栄冠の行方は??
アトレティコ・マドリードの意地
今シーズン、不甲斐無い成績が続き、
チーム内にまで不協和音が響き渡っていた
アトレティコ・マドリード。
彼らがコパデルレイでとんでもないことを成し遂げました!
アトレティコ 5-1 レクレアティーボ・ウエルバ
『そうだ!これがアトレティコだ!』
レクレ相手に、1stレグで4-0で大敗したアトレティコに漂っていたのは
まさに、絶望の極み…
キケ監督ですら「誰か俺を困らせない選手探さなければ」と試合を振り返った
直後のリーグ戦でバジャドリードに大勝して見せましたが、
相手は2部のレクレであるとはいえ、
誰が4-0の後に、1-5で勝利すると予測したでしょうか。
Atlético de Madrid:
De Gea; Ujfalusi, Perea (Ibrahima, m. 82), Domínguez, Antonio López;
Reyes, Jurado (Raúl García, m. 74), Assuncao, Simao
Forlán, ''Kun'' Agüero (Valera, m. 84).
Recreativo de Huelva:
Bernardo; Córcoles, Troest, Mora, Peña; Jesús Vázquez
Aitor (Candeias, m. 84), Javi Fuego, Pablo Sánchez (Barrales, m. 67),
Fornaioli, Álvaro (Carmona, m. 52).
Goles:
1-0, m. 20: Simao
2-0, m. 23: Agüero
3-0, m. 38: Ujfalusi
4-0, m. 61: Agüero
4-1, m. 70: Carmona
5-1, m. 82: Simao
アトレティコはこれでベスト4進出。
各紙が”歴史的逆転勝利”と伝えたこの勝利を機に、
「実力を兼ね備えた選手は揃っているのに、勝てないアトレティコ」
を脱却できるのかどうか??
グティー「ひなげしでも摘んで来い!」
前節、アルコルコンの悲劇以来、久々の試合出場を果たしたのが
レアルマドリーのグティー。
あの試合から、監督との確執、移籍、虚偽発言など
様々な報道がされる中で、再びマドリーのユニホームを身に付けた
彼が、本当に久方ぶりの合同会見に臨みました。
しかし、この会見は、記者人にとっては、
少々残念な会見となってしまったようです。
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『マドリーを離れることを考えましたか?』
―キミはラジオMARCAを辞めることを考えなかった?
『いいえ、この2ヶ月。何のオファーも受けていないので。
―そうかい。それなら実際にはあり得ないことを省いて、
しっかりした報道を心がけてくれ。
(恐らく、アルコルコン戦にロッカールーム内でペジェグリーニとの
口論を繰り返したという報道を指すのでしょう)
『そうですか。私は、正しい報道をしたまでです。』
―それじゃ、それまでだ。僕の答えはそれだけだよ。
『多くの人たちが、あなたが長期間抱えたとされる故障について
疑問を持っていますよ。』
―僕にはとても馬鹿げた質問に思えるよ。
そんなことに答える必要があるのかな。
そんな質問はドクターにでもして欲しいものだね。
もしも信じられないのなら、エコーに写った血腫を見るしかないよ。
それだけだ。それ以上説明することはない。
僕はサッカー選手だ。マドリーに貢献しなければいけない。
僕はいつだってプレーしたいんだ。僕がプレーしない時、
それは怪我をしたということ。
それを信じてもらうしかない。
信じないのなら、野原にひなげしの花でも摘みに行ってくれ。
『あなたは、その怪我を治すために努力をしましたか?』
―僕が睡眠不足に見えるかい?
『私からは眠そうは見えませんが…』
―僕がおかしな顔をしてるとでも言うのかい?
キミは、朝起きてすぐに、
自分の仕事についてじっくり考えられるか?
『ええ。万全なくらいに。』
―そうかい。僕も同じことだ。
『あなたにはオファーは届いていましたか?』
―ひとつもない。
『もしオファーがあったら受けていました?』
―ありえない。僕はマドリーで引退する。
『マスコミとの関係悪化の原因は、
ペジェグリーニとの関係や故障を疑ったからでしょうか?』
―問題はない。僕が逆に聞きたいくらいだ。
僕はとても落ち着いているよ。
どうか僕が人を殴るような人間として見ないで欲しい。
僕は謙虚な人間なんだ。
『それでは、なぜそんなに受身で、
かつ傷心しているのですか?』
―キミが質問して、僕が答えているだけ。
『それでは聞きます。なぜそんなに攻撃的な口調なんですか?』
―これが攻撃的だって??
『そう思います。』
―言っておくけど、今は人生で最も幸せな時なんだ。
クリスマスの間、すっと家族と息子と過ごし、
そして練習に復帰できたんだからね。
『あなたは、新聞各社が嘘を書いているというのですか?』
―なんの感情も抱いていない。何も起こっていないんだ!!
キミは記者でなく、心理学者みたいだね。
言いたいことがあるなら、診察室にて君と僕でふたりで話そう。
僕は全て答えてきた。当時から何も傷心していない。
ただ、血腫が僕のプレーを阻んだだけだ。
何もないんだ!!
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明らかに冷静ではないグティーに対し、食い下がる記者陣。
怒っているというより、やや嘲笑うように対応するグティーは、
こうして更にマスコミを敵に回したことでしょう。
結果はどうあれ、つい最近まで、公の場での発言さえ
制限がされていたにも関わらず、
クラブ側がグティーにこうした場を与えたのは、
マドリーが彼の自由を容認したことになるはずです。
そういう意味では、彼にとって喜ばしい場であったはずなのですが…
これらは、決して褒められた対応ではないですが、
これもグティー。
会見では、記者達を敵視し、子供じみた対応でしたが、
どうかグランドでは、本来発揮すべき闘争本能を取り戻し、
勝利に貢献して欲しいものです。
ラウルよりベンゼマ
イグアインの戦線離脱により、
現地紙の紙面に久方振りにラウルの名前が踊っています。
イグアインは全治3週間。
彼の代役はラウル・ゴンザレスか?
それともベンゼマか??
皆さんはどちらを推しますか??![]()
次節、サンマメスでのアスレティック・ビルバオとの厳しい試合を前に
ペジェグリーニ監督は、そんな選択が迫られることになります。
スペインAS紙は、
「ベンゼマか?ラウルか?」を決するネットアンケートを決行。
なんと、9450人の回答中85%が、
『ベンゼマのスタメン』
と希望していることがわかりました。
もはや主役としての立場を失ってしまったラウル。
ここまで25試合中、スタメン出場11試合に止まっている彼には、
もはや大半のマドリディスタも救いの手を伸ばさないのか?
去る9月、ベンゼマとラウルは、ロナウロとカカと共にスタメン出場を
果たしたものの、この日の4-2-2-2のシステムは機能せず。
それ以来、ペジェグリーニが彼らの名前を列記することはありません。
ここまで10試合連続でベンチ生活を送っているラウル。
この状況に対し沈黙を守っている彼は本当に限界なのか?
クラブ首脳陣、マドリディスタ…
周囲が彼を「主力」とは見なさなくなったとしても、
彼自身が自らを『重要な戦力』と信じ、
準備を続けることを止めなければ、
きっと彼が輝ける機会が訪れるはず。
そんなことを信じて止まない自分がいます。
『俊輔対策』へ緊急会議
巨額の投資によって獲得され、エスパニョールの銀河系と
持て囃されていた中村俊輔は、今や事実上の戦力外。
様々な経済効果を期待していたエスパニョール経営陣は、
彼の状態が上向くどころか、期待するポジションから遠のいている
状態を深刻に危惧。
日本サッカー界への復帰など選択肢にしていない
エスパニョール経営陣は、来週にも緊急対策会議を開催する見込みです。
バルセロナ現地紙によると、
会議に招集されるのは、彼の代理人であるロベルト佃氏。
ロベルト氏には、フィジカル調整が不足し、試合で活躍できる状態にない
中村俊輔についてのヒアリングがされるとされており、
この内容に応じたフィジカル調整のための特別メニューが組まれる
ことが予想されています。
ここ数日、俊輔が練習場からの帰宅が、最も遅い選手に属するらしく、
全体練習後も、時間を掛けたトレーニングをしている様子。
前節のサラゴサ戦後もスタジアムを一時間後に後にするなど、
試合に出場しなかった際、岡田監督から義務付けられたトレーニングを
行っているという話です。
体力面以外にも、スペイン文化への適応に苦戦するなど
生活面での障害の少なくない彼ですが、
どうやら、彼の家族も近くバルセロナに転居する見込みで、
精神面でのバックアップを得ることで、彼らしさを取り戻してくれることが
期待されています。
そして、チームの指揮官であるポチェティーノ監督は、
迷える中村をサイドアタッカーに専念させると明言。
このチームにおけるプレースタイルに迷走する彼の困惑払拭となるか?
先週の非公開の練習では、ゲームメーカーに指名されるなど、
周囲の協力体制は万全。
十分すぎる環境が与えられる中での
”劇的な復活”へのお膳立ては整っています。













