レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -360ページ目

三男といふもの

うちの三兄弟、どうでもいい事で

よくまああれだけ口ゲンカが出来るものだと感心する。

そのくせ、どこに行くにも金魚のフンのように連なっている。

その口ゲンカをよ~く聞いていると、

一番冷静で理の通っているのは小学5年の三男だ。

例えばこんな風だ。

「自分が出来ていなくても言わないと仕方ない事もあるねん。

それぞれ立場というものがあるやろ。

そこは分かってやらんとあかんやろ」

「あのな兄ちゃんたち。

感情に任せて言うたらあかん事もあるねんで。

本気じゃなくても、後から後悔するような事は、言うたらあかんねん」

ほぅ~と、唸ってしまう。

そんな大人びた事を言うかと思うと、

風呂には、必ず誰かにくっついて入る。

で、頭、体を洗ってもらいの、体を拭いてもらいの、

風呂から出ると誰かに髪の毛を乾かしてもらいの、

赤ん坊とかわらない。


その三男、小学校ではどうかというと、

やはり、なかなかの甘えん坊のようだ。

まわりが、あれやこれや世話をやいてくれる。

先日、クラスでノロとインフルが一挙に広がった。

三男も見事ノロに感染。

保健室で三男と何人かがへたっていた。

一緒にいたクラスメートが

「おい、Y(三男)、体温計ちゃんとはさんで計れよ」

「もうそろそろ計れてるやろ。見せてみ。用紙に記入したるから」

三男、されるがまま。

「36.6度。平熱やな。用紙貸してみ。咳はどうや?気分はわるいか?

・・・よっしゃ、これ先生に見せるんやで」

三男、頷いて先生の所に行く。

クラスメイト「あ~、オレ38度あるわ。しんどいわ。ちょっと寝るわ。

Y、お母さんが迎えにくるまで、じっと寝とくんやで」

てな、具合だったそうな。

保護者の連絡ノートでもこんな事があった。

連絡事項には保護者が確認してサインをするのだが、稀に忘れる事がある。

と、そこにはクラスメイトのサインが。

先生も苦笑い・・・

クラス一番の弟分として、至る所で世話を焼いてもらっている。

自宅での僕の会話と言えば、

こんなのを売れば儲かるのではないか?こんな商売はどうか?

これは、原価いくらくらいなのか?等‥、子供らしからぬ内容が多い。

その発想はとてもユニークで、何だかおかしなヤツだ。

一体、どんな大人になるのか?


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