レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -225ページ目

三男、始動す!

春を迎え、子供達はそれぞれ期待と不安の中、

 

その一歩を噛みしめるように踏み出した。

 

・・・と、信じたい。

 

三男は中三になり、とうとう高校受験を迎える。

 

何事においても慎重で、空気のように目立たず騒がず、

 

物事の成り行きを静観している。

 

しかし、その内にあるユニークな思考は家族にはお見通しだ。

 

かと思えば、こやつ、何処ぞで悟りでも開いたかと思う発言も多い。

 

それは兎も角、あれこれ理屈を並べ、勉強をしない。

 

「5」とあるのは、美術だけ。

 

成績までも目立たず、騒がず。

 

そのくせ、すでに志望校だけは決めているという矛盾に、

 

家族みなから「風呂屋の釜」と言われている。

 

しかし、彼は彼なりに作戦を練っていたのだった。

 

昨日、家に帰るなり、名札バッチに新たに孔を開けなくてはいけないと言う。

 

何故かと問うに、にんまり笑い「学代になったのだ」と。

 

二男も学代をしていたが、それが受験時の評点に加点された事を覚えていたらしい。

 

「目立たず騒がず作戦」から「我こそは~!作戦」へと指針を変えたのだとか。

 

学習塾は安易に知人の所に放り込んだのを、僕は足がよたつく程後悔している。

 

決められた日時をもろともせず、好き勝手に通っている。

 

何度、知人のご機嫌伺いに酔える炭酸水を運んだことか・・・

 

それだけ好き勝手にしていても、三男という立場は、みなに可愛がられるものらしい。

 

僕もどうしても甘々にみてしまう。

 

三男、恐るべし!