有栖川本と活字中毒者の苦悩
8/25夜。仕事から戻ると、パソコンデスクの上にレターパックがあった。
発送元は文藝春秋社、出版局著者代送のスタンプが押されている。
僕はいささか狼狽え気味に封を開けた。
やはり、8月下旬に発売されると聞いていた有栖川さんの新刊だった。
これ以上併読本が増えると、
流石に始末に終えなくなってしまいそうだ。
昔から僕は、どうも一冊一冊、行儀よく読み進むという事が出来ない。
どうしてそんなに気忙しいのかと言われても、
これだけはどうにもならない。
こうして、グダグダ書いている割りには、
送られてきた本も「ほほぅ」なんて言いながら、
パラパラ読み出すに決まっている。
で、切りの良いところで一休憩となる。
併読本の仲間入りである。
学生時代は、ちゃんと一冊の本を読了してからでないと、
次の本には手が伸びなかった。
なのに、今やこうしてでたらめに、あちこちの本に手を出すようになってしまった。
これは、僕のどこかに問題があるのだろうかと思い、
以前ブログに、そういった事を書いた。
結果、思わぬ程、併読派の方がいらっしゃる事が分かり、
単純この上ない僕は、なるほど、なるほどとニンマリした。
家内にはよく話がまざらないものだと言われるが、
「妻よあなたが、混乱することなく色々なテレビ連続ドラマを観るのとさして変わりない」
と、いうと、妙に納得していた。
「但し、私はもうテレビは僅かしか観ない」と強調もしていた。

さて今回送って頂いた新刊は「菩提樹荘の殺人」火村英生シリーズ。
本タイトルはアリスさんが幻影城新人賞に投稿した作品と同タイトルである・・・らしい。
僕は「幻影城」発行の横溝正史作品を一冊持っているという事くらいで、
どのような雑誌でどのような版元さんなのかよく知らない。
ウィキをのぞいてみると『1975年から1979年にかけて、
「絃映社」「株式会社幻影城」から出版されていた探偵小説専門誌』とあり、
泡坂妻夫、栗本薫、田中芳樹、連城三紀彦らがデビューしている。
ファンクラブの中には宮部みゆきなんていう名もあったようだ。
きっと、少年の面影を残したアリスさんが、心躍らせ投稿したのだろう。
そして、あの冗談好きで飄々とした風貌の内側には
不屈の精神と将来ミステリー界の最前線で活躍する自分がはっきり見えていたのだろう。
どうやらミステリーファンに「幻影社?知らないね」なんていうと
本屋にあるまじき薄学者として、業界追放になりかねない。
今回の内容は火村とアリスの出会い・・・
いや、レビューは他のアリスファンに譲ろう。
発送元は文藝春秋社、出版局著者代送のスタンプが押されている。
僕はいささか狼狽え気味に封を開けた。
やはり、8月下旬に発売されると聞いていた有栖川さんの新刊だった。
これ以上併読本が増えると、
流石に始末に終えなくなってしまいそうだ。
昔から僕は、どうも一冊一冊、行儀よく読み進むという事が出来ない。
どうしてそんなに気忙しいのかと言われても、
これだけはどうにもならない。
こうして、グダグダ書いている割りには、
送られてきた本も「ほほぅ」なんて言いながら、
パラパラ読み出すに決まっている。
で、切りの良いところで一休憩となる。
併読本の仲間入りである。
学生時代は、ちゃんと一冊の本を読了してからでないと、
次の本には手が伸びなかった。
なのに、今やこうしてでたらめに、あちこちの本に手を出すようになってしまった。
これは、僕のどこかに問題があるのだろうかと思い、
以前ブログに、そういった事を書いた。
結果、思わぬ程、併読派の方がいらっしゃる事が分かり、
単純この上ない僕は、なるほど、なるほどとニンマリした。
家内にはよく話がまざらないものだと言われるが、
「妻よあなたが、混乱することなく色々なテレビ連続ドラマを観るのとさして変わりない」
と、いうと、妙に納得していた。
「但し、私はもうテレビは僅かしか観ない」と強調もしていた。

さて今回送って頂いた新刊は「菩提樹荘の殺人」火村英生シリーズ。
本タイトルはアリスさんが幻影城新人賞に投稿した作品と同タイトルである・・・らしい。
僕は「幻影城」発行の横溝正史作品を一冊持っているという事くらいで、
どのような雑誌でどのような版元さんなのかよく知らない。
ウィキをのぞいてみると『1975年から1979年にかけて、
「絃映社」「株式会社幻影城」から出版されていた探偵小説専門誌』とあり、
泡坂妻夫、栗本薫、田中芳樹、連城三紀彦らがデビューしている。
ファンクラブの中には宮部みゆきなんていう名もあったようだ。
きっと、少年の面影を残したアリスさんが、心躍らせ投稿したのだろう。
そして、あの冗談好きで飄々とした風貌の内側には
不屈の精神と将来ミステリー界の最前線で活躍する自分がはっきり見えていたのだろう。
どうやらミステリーファンに「幻影社?知らないね」なんていうと
本屋にあるまじき薄学者として、業界追放になりかねない。
今回の内容は火村とアリスの出会い・・・
いや、レビューは他のアリスファンに譲ろう。