何年も前から、ことある毎にクロスバイクを買って欲しいと言っていたが、

大学に受かったらねと軽く受け流していた。

申し訳なかった。

で、今回は三男の希望通り、クロスバイクを買いに行く事に。

スーツなどは何でも良いと言っていたが、決してそんな事はない。

奴の好みは、非常にはっきりしている。

実際はかなり手こずるだろうと覚悟していたが、嘘のようにあっさり決まった。

あとは急ぎ自転車を探さねば。

こちらの方は、大手の自転車店に行けば直ぐに決まると思っていた。

・・・が、これが決まらない。

まず、色形。僕は仕様の方を優先すべきだと思うのだが、それはどうも違うようだ。

結局、その日は断念。

悶々と何日かが過ぎ、とある縁でクロスバイクを譲って貰える事になった。

写真を見ると、赤と白のツートンカラーでかなり格好良い。

あるメーカーのものを、非常に拘ってカスタマイズしている。

実車を見せて貰うと、写真よりも遥かに良い。何よりも驚く程軽い。

 

・・・折角なので、写真をアップするつもりが、誤って削除してしまっていた。


三男は思い通りの自転車が手に入り、ご満悦のようだ。

これから四年間、この自転車で頑張っておくれ。

 



これでめでたしめでたしと言いたいが、後日談がある。

 



三男が、一度拝借した二男のクロスバイクの方が相性が良いという。

二男は、三男のクロスバイクの方が乗りやすいという。

という事で、結局二人の自転車を入れ替えて使用する事になり、

二人ともその状況に満足している。

一応、コトは丸く収まったという事か?


そんなこんなで、大学に通い始めた三男だが、目に見えて変わった事がある。

これまで何かにつけ親兄弟が手取り足取り世話をしてきた。

ところが、ややこしそうな書類なども僕たちに頼ることなく自分で処理しだした。

これには結構驚いた。

実は、結構しっかりものだったのだな。

末っ子は甘え上手というが、正にその通りだ。