レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -357ページ目

諭吉さんはさらに羽ばたく!

前回のブログで書いたが、二男は高校には自転車で通うという事になった。

で、僕は云々問わず、電動自転車を買ってしまうつもりでいた。

しかし、皆さんのコメントを読ませて頂いて、

取り敢えず、二男に希望を聞いてみた。

二男は頂いたコメントを読んだが如く

「電動は要らない。男子たるものそんな軟弱な乗り物は不要である」と言う。

まあ兎に角、自転車屋さんに行ってから考えようやという事で

電動自転車を多く扱う量販店に下見に行く事にした。

その上で、知人の自転車屋(小さな店なので電動は殆ど取り寄せになる。

よく言えば、テーマを絞った坪効率のよい店という所か)で購入するという、

量販店にとっては迷惑極まりない作戦をとる事にした。

三男も一緒に行くというので、何気なく連れていった。

気がつくと店内でブラブラしていたはずの三男の姿がない。

暫くすると、スタッフに何やら話かている三男を発見。

次に、自転車にまたがる三男を発見。

すると、スタッフが僕の方に歩み寄ってきて

「お子さんがあちらがいいという事ですが、どうしましょう?」と。

僕は家内と顔を見合わせた。

そういえば、機会があれば自転車を買い直してあげると約束していた。

よりによってこんな時に・・・

しかし、何やらもうあとには引けないような雰囲気だ。

二男の自転車の下見に来て、三男の自転車を購入する・・・

何かおかしかないか?

三男は僕の次の言動をお見通しだ。

家内も、苦笑するだけ。

僕は力なく笑って、三男のまたがる自転車を購入した。

どうして、末っ子にはこうも甘いのだろう。

明日は、二男の自転車を決めに知人の店に行く。

もうこうなっては、二男の希望が変わらない事を願う。

そう男子たるもの、軟弱な事を言ってはならないのだ。

どんな坂道でも変速ギアさえあれば充分だ。

急にその凛とした精神に感服したくなってきた。


帰りの車の中で「もう少し驚く事があるのよね」と、家内が言う。

僕は恐る恐る「なに?」と。

「高校の制服は代引きで送って来るのよね」

「ええ~、先日の費用に制服代は入ってないんかいな?」

「そう、入ってないのよねえ~」

「いくら」

「電動自転車が買えるくらい」

僕は悶絶しそうになった。

家内よ、僕は向こう一ヶ月、日の丸弁当でよい。


ペタしてね