レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -600ページ目

賀状書き任務完了!

あたふたと年賀状を仕上げた。

いい加減、余裕を持とうと思うのだが、

どうしても、年が押し迫らないと手をつける気にならない。

そして、年賀状を書く度に思い出す事がある。

もう7、8年程前のことになる。

届いた年賀状を読んでいると、

何やら見たことのあるイラストとサインが目に止まった。

まじまじと見てみると、ハガキの端の方に、

ファン宛てと間違えて勢いで書いてしまいました。

このまま投函しますが、ごめんね。と、書かれていた。

差出人名は、しっかり実名になっているが、

有栖川有栖さんからだった。

色々と頑張っているのだねえ、と思った。

経緯はこうだ!と推理するほどの事でもない。

僕は粋な計らいとして、

その年賀状を取っておく事にした。

それにしても、いつの間にか本を書く人と売る人になってしまった。

しかも、僕は新刊屋ではなく、古本屋だ。

小説家から見ると、古本屋は微妙な存在だと思う。

にも関わらず、変わる事なくお付き合い頂いている。

僕が新刊屋を引き払って途方に暮れていた時、

職探しまで、手伝ってくれた。

敬愛すべきお人柄だ。


年賀状を書いたり、頂いたり、

それはご縁のある方々を思い出し、

感謝するいい機会だと思う。

日本だけの慣わしかどうかは知らないが、

年に一度くらい、そんなやり取りがあってもいいだろうと思う。


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