レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -447ページ目

春の風によせて

つがいなのか、二羽のメジロが追いかけあうように、飛んでいる。

自宅近くでも店近くでも見掛けるのだが、同じ個体なのだろうか?

写真に撮りたいのだが、モタモタしている間に視界から消えてしまう。

梅に鶯というが、桜にはメジロなのだろうか?



長男は高校を卒業と同時に、バイトを始めたり、

家業を手伝ったり、すでに大学の講習にでたりしている。

目まぐるしく環境が変わったが、

特に混乱している様子はない。

きっと内心は不安と期待が入り混じった、

あの独特な春の匂いを感じているのだろう。




僕の18歳の春は、そんなにいいものじゃなかった。

2~3月にかけて、次々に友達の受験合格の朗報が入る中、

僕は浪人の色合いが濃くなり、

それは春の花冷えの中、決定的なものになった。

それが、僕の18歳の春だった。

そして4月からは予備校生活がはじまり、

僕もその混沌とした日々に巻き込まれていったが、

幾人かの友のお陰で、少しは気のまぎれることもあった。

思い返しても、浪人生活は決して楽しいものではなかったし、

何をしていても気が晴れるという事がなかった。

そんな風にして僕の18歳は過ぎて行った。


自分の進んできた道がどうだったのかを考える事は

殆ど意味を持たないような気がする。

僕たちは今を生きることしか出来ないのだし、

その中で最良と思うことをやっていくしかない。

参考になるとすれば、「心の持ち方」だろう。

今の僕が頑なな18歳の僕に会うことができたら

少しはこましな事を言える。

「おいおい、そんなに血相変えて何を焦っている?

浪人したくらいで、何が閉ざされる訳でもない。

道はいくらだってある。

今を楽しみなさいよ。何にしても春じゃないか」



若者よ、春を歌え!



懐かしき時代の曲2バージョン

春の風が吹いていたら 拓郎&佳子


春の風が吹いていたら 四角佳子


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