El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -191ページ目

消してはいけない爪痕

スペイン日刊紙EL PAISで大きく取り上げられていた

ある日本人の訃報


広島と長崎の両方で被爆。

2度の直接被爆が初めて認定された「二重被爆者」であった

山口彊(つとむ)さんの訃報(1月4日死去 享年93歳)でした。


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長崎県で設計技師として生計を立てていた山口さんは、

出張先の広島で被爆。

長崎に帰ってから再度被爆した体験を持っていました。


「私は2度命を失い、2度生まれ変わった。

命燃え尽きるまで、この経験を語り続けなければ。」


被爆の後遺症とみられる癌に侵されていると告白した

山口さんの特集記事がEL PAIS紙に掲載されたのは

昨年の3月のことです。


唯一の被爆国である日本が、悲惨極まりない被爆体験を

語り継ぐのは国際的な使命。

しかしながら、戦争も知らない我々の世代に何ができようか?


まずは、この方の本を手に取ってみようと思わされるのでした。


山口さんの言葉が、スペインの紙面みならず

広く国際社会に教訓として伝わり、

国際協調の下、核を弄ぶ国が根絶してくれれば…

と願うのは夢物語でしょうか。


山口さんのご冥福をお祈りいたします。


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バレンシア×デポルティーボ

コパ・デル・レイのベスト8、

最注目といえば、バレンシア×デポルティーボ。


特にバレンシアはこの因縁の対決に過剰反応しており、

単なるカップ戦の一戦ではない、異様な雰囲気が漂っています。


バレンシア地元紙SUPER DEPORTEは、

長年このライバル対決の渦中で戦い続けるデポルのバレロンに

直撃インタビューを決行しています。


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『この対戦に、2週間前リアソルで行われた対戦は影響しますか?』


―僕自身は影響はないと思っているよ。

リーガとカップ戦は全くの別物。カップ戦の試合では、

ゴールを奪い合うことに血眼になるのさ。

とはいえ、この対戦ではゴールは生まれにくいだろうけど・・・


『全ての鍵を握るのはロティーナとエメリ両監督。

使われっぱなしのあなたのような選手にとっては迷惑な話ですね。』


―(笑)。そんなに悪いことばかりじゃないよ(笑)

彼らふたりは、とりわけ守備に重点を置く監督。

僕のような選手は、チームの潤滑油となるべき任務を負うんだ。


『さて、どちらが有利でしょう?』


―チームが描いている軌道を見れば明らか。バレンシアさ。

我々にとって明確なことは、常にリーガが最重要であるということなんだ。



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『カップ戦は諦めると?』


―諦めるわけじゃない。ただ、一番の目的がリーガのトップ4に残ること。

それが最高さ。その上で、水曜日と日曜日双方に同じだけ注力するのは

とても困難なことなんだ。

いずれにせよ、この1月はいろんな意味合いを持つ月となるだろう。


『ロッカールームでは選手間でそんな会話も?』


―もちろん。コミュニケーションはチームを強固なものとなり、

大きな目標獲得の要因となるんだ。


『歴史的にいろいろと起こっているバレンシアには狂気を感じますか?』


―僕自身、余計な感情を抱えてプレーする選手じゃないからね。

もしもデポルがバレンシアに対すると特別な出来事が起こっているとしても、

僕はサッカーが好きでプレーをするのが仕事さ。

先日の試合は、最も冷静だった試合かもしれないな。


『今回のメスタージャは、いつかのカップ戦とは違って観客がいます』

(4年前のカップ戦。観客が線審に向けコインを投げ入れ

無観客試合の制裁を受けた)


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―(笑)確かにその通り。観客がいる…やかましくなるよね。


『メスタージャの観客とはズバリ?』


―チームにとっても大きな戦力。特にビッグマッチではより困難を生むんだ。

メスタージャは訪れるチームにとってとても難しいスタジアムだけど、

僕は個人的に好んだグランドなのさ。


『さらに、同郷のシルバが帰ってきました。』


―心から祝福したい。僕らにとっては悩みの種だけど。

彼は偉大な選手で、スペインサッカーでも最高の選手。

得点もできるし、ボールを散らすこともできる。

最後のバレンシア戦で彼がいなかったことには、

寂しさを感じたよ。


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亡きプエルタとハルケの遺志

セビージャがカンプノウに乗り込み、バルサを1-2で撃沈。

コパ・デル・レイベスト8、1stレグでの波乱となりました。


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雨のためピッチコンディションも悪く、

平日開催のため客入りも通常の半分以下と、

普段のカンプノウではなかったとはいえ、

セビージャにすれば大きな『金星』獲得ですよね。


この1戦を見事勝利で飾ったセビージャ・ヒメネス監督は

この勝利を『セルヒオ・サンチェスに捧げる』と

先日戦列を離れたセルヒオにエールを送っています。


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この年始にセビージャから発表された

セルヒオ・サンチェスの「心臓疾患」による戦線離脱は、

クラブ内だけではなく、スペインサッカー界に大きな衝撃を与えています。


しかし、最も大きな衝撃を受けたのはセルヒオ本人。

「絶望を感じた」という言葉が示す通り、

若干23歳のサッカー選手がボールを取り上げられてしまっては

生きがいすら失うこととなってしまうでしょう。


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昨年末の健康診断で、疾患の疑いありとされたセルヒオは、

生まれ故郷であるバルセロナ郊外にあるマタロで静養中。

彼は、この試合を前にチームメイトの宿泊先を訪れ、

デル・ニド会長からスタッフ・選手に至るまで、あらゆる関係者から

計り知れない激励を受けたのだとか。


バルセロナ地方テレビ局TV3のインタビューに答えた彼は

『僕のこんな状態に対して、ハルケやプエルタの家族が報いてくれる。

だからこそ、前向きに捉え、自身を鼓舞しなければいけない。』

と、同じく先天性の心臓疾患を理由に死を遂げた両選手の家族の

意思を無駄にしない意思を表明しています。


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セルヒオ・サンチェスは今シーズン、エスパニョールから移籍した選手。

ハルケとは元のチームメイトであった彼が、

プエルタが所属していたセビージャに活躍の場を移し

病が発覚したというのは、因縁めいたものを感じざるをえません。


こんな形であれ、大事に至る前に彼の病が発覚したのは

不幸中の幸いといえるはず。

これまで、度重なる悲劇を経験していたスペインサッカー界には

「繰り返してはいけない」という教訓がしっかり生きています。


週明けに改めて詳細な精密検査を受けることになる彼には、

夢の舞台に返り咲くための壮絶な戦いが待っています。


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今は亡き”彼ら”の遺志を受けて・・・

MUCHO ANIMO SERGIO!!!!!!!!!


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奴らがベルナベウに戻ってくる!

昨日、『ロベカルは故郷に錦を飾れるか? 』にて

ロベルト・カルロスが、ロナウド擁するコリンチャンスへ移籍した

話題に触れましたが、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、

早速そんな彼らに目をつけたようです。


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AS紙の報道によると、レアル・マドリードは

今年8月に開催されるサンティアゴ・ベルナベウ杯の対戦相手として

クラブ創設100周年を迎えるコリンチャンスから打診を受けているのだとか。


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今週月曜日、ロベルト・カルロスの移籍発表の後、

彼の代理人であるファビアーノ氏およびクラブのマーケティング担当

ルイス・パウロがペレス会長と接触を行い、初期段階の合意に至ったとのこと。


残るは課題は日程調整。

仮にコリンチャンスがリベルタドーレス杯決勝に進めば、

決勝戦が8月18日であることから、慎重な調整が必要そうですね。


どんな形であれ、あの二人が凱旋するとなれば、見所は十分。


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きっと彼らにとっても特別な試合となるに違いありません。


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ロベカルは故郷に錦を飾れるか?

この冬、レアルマドリードへの移籍を熱望していた
ロベルト・カルロス。


その本気具合は『ロベルトカルロス。本気です 』などでも

お伝えしていましたが、

遂にというか、ようやく2年契約での契約が正式発表に至り、

晴れてコリンチャンスのロベルト・カルロスが誕生しました!


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トルコリーグ・フェネルバチェでの契約満了を待ち

故郷ブラジルのサンパウロに馳せ参じたロベルト。


MARCA紙のネットアンケートでは、およそ十万人の

マドリディスタがマドリー復帰を期待していただけに、

スペインからは溜息が聞こえてきそうですが、
こうなれば2010年のリベルタドーレス杯で勝ち残ってもらい、

再び世界の檜舞台で駆けずり回る彼の姿を見たいものです。


ロベルト本人はこの移籍に関して


『今年はコリンチャンスにとってとても重要な年。

100周年であり、さらにリベルタドーレス杯への出場権も

獲得しているんだからね。』


と至って意気旺盛。


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そして、何といっても、このチームには、ブラジル代表とマドリーで

共に汗をかいた盟友”ロナウド”がいます。


ブラジル屈指の人気チームながらリベルタドーレス制覇の経験がない

コリンチャンスのサポーターにとっては、期待大のシーズンとなるはず。


『僕がこのチームにやってきたのは、リベルタドーレスに勝つため。

僕自身も経験のないこの勝利を収めれば、ブラジルにとっても大きな

祭典となることは理解している。』


そんなロベルトの言葉に応えるように

駆けつけた6,000人のサポーターは、彼の名前を連呼。

地元では、その盛り上がり具合を、ちょうど1年前の

「ロナウドが入団したときとは大違い」と笑みを見せたのだとか。


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さてさて、


盟友ロナウドを”兄弟”と呼び、36歳である自身を”22歳の意気”と

表現した彼の左足は火を噴くことができるのか?


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