やめられない止まらない
今日、3月1日は
我が朋ビクトル・フェルナンデス (カルタヘナ)
の次女アルバちゃんの7歳の誕生日。
送ってもらった画像を見ると、
娘さんの成長が早くて本当に驚くばかりでございます。
本日、めでたく誕生日を迎えた、
その彼女が生まれる1日前のことです。
すでに奥さんが臨月であることを知らされていなかった僕は
当時彼が所属していたビジャレアルとビルバオ
の試合を観戦するため、現地を訪問。
なぜか気が合うビクトルの父親と試合を観戦し、
試合終了後は、その足で彼の自宅へと招待されたのでした。
その翌日に帝王切開での出産が決まっていた
ビクトル家には親族が集結。
その日は決定機を2度も逃したビクトルも
気持ちを切り替え、第二子の誕生を前にウキウキです。
そんな中にアジア人がひとり(笑)
彼としては男子を授かり、サッカー選手にしたい夢を
持っていましたが、このときに生まれたのは女の子。
それでも彼は
『女の子だってJugadora(女子サッカー選手)になれる』
と言い張っておりました。
あの日から時は隔てても、
部屋に飾られたその日のビルバオ戦着用の
ユニフォームを見ると、そんな夜の談笑を振り返り、
彼らの温かさを思い出すのでした。
彼と知り合って14年。
そしてあの日から丸7年。
彼の息子ビクトルが、大観衆を前にグランドデビューしました。
これに負けじと、本日我が子は・・・
幼児用かっぱえびせんデビュー![]()
R・マドリーとスペイン政府が提携締結へ
『マドリーは、この夏、2005年以来初めて
アジアへ再び上陸することになる。
アジアの市場は潜在的な力を残しており、
その広大なマーケットを活用したいと考えている。
とりわけ中国の急成長は魅力のひとつだ。
これまで受け入れてた中国人観光客は
2009年におけるに9万人。
2010年には10万人を突破する見込みで、
2020年の目標値を100万人としている。』
そう語ったのは 産業・観光・商業省の
ミゲル・セバスティアン大臣。
『レアル・マドリードはスペインの象徴となるべき存在。
今シーズンより基盤を固め、来シーズンはさらに連携を
強めていく構えだ。』
と語られた真意は、スペイン国家がこれまで掲げてきた
『海と海岸と、歴史遺産』という観光資源の他に、
R・マドリーをPRに活用した”観光客誘致計画”にあるようです。
先月末、セバスティアン大臣、マドリード市のガジャルドン市長に
イグナシオ・ゴンサレス副市長、エスペランサ・アギーレ州首長、
そして、レアル・マドリード会長のフロレンティーノ・ペレス氏の
出席の元で発表されたのが、
『レアル・マドリードのスペイン(マドリード)
への観光客誘致への連携参加』
でございました。
この中で現在、国家とクラブ側の合意において具体化されているのが、
スペイン(マドリード)への旅行を呼びかける
"visit Spain, visit Madrid" (visita España, visita Madrid)
というメッセージを試合開始前に3分間ほど広告、
さらに、スタジアムにおける広告スペースにも
同様のメッセージ掲示するというもの。
この連携の締結に
『"スペインツアー"を掲げ、国家に益をもたらす連携に
関わることができるのは大変な名誉なこと。
観光客が増加するよう、クラブを挙げて尽力する。』
とご満悦なのは、フロレンティーノ・ペレス会長。
彼は、これまでも様々な政府・民間機関と協議しながら、
チャマルティンの練習場売却後のCuatro Torres
(4つのビルディング)の建設計画を先導するなどした
不動産業界のトップとしての手腕が生かされる機会が
再来した感がありますね。
近い将来、マドリーのユニホームのスポンサーとなる
可能性も含んでいる本提携。
全世界に向け、スペイン国、マドリード自治州をPRし、
州や国家と共存し共に成長を目指すという経営ビジョンは、
マドリーのクラブイメージの向上にも繋がることは明白です。
一方で、この連携締結に
「金で解決を求めるようなマドリーの失態によって
スペインの劣悪なイメージが付きかねない」
など、マドリーの成績如何では、PR効果など見込めない
というアンチ的思考の意見が囁かれているのことも事実ですが、
とにかく、リーマンショックに端を発した金融不況は
スペイン経済をも依然として飲み込んだまま。
深刻な失業率も、政府が描くような改善が見られず、
不安定な政局が国民の社会不安を煽っている今、
観光を収入源の核とした逆転の発想は、
「藁をも掴みたい」国家にとっての
遅すぎる対策とも言えるのかもしれません。
暫定2位クラブの厳しい戦い
"ガリシアの雄"Celta de Vigoが首位を直走る
スペイン2部リーグLiga Adelante。
そんなセルタを勝ち点差6の2位で猛追撃するも、
”大変厳しい”戦いを強いられているのが、
マドリー、アトレティ、ヘタフェに続く、
マドリードにおける第四のクラブ「ラージョ・バジェカーノ」。
キャプテンのミッチェルは、2-0で敗れた
今節のウエスカ戦終了後に語ったのは、
あまりに厳しいチーム状況でした。
『物事が上手っても、いかなくても、
チームの降伏感だけは否めない。
だが討ち死にするまで芝の上で戦い、昇格を目指したい。
もしも良い試合ができなかったとしても、
それは怠慢が招くことではない。』
そんなチームリーダーの熱意ある言葉をよそに
Canal+のインタビューに応えた名物女性会長の
テレサ・リベロは、この敗戦に激怒し
『なんて酷い試合だったのだろう。
少なくとも、私が見ていた間の試合はお粗末そのもの。
選手達は、我々経営陣を信頼する義務がある。
私の夫は、常に雇用を生む企業家なのだ。
その名は決して豪華なものではないが、
我々はラージョ・バジェカーノを20年間もの間牽引し、
多くを達成してきたのだ。』
と怒りをぶちまける始末。
実は、このラージョに発生している最大の問題とは、
『給料の未払い』。
8月からスタートしている今シーズン、
チームの快進撃とは裏腹に、月給が支払われるどころか、
選手によっては昨シーズンから支払いが滞っているというから
呆れたものです。
確かにテレサ会長の会長としての足跡は疑うところは
ありませんが、『シーズン終了までには支払う』という言葉だけで、
昇格やら善戦やらを期待するのは、選手達が気の毒というもの。
恐らくそれは、チームが1部昇格を果たすことを前提とした
収益から計算される希望的観測に過ぎない言葉。
選手達への罪悪感や責任感を露にするどころか
そんな経営陣への信頼持続が選手の義務であると
発するのは、およそ筋違いというものでしょう。
厳しい経営環境の中で努力する選手達には
大変気の毒ですが、選手とその家族の不安を放置する
こんなクラブに昇格の資格なし。
この試合、スタンドで掲げられた横断幕に書かれた
"Basta de impagos. Rayo solución".
(未払いはたくさんだ。ラジョに解決を。)
の文字には、
正常な経営の元に選手達の尽力を期待する
クラブを愛して止まないサポーターの想いが詰まっています。
そう、これこそがサッカーだ
レアル・マドりーを迎えたのは、久々の満員に揺れるリアソル。
やはりリアソルは、マドリーにとっての鬼門だったのか?
圧倒的なマドリーの支配を受けたゲームは、
0-0のドローに終わりました。
MARCA紙の一面が訴えたように
『ASI ES EL FUTBOL』
(そう、これこそがサッカーだ)
マドリーのシュートがゴールの枠を捉えたのは9回。
デポルは1回・・・
マドリーのシュートは2回ポストを叩いたものの、
デポルは0回・・・
アランスビアは決定機を3度も阻止するも、
イケル・カシージャスは守備機会さえ皆無・・・
ゲーム展開で勝ったマドリーですが、
前節、GKとして得点を挙げ、乗りに乗っている
アランスビアを中心としたデポルの守備に
してやられた感じでしょうかね。
試合終了後、そんなアランスビアとは対照的な表情を
見せたのが、キャプテンのカシージャス。
『ゴールチャンスの機会も十分に演出した。
ポストにも阻まれたし、結局、試合中のアドバンテージを
生かしきれなかった。
これで首位奪回からは、また遠のいてしまった。
我々は大きなショックを受けているし、
マドリディスタ達には申し訳ない気持ちで一杯だ。
ただ、リーガは多くの試合を残している。
最後までタオルを投げたりはしないよ。』
テレマドリードのインタビューに答えた彼は、
明らかに肩を落としていたようです。
これで、首位バルサとの勝ち点差は『7』。
昨年のちょうどこの時期、勝ち点62で首位であったマドリー。
今シーズンの失点19を上回る20点を喫していたものの、
今シーズンの得点55を大きく上回る67点を奪っていた
ペジェグリーニ監督率いるマドリーが、
強烈な非難を浴びた歴史は、モウリーニョ現監督に
何を示唆しているのでしょうか。
遠く霞むバルサの後姿。
彼らのプライドを取り戻すために残された道は、
チャンピオンズリーグでの悲願達成の他、見当たりません。
命懸けの革命
チュニジア、エジプトに続けと革命を試みるリビア市民。
インターネットが歴史に大きな足跡を残すことになるであろう
チュニジア、エジプトの大革命。
独裁政権が倒れるまでに非常に多くの命が絶たれたのも
逃れられない事実です。
そして、今度はリビア。
チュニジアやエジプトの軍隊が市民からの徴兵制度により
組織されているのに対し、リビア軍はいわゆる『傭兵』として
独裁者カダフィに忠誠を誓う者の集団です。
カダフィの指示とあらば、善良な市民にも銃を向けられる
プロ集団と市民の衝突には大きな痛みが伴うことでしょう。
一方、日本では就活中の大学三年生が、
高速バスを横転させたとして、
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
断片的な情報から察するに、その彼に
「超・就職氷河期」という現実が、厳しい障壁として
立ちはだかったことが原因であることは明白なようです。
今年度の悲惨な内定率が必要以上の危機感を煽る
新四年生の就職戦線。
僕の研究室にも、就職活動中の学生が毎日のように
履歴書やエントリーシートを持参して
藁をも掴む思いでアドバイスを求めてきます。
付き合いは長くとも、意外にも理解が難しい
自分自身と向き合いながら、社会、そして企業との
根競べを挑まれているような錯覚を味わう・・・
努力も形にはならず、
自信を喪失することも、少なくないでしょう。
「新卒一括採用」を生み出した日本社会が悪いのか?
そんなことでへこたれる若者に非があるのか??
しかしながら、今回の事件のように、
自分に架せられた戦いの矛先を間違った方向に向けても、
世間は同情などしてくれません。
車内で「みんな死ぬんだ」と叫んだとされるこの容疑者と
独裁政権討伐という明確なビジョンを抱き戦っている
中東・アフリカの若者達。
どちらも「未来」を掴むための戦いではあるにせよ、
日本の就職活動・・・
命を懸けるには、あまりに相応しくありません。



















