レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -327ページ目

何だかしっくりこない置物七福神

人間、知らず知らずに楽な方に流れるというが、

その見解には100回くらい頷いてしまう。

どうも僕は自らに足枷をはめないと、

とめどなく堕落の一途を辿ってしまう性格のようである。


例えば、店内。

かつてどこを見渡しても商品がキチッと整理されていなかったら気が済まなかった。


いや、ほんと。


ところが、古本屋というものはなかなかそうは行かない。

突然、大量の本が入ってきて、通路に段ボール箱が溢れだしたかと思うと、

まとまって本が売れ、棚の背が丸出しになったり。

リユース品を扱いだして、売場の乱雑さは更に加速している。

「すみません、思い切り散らかっていて。足下に気を付けて下さいね」

と、お客に頭を下げてまわる始末である。

その内、きちんと並べてあったら面白うないで。

これくらいごちゃごちゃしている方が宝探しのようで面白いんや。

と、都合のよい理屈を作り出す自分がいる。

せいて作業をする事もないかと思うと、断然体も気も楽になる。

最近では夕刻、通販受注品の発送を終えると店頭を片付けるでもなく、

一眠りするのが日課になってきている。

おおよそ一時間ほど、爆睡する。

少々肌寒い事務所で、タオルケットにくるまって眠る心地よさ。

至福の一時といえる。

僕が目を覚ますと、家内が帰り支度を始めながらも店頭に立つ。

日暮れと共に何組かの「お散歩隊」が店頭をのぞくのである。

そして大概、お散歩隊の誰かが食器類を購入していく。

どうして日々そんなものが必要なのか不思議で仕方ない。



うっ憤晴らしに食器を投げつけているとか・・・おお~~こわっ!



お散歩隊が姿を消すと、僕だけが残りだらだらと売り場づくりをする。

この時期昼間に作業を行っていると、

暑さで自暴自棄になってしまうような気がするので

少しでも過ごしやすい夜に動き出す。

ただ、宿敵「蚊」たちも動き出すので、彼らとの戦いもしなくちゃいけない。



ところで、半分寝ぼけたまま買い取った「七福神」の置物。

材質は真新しい柘植の木だ。骨董ではない。

と、そこまではよかった。

でも買い取ったあと、棚に並べてみると何だかおかしい。

何かがしっくりこないのだ。

あかん、しっかり頭が働き出してから見てみようという事で昨夜は帰った。



何かがおかしい。お気づきの方はいらっしゃるだろうか。画像を拡大してご覧あれ!
七福神



こんな怠惰ともいえる仕事振りだからその時に気が付かない。

ここ一番という時には、しっかり踏ん張る自分であれという事だな。


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