レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -464ページ目

なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか

前記事では、温かいコメントを沢山頂き有難うございました。

ぽちぽちやっていきます。


さて、先日引き取らせて頂いた医学専門書。

どうにか整理の目処がたった。

今回は子ども達が手伝ってくれ、

通路を塞いでいた箱も片づいた。

子ども達もこうして、

店の手伝いをするようになったかと思うと、

それはそれで感慨深い。





画像は同じ医学専門書でも洋物をかためた棚(まだ、和書がちらほら混じっているが)。

何が何やらさっぱり分からない。

医学書なので、ドイツ語かと思ったが、英語のようだ。

一応、記念に撮っておいた。

そんな専門書に混じって面白い本をみつけた。


それがこれ↓




みなさん、結構「そうなんだよねえ」なんて頷いているのでは?

著者はダウエ・ドラーイスマ。

オランダの心理学史教授。

本書のオランダ語版で、

いくつかの科学賞、文学賞を受賞している。

記憶と時間感覚を多角面から考察しているが、

内容に触れだすときりがない。



記憶というものを考える時、

僕はその不思議さを感じてやまない。

記憶というのは自分の存在そのもだ。

記憶がなくなれば、自分は存在しない。

と、言いつつ記憶は断片的にしか残っていない。

今日一日の事にしたってそうだ。

脳が都合よく繋ぎあわせてくれて、

あたかも一連の流れのように

何の不具合も感じさせないようにしてくれる。

そして、どうやら人は記憶というものを

順方向に辿るものらしい。


タイトルになっている

「なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか」

という問いについて、

もっとも広く知られているのは

ピエール・ジャネという心理学者の説だ。

例えば10歳の子供にとって

1年は生きてきた人生の10分の1だけど、

60歳の人にとって1年は60分の1でしかない。

だから、年を重ねる毎に時の流れは速くなるというものだ。

これはどうも正解とは言えないようだ。

時は万人に対して絶対的に同じ速さで過ぎていく。

と、すれば、脳が起こす錯覚なのだろうが、

それが、そう簡単には説明がつかないようだ。

この続き、ご興味があれば、本書をお読みになっては如何なものか。

講談社から出版されている。


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