El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -42ページ目

あの名物会長がリーガに警鐘

MARCA紙に、「デポルティボ・ラ・コルーニャ会長の

レンドイロ氏の怒りが爆発」という記事。


その記事に記載されたレンドイロ氏の訴えは

下記の通りです。


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『我々は、サッカーくじに関しては、フランコ政権時代から

停滞を続けている。

首相は変わり、 スポーツ上級委員会の存在もあるというのに、

いつまで経っても分配金の額に変化はない。


クラブチームは、単なる企業とはわけが違うのだ。


しかも、オンラインでのサッカーギャンブルからは

一切の金銭が発生していない今、

何らかの改革が必要ではないか?


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現在、世界的なヒットとなっている映画「英国王のスピーチ」を

スペイン国営放送が放送したらどうなるだろうか。


およそ20,000,000人もの人々が映画館には行かず、

喜んでテレビの前に座るに違いない。


ただし、そのときに被害を被るのは、

その映画の権利を所持する権利者だ。


それでは、なぜマドリー×バルサを無料で放送するのだろう?


少なくとも私はそれを理解できない。

そこには大金が絡んでいるというのに・・・。


現実問題、多くのクラブは普通の企業が抱えるものとは

異質の危機的な状態にある。』


多くの観衆を「顧客」として抱えながら、

有効な収益源を確保できずにいる状況に

苛立ちを見せる気持ち、わからないでもありません。


さらに、クラブチームと一般企業を比較した

レンドイロ氏は



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『フロレンティーノ会長と、

元バルサ会長のガスパールを比較してみよう。


フロレンティーノが英雄視されるようになったのは

フィーゴを60,000,000ユーロで獲得したことに始まる。



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ガスパール氏は、身を滅ぼす結果となったが、

それでも実に素晴らしい経営を成し遂げていたのは

この業界では周知の事実。


彼が、一般企業の社長なら、

絶え間ない賞賛を受けていたことだろう。』


と語り、収益で株主を満足させる一般企業と、

勝利で以ってSocio達を満足させるサッカークラブの違いを

経営の難しさとして訴えました。


さらに、同氏は現在のリーガにおける危機的な状況を吐露


『スペインのサッカークラブは、

とても明るい見通しを立てられる一面もある。


しかし、問題は金銭面。


常に巨額の支払いが伴うだけでなく、

この業界に利用価値を見出し、恩恵を被ろうとする

ならずものの存在もある。


結局、クラブチームは、重い疾患を抱えた企業のようなもの。


恐らくは、サッカーは多くの人々を楽しませているだろう。


しかし、どれだけの人が金を払っているんだ?

問題はそこにある。』

ここ数年、チームの弱体化と引き換えに、

経営のスリム化によって巨額の借金返済を試みている

レイドイロ会長。


このお方の声こそ『現場の痛み』を語る実情なのでしょう。



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サッカー=ビジネス


そんな方程式に誰もが納得を見せるようになった現代において、

この業界を通じて新たなビジネスや雇用を生み出すことよりも、


クラブチームの繁栄あってのサッカーリーグ


という基本に立ち返り

『クラブ側のメリット』という本質に関しても、

何らかの議論や改革が求められているのかもしれません。



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期待外れの復讐

『元指揮官の復讐』

そんな見出しが謳われたマドリー×マラガ。


昨シーズン、マドリーを率いていたペジェグリーニ監督が

指揮をとるマラガが、前節のデポル戦で失態を晒した

マドリー相手にどんな戦いを見せるのか?


新旧マドリー監督対決


そんな見所を備えていたこのカードでしたが、



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マドリー 7-0 マラガ


まさにマドリーのやりたい放題の試合となってしまいました。


敗戦の将となったペジェグリーニは


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『オサスナ戦で使ったスタメンのうち6人を欠いたのは大きかった。

結局この試合は、勝ち点を挙げにやってきたとは思えないもの。

単なる消化試合となってしまった。


マドリーのような対戦相手を目の前にして、

黙っていて良い結果など巡ってこない。

自分達のためになることなど何もない無駄な

試合にしてしまった。』


と肩を落としえいましたが、

新戦力のDemichelisやWeligton,Eliseuらが万全の状態で

出場していれば、試合の行方も変ってたか??



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恐らくは7点を奪った快勝に快い気分を味わう

マドリディスタも多いことでしょうが、個人的には、


新会長を迎えて以来、好材料が詰まっていたはずの

マラガの不甲斐無さに、落胆を味わった期待外れの

残念な試合となりました。


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マドリディスタがラウルの不在を悲しんでいる

MARCA紙に共感できるこんな記事。



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『マドリディスタ達が

  ラウルの不在を悲しんでいる。』





この度、MARCA紙オフィシャルサイトにて行なわれた

ネットアンケートは


『ラウルはモウリーニョ率いる

          レアル・マドリーに順応できたか?』


というもの。


およそ1万2千人からの回答を得た当アンケート。

なんと78.1%の読者が、現在のチームにおいても

重要な役割を果たせたと回答しています。



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もちろん、この結果にはマドリーを離れた後、

シャルケにて素晴らしい活躍を見せていることが

導いたものであるのは明らかですが、


それに加えて、


シーズン半ばにしてイグアインが長期離脱。


パフォーマンスが安定しないベンゼマの姿


を傍観しているマドリディスタ達にとって、

ラウルが決して”侮れない存在”であったことを

再認識した結果といえるかもしれません。



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今シーズン15点を奪取、ドイツで己の能力を

存分に発揮しているラウル。


多くのマドリディスタが、真の”7”であった

彼を忘れずにいてくれるのは喜ばしいですが、


これは、現在のサポーターにとっての

マドリーのFW陣の不甲斐無さの裏返し。


あの『7』のシルエットを懐かしみながら、

現在のチームの迫力不足を噛み締めるのでした。


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便利な道具の使い方

京大の入試をきっかけに発覚した受験生の不正行為は、

調査の結果、問題を流出させた人物を、

東北に住む高校生に絞ることができたのだとか。



まだ詳しい事情はわかっていないものの、

これら若者の罪により、国内の数百に及ぶ

大学が入試に関わる「生産性に欠く議論」を経て

様々な見直しを迫られているという事実には

とても悲しいものを感じます。



そして何より、この種の報道が流れて数日間。

当該者は、自ら罪を認め名乗り出ることはできないのか??

そんな疑問を抱かずにいられません。



京大など、いわゆる難関校を受験していたことが示すように

学問を学ぶ上での志は高かったようにも思えますが、

優れた学力以前に、社会における当たり前の道徳観を培う

そんな必要性を感じた一件でした。



このように、日本では入試の不正行為に。

一方で、中東・アフリカでは、国民による革命を

誘発したとされるインターネットを駆使した情報端末。


技術の進歩による便利なツールの使い道は、

ひとつ間違えば現代社会の『諸刃の剣』です。


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理不尽なモウリーニョの不満の真意とは

バルサとの勝ち点差が7と広がったレアル・マドリード。


そんな言い訳を見つける口実でしょうか。

モウリーニョ監督が会見にて発したのが


マドリーに不公平なジャッジを奮う(?)『審判問題』と



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マドリーが、より不利な条件でプレーを強いられている

という『カレンダー問題』です。


前者はさておき、後者について、

その根拠を探ってみると、ミッドウィークにカップ戦や

チャンピオンズリーグが開催された後の

マドリーとバルサの試合開催日に

"若干"の特異が見られるようです。


9月14日バルセロナバルセロナ

9月15日R・マドリーレアルマドリッド

9月18日R・マドリーレアルマドリッド(休養中2日)

9月19日バルセロナバルセロナ(休養中4日)



9月28日R・マドリーレアルマドリッド

9月29日バルセロナバルセロナ

10月3日両チームレアルマドリッドバルセロナ(休養日に一日の差)



12月7日バルセロナバルセロナ

12月8日R・マドリーレアルマドリッド

12月12日両チームレアルマドリッドバルセロナ(休養日に一日の差)



2月22日R・マドリーレアルマドリッド

2月26日両チームレアルマドリッドバルセロナ



なるほど、これだけ見ると日程的に

マドリーへの休息が与えられない

厳しいものにも思えたり・・・



ただし、今シーズン、土曜開催となったのは

バルサ、マドリーともに10試合。

ミッドウィーク開催を除くと、特別な贔屓が存在するとは

考えにくいのが事のところです。



例えば、バルサは今週土曜日サラゴサ戦に臨み、

翌火曜日にはアーセナルを迎えることになります。

そして、マドリーはその翌週土曜日にリーガを戦い、

翌水曜日にチャンピオンズのリヨン戦が待ち構えています。



これらを見ると特別な意図がマドリーを締め付けているとは

思えないのですが・・・


ちなみにリーガの試合日時の決定方式は

実に複雑であり、少なくとも4つの機関を通して

決せられるとのこと。



①まずは、ホーム主催ゲームとなるクラブが、

 TV放送などを絡め希望日時をLFPへ提出。

②LFPにて同じ街における同日2試合開催を避けるなど、

 諸事項について考慮し、日時を変更。

③その後、土曜1試合の民放TV放送、月曜開催の

 試合の決定について議論

④放送権を持った放送局の結論



少なくとも4つのフィルターを通される意思決定に、

モウリーニョ監督が掲げる”意図的”な制裁は

まずありえないと言って良いでしょう。



こうしたモウリーニョ監督から発せられる苦言は、

他のクラブの関係者に波紋を呼び、バルサ会長

Sandro Rosell氏などは



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『ペップ(グアルディオラ)などは、文句ひとつ言わない』


と白い軍団の指揮官を批判。


一方、バルサのダニ・アルベスは


『モウリーニョは泣き言の多い男ではない。

むしろ知能犯と呼べるだろう。』


と、このような批判を煽ることで、選手達への不要な

プレッシャーを排除していると分析しています。


能ある男の発言の真意は、

見る者の目の中にあるということでしょうか。



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