レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -95ページ目

病と寿命

ご近所の婆さまが「病と寿命は別物よ」と、仰る。

我が母を見ていて、正にと思う。

5/8の事。

母がお世話になっている施設の看護師から、

「お母さまの具合が悪く緊急搬送します」と、連絡があった。

かなり端折るが、病院に着いた時には、既に重篤な状態で、

医師から「敗血症も起こしています。覚悟して頂いた方が宜しいかと思います」と告げられた。

延命処置を聞かれたが、僕の命ではないのに僕が決めるのか?と思いつつも、

延命はしなくて良いです。と答えた。

結果的には、入院から10日程で退院となった。

病の根も取り去ったので、その後の心配もほぼない。

驚愕の回復力である。

母はこの5、6年で何度も病院に運び込まれている。

一度は心停止している。

復活の度に、母は「まだ、この世に居るのかえ、あたしは」と言う。

僕は「そうみたいやな。もう少し、僕たちに付き合いなさいよ」と、言う。