El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -33ページ目

ジダンを目指す男の挑戦

先週土曜日のクラシコを終えてから僅か数日。


今度は現地時間水曜日に、

スペイン国王杯決勝「バルセロナ×R・マドリード」が

バレンシアの本拠地メスタージャにて行われます。



国王杯決勝と言えば、

センテナリーシーズンに世に言う

”centenariazo”でスーペルデポルに破れ、

翌年は、サラゴサ相手に惜敗を喫したという

記憶が蘇るマドリー陣営。



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とりわけスーペルデポルとの歴史的な一戦は、

僕自身、スタンドで観戦し、とてつもない屈辱を

味わったですが、


ガラクティコと呼ばれた当時のメンバーとは

面々も入れ替わり、きっと新たな歴史を刻んでくれると
信じてやみません。



そんな新生マドリーにおいて、

個人的に最も注目しているのがエジル君。



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スペイン生活は僅か数ヶ月。


スペイン語などほとんど理解できずとも、

チームメイトとの接触に極めて積極的であるという

若干22歳のこの若者は、チーム関係者から常に

賞賛を浴びる存在だそうです。


成長著しいこの若武者の活躍が

マドリーの将来にも影響を与えると言っても

過言ではありませんが、このクラシコに関しては別物。


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モウリーニョ監督は、対バルサシフトとして

3人のボランチをトライアングルで配置する陣営を選択しており

前線に起用できる選手が限定されているというのが現実です。


昨日の練習でワントップに起用されているのはアデバヨール。

残る中盤の座を懸けてC・ロナウド、ディ・マリア、

そして、エジルが争います。


C・ロナウドはモウリーニョ監督にとっては

欠かすことのできない不動の攻撃の核


そして、モウリーニョが掲げる規律に従順で

運動量豊富なディ・マリアが、「アウベスの壁」を指名される

のは間違いないとされています。



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カンプノウでのクラシコでは、前半でベンチに下げられたエジル。

先日のクラシコでは、後半11分から途中出場し、

スタメン落ちの鬱憤を晴らすかのように、PKの呼び水となる

見事なキラーパスを披露していました。


地元メディアは、先日の数分間のプレーで

国王杯におけるスタメン奪取を試みた彼は

この試合において、ボールを持った際、

最も「明確なビジョンを持ったプレー」に繋げようとしていたと

評されています。


果たしてこの決勝戦、

先発メンバーに彼の名前は記されるのでしょうか?





思えば、南アフリカW杯でプレーする直前、


『ジダンのようなプレーをしたい。


僕は彼のように黙ってチームメイトの力となる

選手でありたいんだ。


グランド外における僕の私生活など誰も知らずとも、

チームメイトの誰もが僕を探し、ボールを与えてくれる

そんな選手を目指している。』


と語っていたエジルも、モウリーニョ采配の中で、

低い位置まで下がってのディフェンスを義務付けられ、

彼が語ったような”チームメイトが彼を探す”

そんな役回りからは遠い位置に、ポジションを取ることも

少なくありません。



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しかし、そんな立場にありながらの

アシスト10という数字はシャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモス、

マルセロに次ぐ素晴らしい足跡。


さらにスペイン語の家庭教師を付け、スペイン生活、

そしてチームメイトに打ち解けようとする姿勢は、

かつて多くのスター選手が見せることがなかった

貪欲な態度といえます。


多くの”一流”が成し遂げることがなかった

真の意味での『順応』。



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『彼ならばやってくれる』


そう信じたくありませんか?



トルコにそのルーツを持つ移民の子である彼が選んだ道。


それは彼と同じく、幼少時代、貧しい移民社会で

もがき苦しんだ『ジダンが歩んだ道』に似ています。


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魔物の息遣い

ETAの『武力放棄』 発表からおよそ3ヶ月。


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未だ続行される警察当局のETA掃討作戦は、

先週、大きな局面を迎えました。


現地時間の先週火曜日、

新たに当局に拘束されたのは Igor Esnaola容疑者

およびAitor Esnaola容疑者の両兄弟です。



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この兄弟の関与が疑われているのが

2009年1月16日にエルナニ(Guipúzcoa)で

起こった爆発事件および

2009年2月9日に発生したラスカオのPSEの

政党事務所破壊行為。


家業である酪農生活を隠れ蓑としながら

この数年間、ETAの活動を陰で支えていたことが

間違いないとされています。


その彼らのアジトから見つかったのが

なんと『およそ2トン』にも及ぶ爆薬と

爆弾製作に使われる機器でございました。



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歴史上、スペイン国内でこれだけの爆薬が

一度に押収されたのは初めてのこと。


もしも、これらの爆薬が

無差別テロの爆弾と化していたら、


一体どれだけの無残な血が流れたのだろう・・・



すでにその力を失い、

『武力放棄』を宣言している彼らですが、

この夥しい量の爆発物を目の当たりにすると


耳を澄ませば、どこかからか

『血に飢えた魔物の息遣い』

が聞こえてくるような気にさえさせられます。



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R・マドリーの誇りを取り戻す時

『1-1の痛み分け・・・

しかし、10人の追撃で勝利の味』



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マドリーの健闘を讃える見出しが躍るスペイン地元紙。


正直、0-1の1点ビハインドの中、

多くの時間を10人で戦うことを強いられた時点で

ある程度の”覚悟”を決めていた私ですが、



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スタンドのマドリディスタを始め、

選手達も気迫溢れるプレーを披露。

この引き分けは諦めることをしなかった好結果といえるでしょう。


これで彼らのクラシコ連敗記録は5でストップ。


しかし、この引き分けにより、リーガのタイトルは

バルサのものとなるのは確定的となったことは無視できません。



さて、随所にクラシコらしい激突が見られた

試合ではありましたが、この試合、

やはりゲームの行方はムニス・フェルナンデス主審の

笛によって大きく左右されましたね。



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試合終了後、

『もう10人でバルサに対峙するのは飽き飽きだ』

とレフリングへの疑念を皮肉で表したのは

モウリーニョ監督ですが、


マドリーのアルビオルに「赤」を提示したかと思えば、

アルベスへの2枚目のイエローを突きつけることをせず。


そして、ペペに対して寛大な対応をとったかと思いきや

さらにビジャに対するPKをも見逃す始末。


MARCA紙は、彼のレフリングに10点満点中『0点』

という当然の酷評でございます。

この種のビッグゲームのコントロールが難しいことは

承知の上ですが、この試合は、ワールドクラスの

プロフェッショナルを一挙に集わせたクラシコ。


主審のゲーム裁きにも『プロ』の姿を見たかったものです。



ついでにメッシにレーザー攻撃を加えた観客


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そして、時間稼ぎのつもりだったのか、

観客に向けボールを蹴りこんだメッシに『喝』。



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個人的に最も見苦しかったシーンは

試合終了直後の一場面でしょうか。


イケル・カシージャス、セルヒオ・ラモスらを中心とした5選手が、

センターサークルで観客を讃えているのを無視し

多くの選手が真っ先にロッカールームへ引き上げた場面。


その付近では、ベンチ入りの選手スタッフが

共に健闘を讃えあっているバルサの一団を横目に

キャプテンであるカシージャスは、

振り返ることもせず引き上げていく選手を鬼の形相で

呼び止めるも、完全に無視されるという虚しさ。


そのお粗末な光景にスタンドからは

指笛が鳴らされたといいます。

確かに10人で好ゲームを演じたマドリーではありますが、

我らが求めるのは、そんな小さな引き分けにあらず。


選手・スタッフ、そして全てのマドリディスタが

一致団結したタイトル獲得こそが、


『マドリディスタが本当の誇りを取り戻す時』


そんなことを思うのです。


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R・マドリーのタコ頼み

スペイン時間本日22時。

いよいよクラシコが開戦されますね。



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今頃、現地テレビ局テレマドリーなんかは、

過去の試合を振り返りながらこの試合の話題で

もちきりなんだろうな。


本日のMARCA紙の一面はこちら



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両監督およびC・ロナウド、メッシの対決を象徴。


決して彼らだけの試合になるとは思えませんが、

ある意味では、彼らを自由にさせた方が負けという

こともいえるのかも。


蛇足ですが、メッシは、チェルシー時代も、

インテル時代も含め、モウリーニョが指揮を執る

チームからは得点したことがないというデータも。



しかし・・・

バルサのグアルディオラは、

この数年間の間でマドリー相手に負け無し。


『いつか僕だってマドリーに負ける日が来る』


と語ったペップですが、

歴代のバルサの監督の中でも、


『クラシコで5試合負け無し』


というのは彼だけが持つ記録だそうです。

しかも、この間のtotalスコアは16-2。


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08/09 2-0(カンプノウ) 2-6(ベルナベウ)

09/10 1-0(カンプノウ) 0-2(ベルナベウ)

10/11 5-0(カンプノウ)


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マドリーは5試合中、4試合で無得点


この数字だけを見るとマドリディスタであれば

意気消沈してしまいそう・・・


そんなマドリディスタ達が、にわかに話題にしているのが

”パウル君Ⅱ世”こと


スペイン・マラガの水族館に登場した

占いダコのIniesta君が


多くが見守る中、一目散に向かったのは

マドリーのエスクードでございまいました。



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マドリーに味方するタコなら大歓迎(笑)


たまにはバルサを「タコ叩き」にしてやろう。



明日は、笑顔でブログの記事をエントリーできますように。


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イケルから被災地日本へ

国連大使となっているイケル・カシージャスから
被災国日本への哀悼のメッセージ。