病と寿命
ご近所の婆さまが「病と寿命は別物よ」と、仰る。
我が母を見ていて、正にと思う。
5/8の事。
母がお世話になっている施設の看護師から、
「お母さまの具合が悪く緊急搬送します」と、連絡があった。
かなり端折るが、病院に着いた時には、既に重篤な状態で、
医師から「敗血症も起こしています。覚悟して頂いた方が宜しいかと思います」と告げられた。
延命処置を聞かれたが、僕の命ではないのに僕が決めるのか?と思いつつも、
延命はしなくて良いです。と答えた。
結果的には、入院から10日程で退院となった。
病の根も取り去ったので、その後の心配もほぼない。
驚愕の回復力である。
母はこの5、6年で何度も病院に運び込まれている。
一度は心停止している。
復活の度に、母は「まだ、この世に居るのかえ、あたしは」と言う。
僕は「そうみたいやな。もう少し、僕たちに付き合いなさいよ」と、言う。