レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -359ページ目

「魂」を考える

欲しかった本が、何の弾みか買取り品の中に紛れていた時ほど、

小躍りして喜ぶ事はない。

古本屋巡りをして見つけた時より嬉しい。

どれだけ探しても見つからなかったのに、

何気なく箱から取り出した買取依頼本の中にその本がある。

この時のテンションの上がり方は尋常ではない。

こんな事を書くのは・・・そうなのだ。

先日買い取った本の中に、正に欲しかった本がちょこんと入っていた。

一ヶ月の間に何千冊の本が入ってくるのか数えた事はないが、

探し始めて半年以上経ってやっと手に入った。

通販サイトに頼る事なく、求める一冊を入手するのが、

成穂堂流ブックハンティングの大鉄則だ。

これが、また嬉しさを倍増させるのだ。

どなたかこの気持ちをご理解して頂けるだろうか?


ところで手に入れたのは、

「魂とは何か~さて死んだのは誰なのか」池田晶子著



魂とは何か



昔から僕は考えていた。

なぜ、僕は今ここにこうして生きているのだろう?

僕は実際に存在しているのだろうか?

目の前にいる人々は実際に存在しているのだろうか?

夢と現の差はどれほどのものなのだろう?

過ぎてしまえば、どちらも自分の記憶の中にしかない。


「生」と「死」を考える時、

どうしても「魂」という不可思議なものを考えざるを得ない。

或る時、人はあまり突き詰めて考えない方がよい事があるのだと気づいた。

ほどほどに、楽しみながら考える。それがいい。

そんな混沌とした事を考える時、僕は池田晶子を読む。

ペタしてね


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